共同通信社が上川外相の発言を切り取り
◉上川陽子外務大臣が、出産を伴わない女性の価値を否定的に語った、と誤解される見出し記事が配信され、各方面から批判を浴びています。これは酷い、ほとんど捏造と同じレベルですね。元々は共同通信社の配信記事で、それを毎日新聞など大手マスコミが報じ、それを読んだ左派の政治家や文化人がいっせいに上川外務大臣を批判するという、昭和の時代によく見たパターンなんですが。いちおう、訂正はしていますが。そのやり方がさらに悪辣と、批判されています。この件は時事問題系個人サイト『事実を整える』が、経緯を的確にまとめてくださっています。
ヘッダーはnoteのフォトギャラリーより、メイプル楓さんのイラストです。
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■ネットの集合知無双■
詳しくは、上記リンク先の全文を、ぜひお読みいただくとして。今回の共同通信の配信記事の件が悪質なのは、ミスリードする気満々で切り取り記事を作って見出しを付け、それがバレて批判されたら、サイレントも含めて修正を図っているのに、そこで悪意を疑われる改変を、チョイチョイ入れていることなんですよね。ネットの集合知の恐ろしさ、そういうことはどんどん暴かれて、晒されるのに。ちなみに、共同通信社の公式アカウントによる配信記事のポストが、こちら。見出しで「うまず」と記述し、産まずでも生まずでもなく、平仮名にしているのが味噌。認知プロファイリングされちゃいますよ?
執筆時点で529.7万閲覧で1754イイネ、イイネ率は0.033%と、大炎上した上野千鶴子御大のポストの、さらに半分のイイネ率と、サイレントマジョリティは怒っています。マスコミの神通力も、すっかり堕ちてしまいました。これに対する、コミュニティノート砲が炸裂していました。
共同通信社の悪質な改変の経過も、Nathanアカウントが、キッチリ追っています。ペケッターでは、こちらのアカウントを追いかけているだけで、だいたいの流れがわかって助かります。
いちおう、日本を代表する通信社より、個人のサイトのほうがよほど丁寧に事件を追い、資料を集め、リンクを張って引用してエビデンスを集めと、まともに〝報道〟しているわけで。先日の東京新聞の気持ち割社説よりも、よほど個人サイトのほうがジャーナリズムの本義を守っているという。
■英語版はさらに酷い■
共同通信社がマヌケなのは、英語版では捏造記事のレベルで、酷いことをやってるんですが。愚民どもは英語版は読まないと思ったのか、そのままなんですよね。海外向け記事を発信する毎日新聞英文サイトのWaiWaiコラムが、とんでもない内容で批判を受けましたが。どうも、海外向けの記事を書く記者は、何か心に闇でも抱えているのでしょうか? まぁ、これもこっそり修正か削除するでしょう。
けっきょく上川大臣は、騒ぎになったので発言撤回したのですが、そういう対応は良くないですね。切り取り報道なんですから。さの県に関しても共同通信社、"childbirth""women's giving birth"と記述していて、出産しない女性の価値に疑問を呈したと思いっきり間違った内容で報道していた上に、出産についての発言を撤回したと、さらなる誤誘導報道。マスコミからこういうことをやられるから、安易に撤回しちゃけないんですよ。でもこれで、共同通信社が政治的目的を最初から持って報道していたと、疑うに足る真実相当性が得られたように思います。
■通信社の劣等感とは■
共同通信社と時事通信社は、いわゆるベタ記事と呼ばれる、さほど重要ではなかったりローカルな事件や事故などの記事を、新聞社やテレビ局などの大手マスコミに配信する会社です。そのため、大手マスコミの下請け扱いされ、 二流のマスコミとバカにされている面もあります。ジャーナリストとしては、ウォーターゲート事件のような大きなスクープをものにしたいという、功名心がありますからね。そのためか、コンプレックスから妙に思想的にこじらせて、極端な意見を持つ人がいるようで。
共同通信も時事通信もこの10年ぐらい、ただのベタ記事に思想性がにじむことが度々あり、自分もペケッターやブログなどで、そういう姿勢を批判してきました。共同通信社が、より酷いんですが。マスコミ業界の人間に話を聞いた、狭い部分ではありますが、朝日新聞や毎日新聞など大手新聞社が、部数の大幅減と広告スポンサーの減少という経営難から、早期退職募集という名のリストラを進め、大手から通信社に流れる新聞記者も一定数いるようです。編集者も新聞記者も、つぶしが効かない商売ですからね。同業他社に転職する人間が多いです。
そういえば、桜ういろうのアカウント名で、Twitterで暴言を吐きまくり、浅薄な知識で自分にも何度も絡んできて、そのたびに論破されては逃亡するを繰り返していたのですが。現時点で出ている噂では、共同通信社名古屋支社のデスクとのこと。その前は、毎日新聞の元愛知県警担当という。2009年に共同通信社に転職したそうですが、昨年50歳という情報も流れていますから、30代なかばで転職したんですね。コチラの記事によれば、ニューヨーク生まれでエリート意識が強く、田舎をいじるような悪口を周囲に聞こえるように言っていたとのこと。Twitterの印象のとおりです。
■桜ういろう通信社?■
マスコミの、このような動きが最近、目立ちます。自民党のカネの問題で、補選で勝ったために、追い風が吹いていると勘違いしているのでしょう。その前の武蔵野市長選挙などを含む、連敗はすっかり忘れ。ここで畳み込めば、年内に噂される解散総選挙で、野党が勝てると踏んでの、マスコミと野党の後世に思えるんですよね。だって、記事が出てから立憲共産れ新社民系の議員やシンパの文化人の、反応が早すぎるんですよね。陰謀論には与しませんが、暇空茜氏の住民監査請求も国家賠償請求訴訟も報じないくせに、ただの手続きの書類送検は、まるで犯罪を犯したかのような印象操作で報じるマスコミを見ていると、そう疑う根拠はあります。
Dappiアカウントが、就業時間中にツイートしていた行為が、組織ぐるみの関与と疑われるなら。明らかな就業時間中にも、長時間のレスバを繰り広げていた桜ういろうアカウントも、同じ疑惑を投げかけられるはず。というか、左派がDappiアカウントに対して口走った疑惑なるもの、全部が桜ういろうアカウントにもブーメランなんですが。
■上川総理潰し狙い?■
こんな、強引な報道をしたのは、岸田文雄総理大臣が辞任した場合、最も有力な新総理候補が、上川外相だから、というのはあるでしょうね。岸田文雄総理大臣自体が、安倍晋三内閣では長らく外務大臣を努め、その意味では外交的に安倍政権からの連続性を確保しましたから。長らく法務畑の上川陽子議員を、外務大臣に任命したのも、事実上の後継者指名に思えるんですよね。そうなると、日本初の女性総理大臣であり、ジェンダが~と言い募りたい立憲共産れ新社民系の議員やシンパは、嫌な相手になりますからね。
岸田総理は岸信介と同じで、長く続けることには執着しておらず、3年でもやれることをやってしまおうという、ある種の覚悟を感じます。重要法案をどんどん通していますし。もし今年退いても、数年すれば再評価が高まり、安倍晋三元総理のように、再登板期待の声も出るでしょう。あるいは、再登板にこだわらず、一期でやることをやってバトンタッチという、流れを作るのもあり。基本方針が継承されれば、あとは院政を敷いても良いんですから。今後、上川潰しの揚げ足取りが増えるでしょうから、今回の件を奇貨とし、マスコミ対策も含めて、有能な秘書を雇っていただきたいです。
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