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Webtoonの描き方

◉マンナビさんに、興味深い記事があったので。ずいぶん前のものですが、ご紹介を。スマートフォンの縦スクロール表示に適応した、Webtoonの書き方についての、かなりわかりやすい解説記事となっています。これから、Webtoonに興味がある漫画家や投稿者ならば、読んでおいて損がない内容だと思います。視線誘導の観点からも、Webtoonに興味がない人でも、勉強になります。

【Webtoonとは?読みやすいウェブトゥーンの作り方・描き方【コピンジャパン】】マンナビ

WEBTOON(ウェブトゥーン)とは縦にスクロールしながら読むことが出来るスマホに適した漫画表現になり、ほとんどのWEBTOON作品はフルカラーで連載されています。WEBTOON発祥の韓国をはじめ欧米市場などでも注目され、近年は日本でも多くの企業・出版社がWEBTOON事業に取り組むなど勢いを感じます。

今回はWEBTOONの特徴をお話したうえで、WEBTOONを作る際に読者の読みやすさにつながる基礎的な考え方・ノウハウをシェアしたいと思います。「WEBTOONを描いてみたいけど描き方がわからない」「作ってみたけどなんだか読みにくい」という漫画家・漫画家志望者の皆様、よろしければ参考にしてください。

https://mannavi.net/15894/

ヘッダーはnoteのフォトギャラリーより、

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■Webtoonの可能性■

Webtoonに対しては、ピッコマやLINE漫画などで、けっこう盛んですね。自分も『シャーロットには5人の弟子がいる』や『継母だけど娘が可愛すぎる』など、楽しく読ませて頂いています。アクションものとは相性が悪いですが、心象表現が多い少女漫画などとは相性がいいように思います。しかし、プロのマンガ家さんでも、こういう意見もあります。

個人的には、手慣れた表現の方が、自分の意図に合った表現ができるのは当然ですからね。江戸時代の近松門左衛門は、当時最高の娯楽であった歌舞伎ではなく、人形浄瑠璃に力を入れたわけですが。あれもあの時代のアニメーションみたいなもんですからね。映画関係者には理由もなくアニメを見下す人たちがいますが、表現に上下優劣はあまり関係ないと思います。

■問題は文字の大きさ?■

思うに、フルカラーの集団作業という点では、アメコミに近い部分もありますし、そうなると権利関係の問題も出てきますね。これに関してはデリケートな問題なので、有料部分でちょっと触れますが。個人的には無理に縦スクロールのWebtoon用に画面を構成しなくても、MANZEMIの『4SECONDs』で実験したように、iPhone などの縦横比に合わせた漫画の見せ方はあります。

『祖母から聞いた不思議な話』より

あるいは4コマ漫画でも、こんな感じで表示できます。

スマートフォンで表示してみれば分かりますが、これらの画像は普通に縦スクロールで、読める形になっています。スマートフォンの大きさによっては、やや文字が小さくて、読みづらくなるかもしれません。日本の漫画は18級か20級(全角文字で5ミリ)が主流ですが、最近は24級の写植を使っている漫画が増えているような気がします。画面構成やコマ構成を変えるWebtoonより、文字を大きくする方があんがい、良いスマートフォン対処なのかもしれませんね。

どっとはらい( ´ ▽ ` )ノ

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