NHKがColabo謝罪で炎上
◉NHKが、民事訴訟中の問題について、いっぽうの当事者側に立った報道(と言われないように小賢しいエクスキューズを用意)をしようとして、事前磯の情報が漏れて放送を見送った問題。なぜか、一般社団法人ColaboへNHKは謝罪し、でも各方面から疑義を呈され、炎上状態です。取材内容の事前流出なら、その取材をした避難所アカウント氏への謝罪なら、わかります。でも、そこは報道されず、なぜColaboへの謝罪を朝日新聞や毎日新聞が報道(しかも両紙ともに有料記事に)するのか? 謝罪するなら、もう一方の当事者である暇空茜氏にもするのが、筋ではないか──というのが、疑義や批判をまとめた自分の感想です。
ヘッダーは安田浩一氏がX(旧Twitter)にアップした写真より。謝罪するNHK幹部の写真です。
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■不快で奇妙な謝罪写真■
避難所アカウント氏と一般社団法人Colaboは一体で、そもそもこの企画自体がColabo側の全面支援の上で行われた or 働きかけた取材だったとすれば、この謝罪は理路は通ります。本来ならば、暇空茜氏へのColabo側からの「大攻勢」の核になる報道となるはずだったのに、それがポシャってしまった。それどころか、その思想的な偏向を疑われる内容で、かえってNHKとColaboが批判される事態になったのですから。だから「計画遂行できずすいません」なら、非常にスッキリしますね。真実は解りません、個人の感想です。
直接的には、安田浩一氏のこちらのツイートが、執筆時点782.7万閲覧・5159イイネ・イイネ率0.06%と、大炎上です。サイレント・マジョリティーは、この絵面に不快感を覚えたようです。このままいくと、800万閲覧は楽勝、1000万閲覧の大台に乗るかも知れません(※加筆時には1250万閲覧突破)。イイネ率は0.05%台になるかもです。1436もの引用ポストもついて、リプライは批判や疑義だらけ。紛うこと無き炎上です。一般社団法人Colabo側は昨年の議員会館での大記者会見以降、なにかこう、小賢しいことをしてどんどん墓穴を掘る・傷口を広げることを、繰り返してる印象です。
資料的価値があるため、また評論のためにも、写真も転載します。
ところがこの写真、NHK側の佐々木貴志首都圏局コンテンツセンター長らしき人物、背広のボタンが留めてなかったのか、ネクタイはぶらり、後ろ手にして謝罪。しかも、スリッパもなく靴下ですね。足元の前方には、荷物を置いています。神原元弁護士らしき人物が、スリッパを履いてることからも、「令和のカノッサの屈辱か!」と、ツッコミが入っています。昔懐かしの学級会の吊し上げ強制謝罪や、同和団体の糾弾会を思い出した人も多く、そういうリプライや引用ポストが多数付いていて、引用ですら二桁万インプレッションがゴロゴロ。
■仕込みの茶番劇の疑惑■
さらにこの謝罪劇ですが、仁藤夢乃一般社団法人Colabo代表がX(旧Twitter)に挙げたこちらのツイートと写真で、別の疑惑が浮上しています。神奈川新聞や安田浩一氏の写真だと、謝罪しているのは1人・謝罪を受けているのは2人なんですが、こちらの写真では謝罪しているのは2人・謝罪を受けているのは3人になっています。それだけではなく、角度が違います。真横の構図と、NHK側が背後から撮られた構図と、写真自体が別撮りです。
このNHKの発言の、「誹謗中傷を扇動している加害者にわたってしまった。」って部分、暇空茜氏に対するColabo側の認識とNHK側の認識が同じだったと、自白してませんか? というか、暇空茜氏に訴えられかねない発言内容では? 裁判で係争中の事案を、そんな一方的な認識に立って番組作りって、怖いんですが…。まぁ、仁藤夢乃代表は話を盛るクセが指摘されていますので、本当にそんな事をNHK側が言ったか、確かめようもないですけどね。後ほどの考察で重要なので、添付写真も転載します。
これ、可能性としては以下の4つが考えられます。
なぜコレが大事なのか、ヒントは神奈川新聞の写真と安田浩一氏の写真に映り込んだ、右下の物体。カメラの三脚にも、伸縮式の杖にも見えますが、これが大きなポイントです。
■三脚ならば別の問題が■
もし三脚だとすると、仁藤夢乃氏のあげた写真と、ズレが生じるんですね。自分も仕事柄、写真はいちおうデジタル一眼レフを駆使し、三脚も一脚も状況によって使います。プロのカメラマンが使えないときのためです。三脚の脚が入る位置で、後方からの写真を撮ると、この左側のNHKの人が入った写真には、なりづらいです。三脚なら、NHK側が1人で謝罪している真横からの構図のパターンと、二人並んでの後方からの謝罪の後方からの構図のパターンと、2回に分けて撮影している可能性。
つまり、セッティングを変えて、謝罪写真を撮影してる可能性が浮上します。この写真を撮るために、何度も謝罪させるポーズを取らせ、撮影した可能性。どっちにしても、この謝罪と写真の底意が、透けて見えるのですが……。最初からこういう画作りを撮るために、こういう場を設けたという疑惑。テレビ放映では叶わなかった、「一般社団法人Colaboと仁藤夢乃代表は被害者」という印象づけるための、シナリオありきの茶番劇の可能性。
