オール沖縄、事故を防衛局に責任転嫁?
◉沖縄県名護市辺野古の新基地建設に使う土砂を搬出する同市の安和桟橋で、警備員と反対派の活動家が事故に会い、警備員が亡くなった件で。玉城デニー知事の支持母体であるオール沖縄会議が、抗議をしたようです。攻撃は最大の防御、という言葉がありますが。こうやって糾弾する側に回って、自分たちの瑕疵を追求させられないようにしているのでしょう。もちろん、現時点では事故の原因調査の、結論は出ていません。であるならば、自分たちの一方的な事故調査を元に、講義なども控えるべきでしょうに。
ヘッダーはnoteのフォトギャラリーより、メイプル楓さんのイラストです。他意はありません。
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■言い訳を用意して活動?■
詳しくは、上記産経新聞のリンク先の、全文をぜひお読みいただくとして。オール沖縄会議の言い分も、公平性確保の意味で、以下に転載しておきますね。というか、後々裁判になったりしたときに、彼らの言い分と実況見分などと比較するためにも、必要でしょうから。ただ、個人的な感想ですが、反捕鯨の環境テロリスト団体と同じで、この手の人たちは常に、言い訳を用意して行動をするんですよね。それも、弁護士とか法曹関係者に相談して、準備万端の上で。そういう部分が、結果的に反感を買っているようにも思います。
日本の調査捕鯨船第二昭南丸に、環境テロリスト側の超高速抗議船アディ・ギル号が体当たりしてきたときも、そうでした。海上の交通法規の基本を定めた『海上衝突予防法』では、船が衝突しそうになったら、右舷に舵を切るのが原則です。ところが、第二昭南丸が左舷に舵を切らざるを得ない角度で突っ込んできて、左舷に舵を切ったが間に合わず衝突沈没した際、国際テロリスト団体のシンパがテレビ番組でもしつこく、右舷に舵を切るべきルールを守らず衝突したので第二昭南丸が有責だと、ワンパターンの批判。
■コミュニティノート炸裂■
「要請は1時間近くに及んだ」とありますが、こんなのが要請ですか? ただの吊し上げ、あるいは要請のフリをしたパフォーマンスですよね。今回の件で動揺している、お仲間に「自分たちは無謬だ、悪いのは防衛局だよ」と、アピールする。少なくとも、自分はそう感じますね。必要なことを伝えるだけなら、15分から30分もあれば充分でしょうに。そうやって、お仲間向けのパフォーマンスを優先するから、一般の方は不快感を示す。事実、X(旧Twitter)の産経新聞公式アカウントの、この件を報じるポストは、リプライも引用も批判一色。
さらに、コミュニティノートもついていますね。もちろん、産経新聞への批判的な意図というより、情報の追加ですね。
少なくとも現時点で、オール沖縄会議が1時間も防衛局にドヤコヤ要請?をする根拠は薄弱であり、請求な断定は控えるべきでしょう。オール沖縄と言えば、山城博治氏が逮捕されたときも、最初は黄色い線を越えていないと、主張していましたが。映像が公開されたら、非を認めるでなく別の論点そらしに邁進。けっきょく、裁判に勝って世間に負けるを繰り返すのも、そういう独善性が鼻につくからですしね。運動を広げるには、そういう態度が一番まずいのに。もう日本の左派は、左右ともに10%程度はいる極端な意見の人たちにだけ受ければいいという、極左化が進んでいますね。
■大衆の支持を失う活動家■
しかし、「あなたは沖縄県民を1人殺してしまった責任者だ」とか、現時点で良く言えるなぁと。もうちょっと、保留すればいいのに。もし、事実が逆だったときに、被るダメージが大きくなるのに、こうやって平気で強い言葉を口走りますよね、この人たちは。前にも書きましたが、この事件は連合赤軍の総括リンチ殺人事件(山岳ベース事件)になると思っています。あさま山荘事件のときは、まだしも同情的だった国民の支持が一気に離れ、学生運動はセクト化し、内ゲバを繰り返すことになるのですが。この件に関しては、もへもへ氏の指摘が正鵠かと。まぁ、非を認めたら負けの無謬性信仰は、群馬県草津町の黒岩町長への誹謗中傷でも、さんざん見ましたが。
かつての反安保闘争で、樺美智子さんという過激な活動家の学生が、仲間とともに国会内に乱入し警官隊と衝突して、亡くなりました。警察病院の検死では、死因は胸部圧迫及び頭部内出血という状況から、転倒したところを仲間の活動家から踏まれて死亡した可能性が高いのですが、マスコミは彼女を悲劇のヒロインとして祭り上げました。でも、もうあの頃とは状況が違います。裁判などになれば、事故状況の動画とかが裁判所に提出され、判断されることでしょう。地裁では、変な裁判官が変な判決を出すことが多いですが、高裁や最高裁で、事実は確定するでしょう。
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