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有権者を「劣等民族」と呼ぶ青木理氏・爆笑する津田大介芸術監督

◉津田大介芸術監督のポリタスTVでの、青木理氏の発言が、大きな批判を受けています。曰く、自民党に投票し続けるのは日本人が劣等民族だからとのこと。自虐ジョークという人もいるでしょうけれど、これは自虐ではありません。だって青木氏も芸術監督も、自分がその劣等民族の一員だとは、これっぽっちも思っていないでしょうから。

報道ヨミトキFRIDAY #170|自民総裁選&立憲代表選、斎藤知事に辞職要求、宜野湾市長選と沖縄4区問題、DNA型抹消高裁判決、大統領選テレビ討論……|ゲスト:青木理(9/12)#ポリタスTV

ヘッダーはnoteのフォトギャラリーより、フラダンスするブタさんのイラストです。

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■民族に優劣はない■

詳しくは、上記リンク先の動画を、ぜひ視聴いただくとして。劣等民族という表現自体は、ヒトラーがユダヤ人に対して使用した言葉であり、欧米ではシャレにならないという指摘も、ペケッターで見かけましたね。そもそも自虐ギャグであろうが何であろうが、民族に優劣はないというのは、一般的なコンセンサスではないでしょうか? 野間tpkn易通尊師とか「非対称性が〜!」と、手垢のついた詭弁を送り出しそうですが。そもそも、青木氏の発言は、自虐ギャグですらありません(後述)。

その劣等民族の有権者を今後、少しでも味方につけて、さらに自民党以外の政党───立憲共産れ新社民に、投票してもらう必要あるわけでしょ? 「おまえらは劣等民族だから自民党なんかに投票するんだ」と言われ、「そうか、自分は劣等民族だったんだ! これからは優等民族になれるように、立憲共産れ新社民にしなくちゃ!」と、目覚めると思うんですかね? バカバカしい。在特会と、いったい何が違うのか、自分には理解できません。

思い出した。津田大介氏は呉座氏を糾弾した例のオープンレターの呼びかけ人の一人であり、このオープンレターでは「中傷や差別的発言を、「お決まりの遊び」として仲間うちで楽しむ文化が存在していた」ことを極めて強調して非難し、「中傷や差別的言動を生み出す文化から距離を取ることを呼びかけ」→

https://x.com/_trukz/status/1835944582854680844?s=61&t=tcAJZFtthV9PcLEiLOD2MQ

類は友を呼ぶ、といわれても仕方がない状況では? まぁ、今回の二人とも肩書きは立派ですが、専門と呼べるような知識も経験も見識なく、言ってることはステレオタイプの受け売り金太郎飴屋って点で、よく似ています。だからこそ、典型的な選民思想左翼の本質が、ボロンと飛び出しちゃったんでしょうね。

■選民思想の由来■

なぜ彼らは、味方にしないといけないはずの有権者を、小馬鹿にして、こんなことを口にできるのか? ハッキリ言えば、世俗化した共産主義思想由来の、選民思想が原因です。ユダヤ教徒は、自分たちは神に選ばれた特別な民族であるという、思選民想を持っています。最後の審判で、虐げられてきたユダヤ民族は、至福千年の神の王国に入り、異教徒は皆殺し……とううのが、そのコアの部分です。ユダヤ教の分派であるキリスト教も、このコアの部分は引き継いでいます。

極端な話、国籍上はアメリカ人であろうがロシア人であろうが、ユダヤ教を信仰するユダヤ人は、国籍とかよりもユダヤ民族であることが、もっと上位概念であるということです。青木理氏や津田大介芸術監督も、日本国籍を有する日本人という区分よりも、もっと上位概念のリベラル民族、あるいは地球市民という感覚を、無意識に持ってしまっているんですね。だから、これは自虐ギャグではないんですね。アメリカ国籍のユダヤ人が、同じアメリカ人に劣等民族というような感覚ですから(もちろん、まともなユダヤ人は、そんなことは言いません)。

リベラルの矛盾まみれの奇妙な言動も、ユダヤ・キリスト教由来の選民思想ってわかると、キレイに繋がるんですよね。自分はこんなに優秀なのに世間が認めない……というルサンチマンを抱えて、精神的勝利で大衆をバカにする。彼らの発言がしばしば、自分は同じ日本人である、という感覚が喪失しているように見える理由です。ソビエト連邦時代の共産党幹部=赤い貴族が、同じソ連 国籍の大衆に対して「この劣等民族が」と言ってるようなものですから。自虐ギャグなんかじゃなく、他人事感覚の差別です。

■他人事感覚■

左派のこの、他人事感覚は昔からで。「日本人は〇〇に謝罪と補償をしろ!」という場合、自分もその同じ日本人であり、その補償費用は自分が払った税金から出るという感覚が、すっぽり抜け落ちていますよね。自分とは関係のないところから、誰かが頭を下げ、補償金が拠出されるような感覚。これを、他人事感覚と呼びます。自分が頭を下げたり、自分が私財を投げ打つのでもなく、他人に上から目線であーしろこーしろ、他責性とも表裏一体の、無責任さとも言えそうです。選民様には、下々の人間とステージが違うのでしょう。

さて、今後起きる可能性としては、
 ①荻上チキ氏のラジオ番組で、形式的な謝罪
 ②「劣等ではなく、列島です」と言い訳
 ③謝らずスルー

あたりでしょうかね。既に大騒ぎになってるのに、特にコレといったリアクションもないようですし、③の可能性が高そうです。そうやって、群馬県草津町の黒岩忠信町長への冤罪事件と同様に、謝れないリベラルの事例を、積み重ねるもヨシ。解散総選挙で負けるだけですから。


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