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Colabo問題:東京都若年被害女性等支援事業とネオ同和

◉同和問題の闇に鋭く切り込む示現舎が、東京都の若年被害女性等支援事業を『同和と酷似してならない』と、批判しています。確かに、類似性を感じる部分は多々あります。示現舎の批判は尖すぎて、西日本出身の自分などは、ヒヤヒヤする部分もありますが。現実問題として、反社会的団体の幹部が、同和団体の幹部だったりという部分は、あまり大っぴらに語られませんしね。だからこそ、この突破力は応援せざるを得ません。

【【Colabo問題】新宿震撼、歴史は 繰り返す! ネオ同和「若年被害 女性等支援」は こわい考】示現舎

東京都若年被害女性等支援事業の委託先の一つ、一般社団法人Colabo(仁藤夢乃代表理事)が運営するバスカフェに対して東京都は中止を要請。そこで同団体と支援者は3月22日、都庁前で抗議デモを敢行した。デモはYouTubeなどでもライブ放送されたが、一般人の眼には「こわい」の一語だろう。その様子はアップデートした同和、即ちネオ同和だ。

https://jigensha.info/2023/03/24/colabo-7/

ヘッダーは一般社団法人Colaboの公式サイトより、トップページのスクリーンショットです。

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■エセ同和行為とColabo■

ここらへんは、西日本と東日本では、温度差がありますから、ピンと来ない人も多いでしょう。自分も上京して、東京と関西・九州との同和問題の温度差に、驚いたものですが。逆に言えば、東京や東日本は、エセ同和行為に対する免疫が、少ないという部分があるのかも知れません。もっとも東京都の出版社や放送局はまだしも、似非同和行為の被害を受けたので、情報の共有はされていますが。

旧しばき隊界隈、神戸の指定暴力団山健組の関係者を自称する人物とそのお仲間が、和彫を見せびらかしつつ威嚇してきた時に、ピンと来た人はきたでしょうけれど。そういえば、一般社団法人Colaboの支援者で覚醒剤を使用して逮捕された牧師も、神戸でしたね。関西で覚醒剤を売りさばいているのは、北九州の指定暴力団工藤會ですが。示現舎が「文面から強い攻撃性、高圧さを感じてしまう。」と評した、一般社団法人Colaboの公式だか非公式だかわからない支える会の、ツイートも転載しておきますね。

「不利益と不快を感じさせられたら全て差別」だとか、「差別か否かというのは被差別者しか分からない」という独占的解釈権や独占的決定権を得ようとするのが、朝田理論のキモ。自分達は被害者であり、被害者の立場からの発言は法的な拘束力を超えて作用するというのが、そういう意味では似ていますね。これって〝法は貴人に及ばず〟の人治主義とも地続きです。これまた、中華の貴族や官吏、半島の両班階級の文化ですが。

■教育問題とColabo■

仁藤夢乃Colabo代表の言動には、ある種の集団イジメの類似性を感じるのですが。それは例えるならば、作家柏原兵三の自伝的な小説『長い道』を藤子不二雄A先生が漫画化した傑作『少年時代』で、軍国主義の象徴的存在であったタケシが、集団の力によって権力の座から引きずり降りされ、その後も集団でイジメ的暴行を加えられた、非常に嫌なシーンを想起される種類のもの。正義の仮面を被ったイジメの正当化……とでも呼ぶべきな。

藤子不二雄A『少年時代』より

その点に関しては、教育関係から、こういう興味深い指摘もあります。

「抗議というより排除型のいじめの一種である」という指摘は重いです。そう、仁藤夢乃Colabo代表やその周辺の抗議は、そういう側面があるように思います。柏原兵三が描いたのも、まさに戦後民主主義的な正義への疑義でした。しばいて作る満場一致の民主集中制、というのは、言い得て妙ですが。これはもちろん、正義を掲げて暴走した旧しばき隊界隈への、皮肉も含んでいます。在特会が極悪非道だから自分たちは正義、正義は暴走しても正義の、朝田理論2.0です。

■共産党とColabo■

さて、ここに来て何故か一般社団法人Colaboを、党をあげて擁護しだしたのが 日本共産党です。しかし、赤旗の記事を引いて擁護した、志位和夫共産党委員長のツイートですが……。このnoteを書いている時点で752万閲覧で2284イイネと、イイネ率が0.3%と、恐ろしい数字が可視化されています。他のもっと閲覧数が低いツイートでも3000も4000もイイネがついているのに、共産党支持者でさえこのツイートにはイイネをつけるのがためらわれるほどに、一般社団法人Colaboへの不信感が広がっています。

元々日本共産党は、部落解放同盟の朝田理論には強く反対し、対立する立場でした。しかし気が付くと、ジェンダーだLGBTだと声だけ大きな少数派に、屋台骨を乗っ取られてしまったような感さえあります。いや、ひょっとしたら立憲民主党などを乗っ取るために、侵食細胞として利用したのかもしれません。ところがその結果として、彼女らの発言権を強化してしまった面があるのかもしれません。このまま共産党かどうなるか、ちと怖いです。

いずれにしても、一般社団法人Colabo並びにWBPC問題は、共産党とか労働組合とか日教組といったアカデミズムやマスコミの問題と、被差別部落や在日コリアンや暴力団といった問題と、両方を内包しているという点において、戦後日本の諸問題の坩堝るつぼのような状況になってきました。昨年のロシア連邦軍によるウクライナ侵攻と安倍晋三元総理大臣の暗殺という、時代の大転換が起きた結果として、この問題が一般にも知られる形になったと。歴史の転換点に、私たちはいます。

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