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ハフポストの変貌

◉変われば変わるもんですね。イーロン・マスクに買収される2022年10月以前は、ハフィントン・ポストやBuzzFeedは、キュレーションチームという謎の社内組織によって、無闇矢鱈に依怙贔屓され、ゴリ押しされていました。それが、買収後は、閑古鳥が鳴いていたのですが。ここにきて、相本啓太記者が、福島に対する風評加害について、正論を連発していて、素晴らしいです。

誰に読んで欲しいか、と問われれば、まずは社民党の大椿議員や東京新聞の望月記者と答えます。

根拠もなく不安や危険を煽る発信や報道は確実に福島の人々を傷つけます。

もう処理水の話は飽きたのかもしれませんが、政治的立場に駆られた発信は人を傷つける。この作品を作ったのは高校生ですよ。

https://x.com/AIMOTO8989/status/1846891306502783223

ヘッダーはnoteのフォトギャラリーより、𝕏(旧Twitter)のヘッダーです。


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■福島に寄り添う■

詳しくは、上記リンク先の全文とリンク先の記事を、ぜひお読みいただくとして。ハフポストも、変われば変わるんだなぁ……という印象です。 問題児のくせに我が物顔の大椿裕子社民党副党首と、望月衣塑子東京新聞記者を名指しとは。たぶん、お仲間だと思っていた左派が、怒り心頭で。本人に直接会いたいとか言い出してくるかもしれませんが。圧力に負けず、がんばってほしいですね。朝日新聞や毎日新聞、東京新聞などのマスコミと、社民党の福島瑞穂党首と大椿裕子副党首の福島への風評加害は、あまりにも酷いですから。

【福島に向けられた罵詈雑言。作品に記録した高校生は、あえて「フクシマ」と向き合った】ハフィントンポスト日本語版

「放射能がうつる」「貧乏人はフクシマの米を食って死ね」ーー。10月、こんな誹謗中傷が張り付けられた作品がSNSで話題になった。作品にはどのようなメッセージが込められているのだろうか。制作した福島県の高校生を取材した。【メディアと差別】

https://www.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_670f1770e4b0c5b8c0afd225?l46

この記事自体も、とても秀逸です。左派が批判した問題を、あえて記事として取材し、真摯に向き合っています。ハフィントン・ポストを全肯定する気はサラサラないですが、少なくとも相本啓太記者の福島の記事は、高く評価しています。自分以外にも、キクマコ先生や林氏とかも、評価されていましたから。ほとんどのポストにコミュニティノートを喰らいまくっている、小金井の素封家の王子様と違って、自分が尊敬するアカウントも多く、相本記者を評価していますし。繰り返しますが、変われば変わるもんですね。左派でも、変わりつつあるようです。

■首相官邸テロ批判■

先日の、歯医者の息子でニートの御仁の、自民党本部と首相官邸に対するテロについても相本啓太記者、厳しい評価です、はっきり言って朝日新聞批判、キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━!!!!です。報道とは政府批判の道具ではなく、事実の報道が大事。日本の新聞記者とか、この基本的なところを、履き違えていますが。テロリストの動機を報道する必要なんかなく。積んであったガソリンの量や、入手経路の取材とか、記者クラブ制度におんぶにだっこの新聞記者だって、調べられることはあるはずなのに。まぁ、そういう調査能力はないか。

いつもと変わらず新聞は報道合戦に駆られて思考停止しているようですが、こういうテロ事件の被疑者の地取りや動機につながるような話をわざわざ出す必要があるのですかね。

名前さえ公開しない国もありますが、事件を起こせば自らの政治的主張を全国に広められると勘違いする輩もいると思うんですが。

https://x.com/AIMOTO8989/status/1847589716608372806

逆に言えば、朝日ってある意味、こういう報道をしない選択肢を取れる新聞社だと思ってたが。社内でしっかり議論できてないんですかね。

https://x.com/AIMOTO8989/status/1847605559375315129

なんですかね、朝日新聞の劣化は。これは、イデオロギー丸出しの元裁判官の反原発本を出す、岩波書店もそうなんですが。昭和の時代の権威が、どんどん堕ちていく。いや、もともとが大したことがなかったのが、化けの皮が剥がれているだけかもしれません。繰り返しますが、左派にもこういうバランスの取れた意見を吐ける記者が出るとは、感慨深いです。

■美味しんぼ批判■

さらに、沖縄の活動家たちが激怒した、『島耕作』問題についても相本記者、舌鋒鋭く切り込んでいます。でも、こうやって是々非々で批判する態度こそ、日本の左翼に決定的に欠けていたものです。日本の左翼は、自分に都合の良いときは擦り寄り、党派性で擁護しまくり、都合の悪いことはスルーしたり隠蔽までして、でも都合が悪くなると冷酷に切り捨てるのですが。是々非々でちゃんと批判し、褒めるべきは褒める。人間ですから、完璧には無理ですが、せめてそういう姿勢を見せましょうよ。今の若者は、そういうダブルスタンダードな大人に酷い目にあっていますから、大嫌いなんですよ?

この作者は真正面から謝罪したようですが、どうしても美味しんぼの被曝と鼻血を関連づけたような1ページを思い出します。

あの件で作者はきちんと謝罪はしていませんが、あの時どれほどの記者が怒ったでしょうか。

むしろ肯定するかのような報道もありました。なぜか福島に関する間違いは許される。

https://x.com/AIMOTO8989/status/1848329598716821665

なんと、『美味しんぼ』批判も繰り出し、鼻血描写にまで具体的に言及です。これは朝日新聞に加えて、週刊金曜日も敵に回しましたね。でも、こうやって、昭和の残滓が少しずつ精算され、一方通行の新聞・テレビ・雑誌・ラジオなどの旧メディアの時代から、双方向性のインターネットの時代へ。中村草田男が昭和のはじめに明治が遠くなったことを俳句に残していますが。令和はまさに、昭和の精算の時代になるのでしょう。もちろん、令和には令和の、新しい問題が起きるでしょうけれど。明治以来150年以上、日本の言論空間を歪めてきたマスコミが、変わるのは確実かと。
万機公論に決すべし。


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