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宇都宮LRTの成功がもたらすもの
◉宇都宮芳賀ライトレール線が開業して1年、乗客数も予想を上回り、地域の活性化にも役立っているようですね。開業前、何故か必死の反対運動をする人たちもいたようですが、実際に利用できるようになったら、大好評のようです。今後、導入を考えている地域には、良いモデルケースになりそうですね。
【宇都宮のLRT利用、開業1年で予測2割上回る470万人超…自治会長「こんなに活気満ちるとは」】読売新聞
次世代型路面電車(LRT)としては国内で初めて全線新設された栃木県の「宇都宮芳賀ライトレール線」が開業して26日で1年を迎える。地域の足として定着しつつあり、累計乗客数は予測を2割ほど上回る470万人超に達する見込みだ。沿線では子育て世代の流入も進み、街に活気をもたらしている。(宇都宮支局 井上暢)
ヘッダーはnoteのフォトギャラリーより、宇都宮LRTの写真です。
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■宇都宮芳賀ライトレール線■
詳しくは、上記リンク先の全文を、ぜひお読みいただくとして。LRT――ライトレールトランジット (Light Rail Transit)とは、市街電車などに使用される中量輸送システムのこと。アメリカ合衆国運輸省都市大量輸送管理局(現・連邦公共交通局)の定義によれば、「大部分を専用軌道として部分的に道路上(併用軌道)を1両ないし数両編成の列車が電気運転によって走行する、誰でも容易に利用できる都市の交通システム」とのこと。都市型の交通システムとして、秀逸なようで。宇都宮芳賀ライトレール線の導入に関しては、篠原修司氏の経緯のまとめが、コンパクトかつ的確に思えます。
宇都宮市「高齢化にともない、移動手段としてLRT作ります。渋滞も減ります」
— 篠原 修司@フリーライター✏️ (@digimaga) August 22, 2024
↓
共産党市議団「反対!LRTで渋滞が増える!乗り換えも不便!採算が合うわけない!」
↓
開業から1年後。予測を2割上回る利用率。渋滞も減る
↑
イマココ
宇都宮市「高齢化にともない、移動手段としてLRT作ります。渋滞も減ります」
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共産党市議団「反対!LRTで渋滞が増える!乗り換えも不便!採算が合うわけない!」
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開業から1年後。予測を2割上回る利用率。渋滞も減る
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イマココ
↓ソース
— 篠原 修司@フリーライター✏️ (@digimaga) August 22, 2024
反対運動https://t.co/wlZWDewVTJ
共産党と連帯して反対運動する市民団体の人https://t.co/KH0OarbJ5k
渋滞緩和の報告https://t.co/Nyob9gpOVY
予測2割上回る利用の報告https://t.co/EGI0ItBJ7z
↓ソース
反対運動
https://jcp.or.jp/akahata/aik23/2023-04-20/2023042001_07_0.html
共産党と連帯して反対運動する市民団体の人
https://response.jp/article/2014/11/08/236884.html
渋滞緩和の報告
https://www3.nhk.or.jp/lnews/utsunomiya/20240301/1090016961.html
予測2割上回る利用の報告
あらあらあら……共産党は、なぜ反対したんですかね? 労組ができず、自分たちの表にならないから、ですかね? 宇都宮ライトレールが運営。こちらは、る第三セクター方式の軌道事業者ですからね。そういえば、左派のデモに動員されるご老人たち、動労千葉(国鉄千葉動力車労働組合)の幟を持っている姿が、しばしば目撃されますが。まぁ、関係ないでしょう。全国にこういう形で、鉄道の代替となりうるライトレールが増えると、困るから邪魔して反対した、なんてことは絶対にないでしょう。絶対だぞ?(c.v 上島竜兵)
■これからのモデルになる?■
内容的にも堅調なようです。思うのですが、やはり新しい乗り物って、それだけでも心が踊るというか。自分は、乗り物酔いするので自動車は苦手なんですが、鉄道はそれがないので。田舎のディーゼル列車とか、新幹線とか、やっぱり好きですし。上京して、モノレールとか乗ったときは、嬉しかったですね。神奈川にも千葉にも、ありますし。上野動物園のモノレールとか、吊り下げ式のやつは都会にしかない、珍しい乗り物というイメージがありますから。仕事でのぞみとか使うときでも、やはり海が見えたり富士山が見えると、心躍りますね。鉄道オタクではないですが、各駅停車の車窓の風景は、いいですね。
運行会社によると、利用者は開業312日目に予測より約2か月半早く、累計400万人を突破した。休日の利用が1日1万人程度と当初予測の倍近くで、平日も1日1万5000~1万8000人と堅調だ。
人気が落ち着く3年後が、ひとつの勝負どころになるでしょうけれど。今の感じなら、なんとかなりそうですね。地上式の次世代型路面電車、というのが、コンセプトとしては良いですね。鹿児島市の路面電車、広島市の路面電車、東京都内の路面電車と、各地に味わいがある路面電車がありますが。都会の乗り物。少子化と過疎化は、もう止められないので、基幹部の大規模輸送路はともかく、ローカル線はドンドンと消えていきますから。でもそこに、時代にあった形で、導入できれば。個人的には、配線になったところに、無人の自動運転の小型バスとか導入してくれれば、ずいぶん助かると思うんですよね。
■古きを温ね新しきを知る■
東京に住んでいると、都市部でのマイカーは、本当に意味がないですからね。むしろ、原付バイクのほうが、重宝されるぐらいで。でも、都心部から離れると、こういう交通機関が必要に。堺市の計画は頓挫したようですが、神戸市など数都市で、LRTを新設する構想があるようです。人口30万人とか50万人の地方の大都市とか、そういう形での導入は面白そうです。関西は、近鉄や阪急、南海と私鉄が強いので、いろいろと思惑が複雑に絡みそうですが。旧来の路面電車の代替として、検討するところも出てきそうですし。
◆ LRT =ライト・レール・トランジットの略。低床車両や段差の少ない停留場で乗り降りしやすく、専用レールを走るため定時性に優れている。マイカーからの転換により、温室効果ガス排出の抑制も期待される。国内では、富山市が2006年に導入。那覇市が40年代の新設開業を目指し、和歌山市も導入を模索している。
松本零士先生の傑作『銀河鉄道999』とか、人間は新しい物好きと、古いものを大切にする、両方がありますしね。松本先生のデザインは、そういう部分が貫かれていますが。蒸気機関車に対する、ある種の愛着とか、やはり今後もなくならないと思います。実際、蒸気機関車とか、そのメカメカしい外見とか、空力を計算されつくされた流線型のデザインとは、また違う無骨さがあって、見飽きませんものね。新しいものが生まれれば、古いものを懐かしみ、保存する機運も生まれる。そうやって、人の世は生々流転、温故知新。
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