怒りの大村愛知県知事
◉愛知県常滑市で開催された、ヒップホップ系の音楽フェスティバルNAMIMONOGATARIですが、大村愛知県知事もデタラメな運営に、怒りの抗議です。運営会社の社長に対する情報も、ポツポツ出始めていますし。このまま、運営会社も参加アーティストも、公共施設の使用はお断り、となりそうです。
【音楽フェス“県が酒の提供を容認した事実ない” 愛知 大村知事】NHKニュース
29日に愛知県常滑市で開かれた野外の音楽フェスティバルが感染防止対策が不十分なまま酒の提供も行われたとされる問題で、愛知県の大村知事はイベントの主催者が30日夜に発表したおわびのコメントについて「県が酒の提供を容認した事実はない」と指摘しました。
(中略)
主催者はコメントで酒の提供について
▽過度な飲酒でなければ酒の提供も可能だと愛知県から話をいただいたとか
▽キャンセルできない酒について販売すると県の担当者に報告し、1人2杯を限度に販売した
などと説明しています。
これらの点について大村知事は31日午前、会見を開き「県が容認した事実は全くない。あたかも自分たちに言い分があるように言うのは極めて遺憾だ」などと指摘しました。
写真は、常滑焼のタヌキ。noteのフォトギャラリーから。信楽焼のタヌキとは、趣が違っていいですねぇ。
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■証拠の動画が残ってる?■
ツイッターの方でも、声明を発生されていますが、気になる部分が。非常に内容が詳細で、反論内容が具体的なんですよね。Twitterでの指摘でなるほどと思ったのは、これってzoomでのリモート会議だった可能性が高く、録画されてた可能性が高いんですよね。自分もzoomを使うようになって、機能の便利さに驚きましたが。そのひとつが、録画機能なんですよね。zoom以外のアプリケーションの可能性もありますが、いずれにしろ録画機能はあるようですし。
つまり、言った・言わないの不毛な言い争いがなくなり、言質を取られている。だから大村県知事も、かなり怒ってますねぇ。当然ですが。嘘ついても大丈夫、やっちまったもん勝ちという、主催者の態度が明確なわけです。ハッキリ言えば、愛知県や常滑市はチョロいと思われているわけです。しかし、こうやって文言まで訂正してくるとは、かなり本気ですね。今後の、この手のフェスの公共の会場貸し出しは、住民が許さないでしょう。令和の美空ひばりと神戸芸能?
■飛び火して表現の不自由展■
ついでに、大村知事に対する秀逸なツッコミをタイムライン上で見かけたので、転載しておきますかね。自分は言論の自由を信奉するものですから、あいちトリエンナーレの表現の不自由展は、開催しても問題ないという立場です。しかし、今回の件で大村都知事が公共機関の箱は貸せないとか補助金を払えないとか言い出すのなら、それは表現の不自由展の開催に反対していた人達の論理を排除することとは、相容れないということです。
もちろん、この運営会社や参加アーティストが、民間の会場で自分たちの自己資金でコンサートやライブを開催しようが、それは自由です。つまり、表現の不自由展に対する批判の一部は、ある程度の整合性を持っていた、と言う部分は認めないといけないんじゃないでしょうかね。自分は一貫して、開くのは問題なしという立場ですが。慰安婦少女像の横にライダイハン像を置けば、被害者も加害者も同じという、相対化はできてより深い意味を持ったかな、と。
どっとはらい( ´ ▽ ` )ノ