立憲民主党の捏造を元議員が告発
◉立憲民主党の本多平直議員が、ワーキングチーム内部での発言を何故か問題視され、辞任に追い込まれた事件。この件に関しては、自分も含めて多くの人間がSNS上でおかしさを指摘していたんですが。ついにご本人が、沈黙を破って告発。当時から、立憲民主党の内部にラディカル・フェミニズムが深く浸透しており、この意向に動かされて本多議員を追い込んだ、という推測が多くの人間によってなされましたが。御本人の告発を読んでも、案の定という感想です。
【「14歳と性交」発言は捏造だった! 大バッシングから1年…辞職した立憲民主党元議員が“覚悟の告発”】文春オンライン
昨年6月、「50歳近くの自分が14歳の子と性交したら、たとえ同意があっても捕まることになる。それはおかしい」と主張したとして、立憲民主党所属の衆議院議員(当時)、本多平直氏(57)が猛烈なバッシングを受け、離党と議員辞職に追い込まれた。
だが、騒動から約1年経つのを機に、本多氏は手記を「文藝春秋」に寄稿。問題の「『14歳と性交』発言」が党内で捏造され、外部に流出したことなどを明らかにした。
参院選を前に、立憲民主党の対応が問われる事態となりそうだ。
ヘッダーは立憲民主党の公式サイトトップページより、スクリーンショット。
◉…▲▼▲▽△▽▲▼▲▽△▽▲▼▲…◉
■仕組まれた追い落とし■
そもそも、発端が産経新聞へのリーク記事。これは、保守系の産経新聞に本多議員を〝売る〟ことで、立憲民主党内部の内ゲバという印象を弱めようという、計算づくの行為だったのでしょうね。もしこれが朝日新聞や毎日新聞、など左派系のメディアであったら、内ゲバ感が強くなったでしょう。産経新聞は低曲利用された形。いや、ひょっとしたら最初から出来レースだったのか、それは自分にはわかりませんが。疑わしいのは事実です。
そして、それを手動したであろうのは、性犯罪刑法改正に関するワーキングチームの寺田学座長であろうことが、初期から指摘されてもいました。妻である寺田静参議院議員は、『月曜日のたわわ』広告を案の定批判するラディカル・フェミニズムの中心的国会議員。この二人のバックに居るのが、福山哲郎前幹事長か? SEALDsの元メンバーが数多く所属する広告代理店『ブリージャパン』に総額で9億円ほどの立憲民主党の金を、流した疑いがあります。
■自由な議論なき立憲民主党■
本多元議員が記事中で「自由な議論を認めない、仲間を守らない、一部の世論に迎合するといった、今回の件で残念ながら私が痛感することになった党の体質」と批判するのも当然で、最初から議論を封殺する形で、追い込んだのはリアルタイムで事の成り行き見ていたネット民も、薄々感じていましたしね。党からの報告書も、どんな中立性が担保されたかもわからず、内容も誤字だらけで、学生のレポート以下と酷評されるような、お粗末なもの。
【14歳と性交 捏造発言で立憲民主を去った私 本多平直】文藝春秋DIGITAL
拡散された「発言」、ネットに流出した隠し録り。なぜそうまでして議論を封殺するのか?/文・本多平直(元衆議院議員)
野党共闘で、ジェンダーを全面に押し出したいラディカル・フェミニズム陣営からすれば、その問題の法律関係にも詳しい本多議員は逆に目の上の瘤だったのでしょう。左翼の敵は右翼ではなく、同じ左翼の別セクト。実際、穴だらけで性急なラディカル・フェミニズム界隈の意見に、本多元議員は疑義を呈した。そしたら、発言を捏造され、追い込まれ、謝罪させられ、辞職に追い込まれ、立憲民主党からも排除されたわけで。そしてその結果が、野党共闘の大敗。
■そして野党共闘大敗へ…■
某法政大学教授は、開票が始まってしばらくしてもなお、このままでは微増だとツイートしていて、ここまで証拠が突きつけられてもまだ美草すると思っていたのに、呆れ返りました。野党共闘で政権交代できるぐらい大勝できると、本気で信じていたのですから。どんだけ優秀な政治学者なんだと。勝てるはずがないんですよ。事前の政党支持率を見れば、菅義偉内閣への支持率は八つ当たりのように下がっても、自民党への支持率は殆ど変わっていないんですから。事実、テレビ朝日系ANNの事前調査でも、ジェンダーなんて3%しか興味がない。
3%って数字は、どんなに無関心の話題でも、アンケートの母数が多ければ、最低限は取れる数字ですから。この野党共闘の大敗から、国民民主党はより明確に政策本位の政党にシフトし、立憲民主党は無能な方の菅元総理が維新の会に喧嘩を売りまくって、生き残りを賭けていますが。ロシア連邦軍によるウクライナ侵攻という事態に、革新系野党の無策無能お花畑っぷりが、ようやく国民の多数派にも気づかれましたので。今夏の参院選、ぜひとも野党共闘で立憲共産社民れいわには、頑張って欲しいです。
どっとはらい( ´ ▽ ` )ノ