マタタビに猫の依存性なし
◉「猫にマタタビ」といいますが、本当にマタタビの実や茎を与えても、猫はゴロにゃんとなって、酩酊状態になりますね。どうもアレ、脳のリミッターが解除されるので、人間の飲酒による酩酊とは、また違うとは昔から言われていますね。しかい、最近の研究で、どうやら依存性はないようです。飲酒や薬物による依存症とは、無縁のようで。そうでなければ、田舎のマタタビ自生地には、痩せこけたネコがそれでも日参するはずですから🐱
ヘッダーはnoteのフォトギャラリーより、マタタビを育てる猫……ではありませんが、猫と植物で、素敵なイラストでしたので(ΦωΦ)
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須藤真澄先生の著書でも、ネコとマタタビについては、解説されていた記憶が。人類の場合は、大脳でイロイロと本音を隠しているのが、酔うとそこが壊れてその人の本質がダダ漏れになるのですが。酔って暴れる人や、延々と絡んでくる人は、アレが本当の姿。でもネコには、隠すべき本音と建て前がないので。とはいえ、あの酩酊を見ると、飼い主としては心配になるのは、よぉ〜く解りますが。依存がないってのは、いいですね。ネコは依存症にはならない。
マタタビと言えば、キウイフルーツ🥝。元は日本や中国に自生する猿梨が原種なんだそうでう。マタタビ科マタタビ属の雌雄異株または雌雄雑居性のツル状の植物です。言われてみれば、キウイフルーツって、甘さと酸っぱさが同居した味で、実の角質がツブツブとした、独特の食感をもたらします。キウイフルーツも、甘酸っぱくて種がツブツブ。猿が食べる梨、とは絶妙なネーミング。で、キウイフルーツの葉っぱ付きの身を自宅に置いたら、ネコがゴロニャン状態になることもあるとか。
ライオンもトラも、マタタビの実や幹を与えると、でっかいネコ状態へ。大きさは違っても、猫科は猫科なんですね。マタタビは、生薬としても昔から用いられていますが。どうも、蚊が嫌い成分が含まれており、ネコ科の動物は、この蚊を避けるために成分を身体に擦り付けるのではないかという、論文もあるそうです。いずれにしろ、マタタビ自体はネコにとって、イロイロ有用で依存性もないなら、まさにネコの万能薬。今後も研究が進むと良いですね。
どっとはらい( ´ ▽ ` )ノ