もちろん、その場合はNHKも共犯(共演?)ということになるのですが。真相は藪の中です。
■トリミングの謎と疑惑■
もうひとつ、カメラについてテクニカルな話を、少しします。写真って基本的に、フィルムカメラのときの縦横比を踏襲しており、デジタル一眼レフカメラは縦横の比率3:2が基本です。手軽に撮影できるコンパクト・デジタルカメラ(コンデジ)は、比率4:3が一般的です。また、映画の横長のシネマサイズの比率16:9に切り替えられる機種もあります。ところが仁藤夢乃代表があげた写真は、2.3:1という横長の比率で、パノラマ写真のように横長で、不自然ですね。
おそらく、下半分をトリミング(余分な部分を切り取ってバランスを整える写真の技術)したい理由が、何かあった? なぜ、こんなトリミングをする必要があるのでしょうか? そもそも、前出の安田浩一氏がX(旧Twitter)にアップした写真も、神奈川新聞の元の写真と比較して、左右をトリミングしていますよね? なぜこんなことをする必要があるのか。Yahoo!に転載された記事の写真が、もっともクリアだったので、以下にスクリーンショットして、転載しておきます。
このNHK幹部、本当は謝りたくなかったが、逆らえないレベルの上層部 or 発言力がある個人や部署からの圧力で謝らされたので、せめてもの抵抗で、ボタンをオープン・ネクタイぶらり・後ろ手・スリッパを履かず・荷物を足元の前方置きの、明らかに奇妙な謝罪で、「私は命令で、したくもない謝罪をさせられると、心ある人は気付いてください」という、シークレット・メッセージなのかも知れません。そして、NHK上層部が本当に謝らせたかったのは、ラスボスたる角田弁護士の可能性? あくまでも個人の邪推です。
■国会議員も動く事態へ■
百歩譲って、この謝罪がありだとしても、その場合は取材したNHKの金魯煐記者がいないのは、不自然ではないですかね? 幹部に頭を下げさせている絵面は欲しくても、金魯煐記者は写したくなかった? 幹部だけで謝罪は充分、という考え方もできますが。いちおう、出版業界に仁藤夢乃代表が生まれる前から、間接的に関わっている人間としては、疑問を持ちます。さっそく浜田聡議員が、NHK経営企画局へ、質問を送っています。
素晴らしいポストです。この、吊し上げのような写真について、一般人が持つであろう疑問の数々を、網羅してあります。こうやって、疑問が持たれるような事体に対して、すばやく国会議員が対応してくれるのは、ありがたいですね。長いので⑥以下は省略しますが、仁藤夢乃Colabo代表の長いだけで内容はないポストに比較して、こちらは最後まで読み応えのある内容で、ぜひ最後まで読むことをオススメします。浜田議員は、最初の情報リークの時点で、偏りを指摘されていましたし。
しっかしこの写真、極真空手と少林寺拳法が対立したとき、なぜか流れた大山倍達土下座写真(別の人間で偽写真です)なるものと同じ、嫌な気分にさせる写真なのは、同じですが。いずれにしろ、一般社団法人Colaboとそのシンパは、墓穴を掘ったり藪をつついて蛇を出したりを、繰り返しているように見えます。他人を責めることは得意でも、守勢に回ると脆いのか? 和製リベラルには、そういう傾向がありますが。さてさて、どうなることやら。暖かく見守りましょう。
ところで、聖職叙任権をめぐって対立したローマ教皇グレゴリウス七世と、ハインリヒ四世ですが。『カノッサの屈辱』を与えた側のグレゴリウス七世は、最後にどうなったか? 調べてみてください。驕る平氏は久しからず、諸行無常。
■追記:やはり杖でした■
暇空茜氏が、事実を指摘されていますね。二人現れたNHKの幹部の一人は、実際に両手で杖を使っている方でした。これで、リュックを背負ったままの謎も解けましたし、腕の位置の不自然さの意味がわかりました。両腕で杖を操作する人の、ハンドルがトンファー型についていて体重を乗せられるタイプだったようです。でもそれだと、絵面的に身障者へのイジメの吊し上げに見えて、かなり不味いので、神奈川新聞は解っていてトリミングしたんですね。そして、安田浩一氏はその人物の手が映らないように、さらにトリミングしたと。タチが悪いなぁ。
動画の存在も、暇空茜氏のYouTubeのチャンネル『暇な空白チャンネル』内で、指摘されていました。以下に転載します。
こちらが、その動画です。noteに埋め込んでリンクしておきます。
なんかもう、この界隈には関わり合いたくないですね。こんなことやって、良心が痛まないんですかね? 自分のやってることが恥ずかしくないなら、トリミングする必要もなく。堂々と出せば良いのです。やましさを抱えながら、画像編集や動画編集をして、ストレスが溜まりませんでしたか? そんなもの感じなかったというなら、自分の正義を信じてこんなことをしたのなら。
なるほど、正義は暴走しても正義ですね。呆れました。
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