沖縄タイムス阿部岳記者の発言
◉ネトウヨの定義がよくわかりませんが、コミュニティノート砲の被弾率が、望月衣塑子さんと並んで多い沖縄タイムス阿部岳記者が、変なことを書いています。「自分の気に入らないやつは全員ネトウヨ」ぐらいの意味でしょうかね。わかりませんが。ただ、自分の浅い知識でも変なことを言ってると感じるので、ちょっと取り上げますね。
ヘッダーはnoteのフォトギャラリーより、蒸気機関車のD51のイラストだそうです。
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■基本的な知識不足■
阿部記者、別ポストでは「日本政府と米軍の無策で沖縄には本格的な鉄道がなく、今も渋滞で莫大な損失が出ている。全都道府県で唯一、国鉄が走らなかった沖縄では、国の責任で国鉄を復活させたっておかしくない。」とのことですが。沖縄に国鉄を……ってより本音は、沖縄に国鉄労組を、ですかね? 別に反対運動もないと思いますが。2020年度の調査では、小型システム(粘着式鉄道)も検討に加えられたりしていますが、狭軌じゃダメだ、標準軌でないなら反対だとか、言い出しそうですけどね。静岡県知事ですか。
元のツイートに対して、リプライで的確な指摘が。
こちらは、論拠の動画。
そもそも沖縄には、戦前にも県営鉄道や私鉄がありました。しかし沖縄電気の路面電車と糸満馬車軌道は、利用者の減少で廃線に。沖縄本島内の鉄道は、沖縄県営鉄道と沖縄軌道だけとなり、沖縄戦の直前に運行停止に。沖縄はあんがい急勾配が多い地形で、箱根軽便鉄道のように、狭軌の軽便鉄道でないと難しい面もあったようです。
■技術的な問題克服■
どうも阿部記者、国家による沖縄差別という論に持ち込みたい気配が見えますが、リプライで指摘している人がいるように、急勾配が多くトンネル工事区間も多く、脆弱な地盤が多い沖縄では、敷設工事も難しかったという、沖縄の地形と地質が理由です。自分たちを弱者や被害者、被差別者に置きたいのかも知れませんが、あなた東京生まれの東京育ちですよね? 現在はシールド工法に加え、山岳トンネルのNATM工法を組み合わせて、トンネル工事自体は、可能のようですが。
そもそもシールド工法って、黒部第四ダムの破砕帯工事で用いられたように、戦後に本格導入された技術なんですよね。弓一人先生が1982年に週刊少年ジャンプで連載した『黒部秘境物語 破砕帯を抜け』で、自分は知りましたが。こういう高度な技術で、トンネル工事の技術問題はようやくクリアできるレベルだったので。戦前にはとても無理です。無理に差別につなげるのは、止めてほしいですね。
そもそも、沖縄は那覇など南部に人口の6割が集中していて、標準軌の鉄道を敷設しても、採算性も疑問視されていた部分があります。戦前も、不採算で路面電車さえ廃線になってるのですから。記者なら、ちょっとは調べてから書けばいいのにと思うのですが……。朝日新聞様のように、「エビデンスがないと駄目ですか? 数値がすくい取れない真理があります」とか言いそうですね。知ってて無理やり差別に結びつけようとしたのなら、論外ですが。
■ライバル紙に声援■
こちらのツイートも、なんだかなぁです。これが、沖縄タイムスの論調と、真っ向対立している地元のライバル紙に、手強い相手が転職してきたとうエールなら、好感が持てるのですが。琉球新報社も沖縄タイムス社も、五十歩百歩の極左地方紙のお仲間。沖縄タイムスは、社員が新型コロナウイルス対策での国の持続化給付金100万円を不正に受給し、匿名報道。琉球新報社は100%出資の関連会社の琉球新報開発が、不正受給した疑いで540人が家宅捜索。両者とも、正義を振りかざしながら公金チューチューの香りがする会社ですから。
エールを送るのは自由ですが、元記事の内容に、自分は首を傾げました。
……それって、南彰記者の主観ですよね? X氏の冷笑だったのか、本当に嬉しそうにしてたからX氏から皮肉を言われたのか、読者には確かめようがないです。もし間接的に確かめられるとしたら、南彰氏が安倍総理暗殺を喜んだ大手出版社役員とその妻の漫画家などを当時、批判してたか否かでしょうね。寡聞にして知りませんが。軽く検索してみても、ヒットしませんでした。きっとどこかで批判されていたのでしょう。経営陣も右旋回する朝日新聞に、居場所がなくなって都落ちか、新聞界のDr.コトーなのか、ジックリ観察しますかね。
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