風評加害と活動家二世問題
◉今ごろになって、反原発鼻血教が復活するとは……2011年ではなく2024年ですよね、今は?
まじに、何にも情報をアップデートしてないか、周囲の悪い大人の教えを鵜呑みにしてるのか、はたまた確信犯的言いっ放しのか? 左翼活動家界隈に、新たなスターが誕生したようです。
ヘッダーはnoteのフォトギャラリーより、メイプル楓さんのイラストです。
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■周回遅れのデマ■
詳しくは、上記リンク先の全文を、ぜひお読みいただくとして。鴨下くんがリンクしている、ブログの方も転載しておきます。
デタラメですね(断言)。出血に関しては、家庭の医学でも「全血液量の約30%(体重50kgの人で1200mL)以上が短時間で失われると血圧低下となり、さらに40%(1600mL)以上の出血で意識がなくなり生命の危険があるといわれます。」という医学的な事実があります。小学生の体重は、25キロから45キロが全国的な標準値です。そして、洗面器はAmazonや楽天を見ると、Sサイズでも2400mLぐらいあります。大型のものなら4000~5000mLとか。体重25キロの子供なら、小型洗面器の4分の1の量の600mLでも、命の危険です。
ブログ内の「レジ袋や洗面器で鼻血を受けながら歩いている子ども」なんてのが、荒唐無稽なデタラメだと、医者や科学者でなくても、ごく常識的な知識の組み合わせで、理解できます。まぁ、それができずにデマに引っかかる人間は多いのですが……。おそらく、昔は「洗面器いっぱい」とか言ってた活動家が、各方面でツッコミを喰らいまくって、表現を曖昧にしたんでしょうね。だいたい、何処の避難所でそんな状況があったのか、書けない時点で典型的なデマのパターン。「友達の友達が聞いた話」ってパターンですね。もう既に、信じるに値しないデマゴギストだという疑いが、パンパンです。
■常識さえない■
全国の病院や癌センターでの癌治療で、放射線治療受けた人が、鼻血を出しまくっているかと言えば、ごく少数で統計的に有意な数字ではないです。もちろん、ゼロではないです、当たり前ですが。これを悪用してくるので注意が必要です。ゼロでないことと多くがそうであることは、0.1%と51%ぐらい違います。よく知られているように、放射線治療で典型的なのは、毛髪が抜けることです。かの名作『はだしのゲン』でも、原爆投下後の広島に救援で入ったおじさんが、毛髪が抜け下血して、死に至ります。主人公の中岡ゲンも、頭髪が抜け、死の恐怖に囚われるシーンがありますよね。
ところが、福島の風評加害者は、鼻血鼻血とにかく鼻血で、頭髪が抜けたとか、そういう例を示せないんですよ。また、放射線治療でも、消化管や肛門からの出血(=下血)や、気道や肺からの出血(=喀血)や、胃や食道からの出血(=吐血)があり、鼻血はその中の出血の一例です。理由は簡単で、鼻クソほじっても出ることがある鼻血は、鼻腔内の粘膜は口内や大腸内よりも弱く、お手軽に風評被害を煽る手駒として、便利だからです。下血・喀血・吐血したとか、そんなの学会で報告されるレベルですし、左派マスコミも嬉々として報じますから。
■逆プラセボ効果■
また、人間は催眠術をかけられ、ただの木の棒を焼け火箸だと思い込まされると、木の棒が当てられた前腕の部位が赤く腫れます。思い込みによって、身体に異変が出るわけで。前腕という、人間の皮膚の中ではかなり強い部類ですらそうですから、皮膚が薄く出血しやすい鼻腔は、原発事故の後遺症で鼻血が出ると強く思い込んでる人間では出やすくなると言う、当たり前の話。でもそれは、逆プラセボ(プラシーボ)効果=ノセボ効果みたいなモノで、毛髪が抜ける事例は、ストレス性の円形脱毛症にならねば、難しいです。だから、あの人もこの人も毛が抜けたって話は、寡聞にして聞かないのです。難易度が、鼻血よりもはるかに高いから、当然です。
