草津町長への名誉毀損で元町議らへ賠償命令
◉群馬県草津町の黒岩信忠町長が、計4400万円の損害賠償を求めた民事訴訟、元町議に275万円、ライターに連帯して110万円の支払いを命じたとのこと。別の元町議も訴えられていたのですが、こちらへの請求は棄却。まぁ、当然っちゃあ当然の判決ですよね。状況的には元町議の発言は、整合性が取れないデタラメで、電子書籍を一緒に発売したライターでさえ、虚偽だったと認めるレベルですから。
ヘッダーはnoteのフォトギャラリーより、メイプル楓さんのイラストです。
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■毎日も産経もベタ記事■
詳しくは、上記リンク先の全文を、ぜひお読みいただくとして。16日21時07分に産経新聞が、21時17分になって毎日新聞が、ようやく報じましたね。内容は予想通りのベタ記事で、通り一遍の無味乾燥な内容です。某東京大学名誉教授による事実誤認の町長批判や、某政党の副党首の韓国のセクハラ政治家を持ち上げて草津町長へ自死を促すようなポストや、北原みのり氏やフラワーデモが侮辱したことなど、一言も触れていません。予想通りですが、なんだかんぁです。
地裁の判決ですから、元町議が控訴すれば高裁や、最高裁まで引っ張るでしょうし。今回はあくまでも民事ですから、刑事事件ならこっちも最高裁まで争う可能性が。だって元町議、往生際が悪いですから。なので、最終的な判決が出るまで、コメントを差し控えたいというのは、ありだと思いますよ。でも、それならちゃんとそうコメントすべきではないですかね? そのことを批判されたり疑義を呈されたら、ブロックしていては、誠意を疑われませんかね? あの方々の倫理観は、自分のような小物には、ようわかりませんが。
■ネットにマスコミ敗北■
ちなみにこの件、自分がX(旧Twitter)で最も速く知ったのは、へな・ちょこおさんのこちらのポストでした。これが14時56分で、このあとガンガン拡散されて、このnote執筆時点で120万インプレッションを超えています。もう、新聞・テレビ・ラジオ・雑誌の旧メディアが、速報性でインターネットやSNSには勝てないのは、その構造上、仕方がないですが……。でも、市井のいちYouTuberが速報し、その後で緊急ライブでいろんなことを深堀りする。速報性ではもちろん、深さでも敵わないとか、もう時代の変化をヒシヒシと感じますね。
そして、専門性という部分で、本業の弁護士が毎日新聞の分かりづらい記事を解説しています。
ああ、275万円というのは、元町議の単独の賠償額で、ライターの賠償額は共同著者という形での電子書籍に対するものですから。110万円を、折半で払うのか、それとも1対9にするのか、そこはお互いの話し合いとかになるんですかね? ネットの集合知という点からも、新聞記者の専門知識が欠如している部分を、弁護士が解説してくれるのですから。もう、マスコミのバイアスのかかった情報よりも、こういう情報を突き合わせていくのが、まともな情報にたどり着けそうです。もちろん〝ネットDE真実に目覚めました〟の危険性はありますが、マスコミのダメさ加減を見れば、どこから情報を得るかでしかないような。
■毅然とした対応が重要■
ところで、三重交通の公式キャラクターの名前が、決定したそうです。けっきょく、悪質のクレーマーは相手にしないということが大事ですし、毅然とした態度で相手の要求を突っぱねないと。埼玉県のプールでの水着撮影会のように、下手にクレームに対応して妥協すると、法的根拠のない自主規制を、際限なく求められ続けますから。草津町長の件も、マスコミともどもスクラム オープンで来た連中に、屈しなかったのが大きいでしょう。
だんだん、和製フェミニストがどういう人たちなのか、どういう政治勢力やどういう思想と親和性が高く、どのような横のつながりがあるのか、この2年ほどの間に色々と可視化されてきました。もちろんあの人たちは、学者や弁護士や政治家やマスコミなど、深く根を張っていますから。でも、オープンレターに署名した人たちというポイントだけでも、だいぶいろんなものが見えてきましたしね。ネットの集合知とリーガルバトルで、戦える時代になりつつある気がします。
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