阿部岳対西村博之
◉X(旧Twitter)を見ていたら、沖縄タイムス社の名物記者・阿部岳記者のポストが流れてきました。論破され王こと西村博之氏のポストに対する、引用ポスト、辺野古基地移転反対派の愚行に巻き込まれ警備員が死亡した事件についての、反論なのですが。その内容があまりにもひどかったので、noteにして検証してみたい思いました。
ヘッダーはnoteのフォトギャラリーより、阿部岳記者のポストのスクリーンショットです。
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■論破され王のポスト■
詳しくは、上記リンク先の全文を、ぜひお読みいただくとして。阿部岳沖縄タイムス記者が引用した、西村博之氏の元ポストも、議論の資料として下記に転載しておきますね。論破され王こと、西村博之氏が雑でデタラメなことを言うのはいつものことですが。まぁ、もうちょっと調べてから書いてはいかが、とは思いますが。自分も人のことは言えませんので。
また車道はともかく、パートタイム座り込みによる抗議が、過去に行われていたのは、周知の事実。さらに、実際に過去の動画とか見ても、車道に座り込んだり、車両の下に潜り込もうとする活動家の姿は、観察されていますよね? そこでの混同はあるでしょうね。まぁ、ダメっちゃあダメなポストですが。
それでは、阿部岳記者のポストの検証を。
■阿部岳記者のポスト■
①事故が起きたのは「辺野古基地前」ではなく、15km離れた名護市安和
事故が起きたのは辺野古基地前ではないにしても、名護市安和も同市辺野古の新基地建設に使う土砂を搬出する安和桟橋のある地域。辺野古基地移転問題で、活動家が狙ってイヤガラセを続ける場所であるという点では、混同したのは仕方がないのでは? 15キロを遠いと見るか近いと見るかは、人それぞれでしょう。また、辺野古基地前で事故が起きたとは言っておらず、論破され王の1行目は、反基地活動の指摘といえなくもない。
②誰も「座ろうと」していない。牛歩
はい、馬脚が出ました。何が牛歩ですか。今回の件は、警備員が活動家の女性を止めていたら、その脇をする抜けても一人の活動家女性が飛び出したので、止めようとして起きた事故です。そんな牛歩がどこにありますか。まさか超高速牛歩とでも言い訳しますか? まぁ、牛も興奮したら猛スピードで走りますし、人間より高速ですけどね。猛牛歩とでも呼びますか?
③歩道を歩行者が歩く牛歩はただちに「違法行為」にはならない
歩道? あんたのところの新聞社が「車道」って、書いてるじゃないですか。歩道でもなければ横断歩道でもない、車道に飛び出したら、立派な道路交通法違反の可能性が、高いんじゃないんですか? 争いは同じレベルでしか起きないって、名言ですね。論破され王と同レベル。
こちらの『死亡した警備員 女性を引き留めようと巻き込まれたか 安和桟橋での事故』という記事でも、解説用の画像では歩道ではなく車道で起きてると認識できるイラストが付いていますね。
これでは、名護市辺野古と名護市安和を混同したり、座り込みと超高速牛歩を混同した論破され王と、五十歩百歩のような。ただし、ツッコミを入れた側が同レベルって、責める側の有利さ・後出しできる側の有利さを思えば、阿部岳記者の方が劣っているといえそうです。
「能ある豚は爪を隠す」
「鷲だろ、バ〜カ!」
どっちもどっちですが、後者が阿部岳記者、と。
④抗議の女性が重傷であることには触れない
……はぁ? なんで論破され王が活動家女性のことを、わざわざ言及する必要があるんですか? 重症を負った活動家女性は、いわば自業自得じゃないですか。例えるなら、34人を死に追いやった京都アニメーション放火殺人事件を悼むのに、犯人が重症を負ったといちいち言及する必要が、どこにあるのか? だいたい「犯人は34人も死に追いやりましたが、彼だって瀕死の重傷を負ったんですぅ」って、なんの擁護にも公平性にもなりません。阿部岳記者が言ってるのは、それと同じレベルのトンチンカンな話です。
それなら、『辺野古移設抗議の女性ら2人ひかれ1人死亡』と、まるで活動家女性2人が轢かれて、その内の1人が死亡したかのような見出しを掲げた桜ういろう通信社こと、共同通信社にも講義しろって話です。活動家は尊いと、思っていることが無意識に出てくるから、こういう世間の感覚とずれた意見が出るんでしょうね。日本の左派マスコミは、感覚が麻痺しています。
■デマか思い違いか?■
阿部岳記者による論破され王への反論への、自分の疑義は以上ですが。それでは、阿部岳記者の最後の文章にも、ツッコミを入れておきます。
「死傷者2人の重大な事故を、デマ拡散と沖縄攻撃に使わずにいられないのがひろゆき氏。」
辺野古のパート対み座り込みを暴露されてから、山城博治氏らの暴力的な活動の実態が一気に動画で拡散され、一気に悪評が広まってしまいました。だから辺野古基地移転反対派は、論破され王こと西村博之氏を目の敵にしています。特に、執拗なのが沖縄タイムス社の阿部岳記者です。その前提を踏まえた上で、今回のX(旧Twitter)上での言い争いは、争いは同じレベルでしか起きないという言葉通り、低レベルな争いだと思いますが。あえて言えば、西村博之氏のポストが雑だとすれば、阿部岳記者のポストは悪質だ、と自分は思いますけどね。
西村博之氏のポストは、事実誤認が多いです。でもそれをデマと呼ぶか思い違いと呼ぶかは、不正と不当の論争より不毛ですね。禿げたオッサンです。パイパンです。論破され王のポストをデマと呼ぶなら、牛歩と強弁し車道を歩道と強弁する阿部岳記者のポストも、充分にデマと呼べませんか? 個人的には、どちらもデマは過剰修飾だと思います。その上で、今回の事態を間接的に招いた沖縄のマスコミである沖縄タイムス社と琉球新報社の関係者は、自分たちが間接的に死亡事故に加担したという自覚はないのかと、詰問したいですね。だから、自分は悪質と表現しました。
こちらのnoteも、興味があったらどうぞ。ただ、自分たちの脱法的な抗議活動が今回の事態を招いたのに、ダンプの発進合図が〜とか、責任転嫁して謝らない活動家連中には、ほとほと呆れました。山城博治氏とお仲間の、暴力的な抗議活動の動画がSNSで拡散し、呆れられたのが浅間山荘事件なら。今回の警備員巻き込まれ死亡事故は、総括リンチ殺人事件の発覚と、比肩される出来事でしょう。あの事件で左翼学生は大衆の支持を失い、学生運動は一気に退潮するのですが。今回の件も、サイレント・マジョリティはどん引きしています。阿部岳記者のポストも259万閲覧・4173イイネ・イイネ率0.16%と、完全な炎上状態。反基地活動の、潮目が変わるでしょう。
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