こんなの、別に医者や科学者じゃなくても、常識の組み合わせで理解できることです。いかに彼の周囲に、悪い大人が多いか、推測させる。『美味しんぼ』でも、非科学的な鼻血描写は出てきましたが、雁屋哲先生自体があれから10年以上、81歳の今になってもご健在ですしね。ちなみに、その『美味しんぼ』の発行元の小学館の役員が、安倍元総理暗殺に喝采を送り、テロリストを様付けで賞賛してると聞き、暗澹たる気分になったものですが。鴨下クンの周囲の大人も、そのレベルと言うことですかね。風評加害者としての
■科学的な無知■
鴨下くん、何かもうポストするとドンドン、コミュニティノート砲が炸裂しています。
コミュニティノートも転載しておきます。
マグネシウム系固化剤を、まだこんなこと言ってるのか……という感想です。ちょっと検索すれば、表層の汚染土壌を固化して剥ぎ取りやすくするためのマグネシウム系固化剤で、安全なのは簡単にわかります。だいたい、マグネシウムなんて海水にも含まれ、牡蠣などにも含まれ、不足すると骨の形成に影響が出たり筋肉の痙攣が起きやすくなり、さらに不整脈や虚血性心疾患、高血圧など心臓にまつわる疾患が出ます。パソコンのボディにも使われる、軽い金属ですが、水酸苦土肥料、硫酸苦土肥料などの肥料にさえ使われています。
鴨下くん、科学的な知識がなさすぎます。しかも、とっくに論破されたことしか言わない。彼に誤情報を吹き込んだ悪い大人が、とっくに論破されても無視するか、論破されてることさえ気付かず、情報をアップデートできていないんだろうと邪推します。そして、彼がそれを鵜呑みにする。おそらく、活動家二世ではないかと、𝕏(ペケッター)で推測したのですが……ビンゴでした。どうやら彼は、筋金入りの活動家二世のようです。
■活動家二世問題■
鴨下くん、そもそも早い段階で避難所から移動しています。そう、彼は福島第一原発事故の当事者という部分を強調していますが、割と幼くして福島を離れ、現在進行系の当事者とは言い難い状態なのに、福島在住の林氏や阿久津氏に、攻撃的な言辞を投げつけ、激怒させています。
さらに、こんな驚くべき情報が。鴨下くんの父親は、小金井では有名な資産家の一族で、にも関わらず
世田谷自然左翼ならぬ、小金井富豪左翼? なのに、公営住宅に居座っており、さらに伊方原発の訴訟にも母親が関わっていたりと、もうバラモン左翼の典型例ですね。加えて、かれの周囲には宗教団体の影もちらつきます。WBPC問題を追いかけてきた人なら、これらの団体に神戸の元反社のシャブ牧師など、怪しげな宗教人脈がチラつくのを知っていますが。どうやら日本カトリック正義と平和協議会が、彼とローマ教皇の面会に動いたようです。
日本カトリック正義と平和協議会――何やら、悪い予感がする団体名ですね。正義とか入れたがる団体は、どうにも身構えてしまいますね。で、Xの方でこんなリンクを教えていただきました。
SEALDsのイデオローグとされた、中野晃一上智大学教授と赤旗。ああ、これはもう数え役満ですね。はい、いつもの人たちでした。林氏の指摘が、正鵠ですね。
どうやら彼は、別名義で反AIの活動もしていたようで、無知を装った若者ではなく、確信犯的に反政府活動をアレヤコレヤやっていたようですね。ほっといたら、辺野古基地移転反対運動で、パートタイム座り込みにも参加しかねないですね。
これは、まともに相手する勝ちはないですね。もう、発言は受け売り金太郎飴で、父母の言葉を鵜呑みにして、菊地誠阪大教授とかに4時間もコンコンと諭されても、肯んぜないわけです。昔だったら、黒人差別をナンチャラみたいな団体が、長期間のさばっていましたが、今はネットの集合知で、簡単に横のネットワークが暴かれ、背後関係が洗われます。今後さらに、いろいろ出てくるでしょうね。日本のキリスト教界隈は、半島の影響(北も南も)を強く受けているので、そっちの情報も早晩、出てくるだろうと予言しておきます。
彼がいきなり、「落とし前」などという反社や旧しばき隊界隈が使うようなワードを持ち出してきたのか、自分の中では繋がりました。はい、個人の感想です。もう彼は今後、観察対象にしかならないですね。
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