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山本夜羽音先生急逝

コロナで入院されていたようですが、そのまま帰らぬ人に。

Twitterでは時々タイムラインに流れてきましたが、リベラル寄りの意見は賛成できないことが多く、でもときに賛同できる意見もあってリツイートしたりしたぐらいでした。個人的な交流もなく、また作品的には自分の好みのタイプのエロ作品ではなかったので、かなり距離はありました。ご本人は啓蒙エロマンガ家を自称されていましたが、自分のような保守派には啓蒙される部分は希薄でしたし、またセクハラ問題もありましたしね。ただ、そういうご本人の思想的な部分と作品の評価は別。

ここらへんのテクニカルな話は、編集者としても大いに納得の論考で、リツイートしました。作家の実体験から出る技術論は、貴重ですから。作品は自分の好みではなくても、そこはやはり影響を受けた人や、評価する人がいて。そこから新たな表現が出てくれば、自分はそれこそが文化だと思いますしね。自分がかつてリツイートしたツイートを、備忘録も兼ねて残しておきますね。ひょっとして、遺族がアカウントを削除するかもしれませんので。

こういう意見には、共感します。むしろ、左派からしたら舌打ちしそうな内容ですが。そこにお仲間に妙に忖度しない山本夜羽音先生の、価値があったと思いますし。ここで無理に心にもないことを褒めても、そこはウソくさくなりますし。あ、でもメガネフェチな部分には、共感はしています。そこには思想とかはなく、嗜好ですから。嗜好は人工的な思想と違って、本人の素のもっと脳の奥の部分も出ますしね。しかし、年齢が近い人間の訃報は、やっぱりガックリ来ますね。明日ぞ誰か知る。

山本夜羽音先生のご冥福をお祈りします。合掌

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喜多野土竜
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