電動サイクルが免許不要に
◉原付って、原動機付自転車の略なんですが、免許を持っていない自分は、長らく知りませんでした。排気量50cc以下のエンジンが付いた自転車という解釈なんですが、排気量の小さなバイクという認識でした。Honda Model Aとか、本当に自転車にエンジンがついてる感じで、世界のHONDAになる第一歩は、そこからだったんだなと。で、改正道路交通法によって、免許不要の電動サイクルが登場しました。
ヘッダーはnoteのフォトギャラリーより、
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■未来を見越す■
先日のnoteでも、ちょっと触れましたが。自動運転バスや自動運転タクシーの登場で、田舎でも自動車が必須の未来は、大きく変わるでしょう。でも、チョイ乗りとしてスピードが自転車程度のモノが欲しい。電動キックボードが最高速度が20キロ未満で許可されたのですから、電動自転車という電動バイクで、時速30キロ以下のタイプは免許不要、みたいな感じになったら、体力が落ちた中高年や後期高齢者でも、地方でも市内なら普通にだいたいのところの出かけられるでしょう……と書いたら、実際に出てきましたね。
「時速20kmを超える速度を出すことができないこと」という項目があるため、スピードは時速20キロ以内。でも、走行距離は10キロ以上ですから、ウチの田舎の高校への通学距離、4.8キロ弱でしたからなんとか往復はできますね。市街地への距離とイコールですから、走行距離が20キロあったら、けっこうな距離を移動できるんですが。まぁ、ウサイン・ボルトの世界記録が時速44.17キロですから、電動自転車でも、時速30キロぐらいは解禁してもヨサゲですが。
■モトコンポ?■
デザインは悪くないんですが、なんだか折りたたみ自転車っぽいですね。自分らの世代だと、HONDAのモトコンポを思い出します。ホンダ・シティに搭載できる折りたたみバイクとして開発されたモトコンポは、デザイン性に優れていましたが。乗り心地はそこまで良くなかったようですが。でも、あれは尊大事態が近未来でしたから。でも、乗り心地を考えればタイヤは大きい方が段差による振動にも強いですし、走行安定性も高いですから。普通のクロスバイクに電動エンジンという感じになりませんかねぇ~。
ちょい乗り用途でしょうから、長時間走行は期待していないのでしょうけれども。なら、それこそおばあちゃんとか乗ることを考えれば、三輪車タイプとか欲しいですね。安定性が高いですから、スピードはそこまで必要ないですし。買い物に行くことを考えれば、荷物を乗せる大型のカゴがある対応がいいでしょうし、その分バッテリーを大型のやつにして、数日間は充電せずに近所の買い物に行けるレベルここらへんは、実用性が高まって普及すれば、いろんなタイプが出てきそうですが。折りたたんで電車に持ち込めるタイプとか、需要がありそうですが。
■30キロの壁?■
中学校の剣道部の先輩とか健脚で、高校の頃はロードレーサータイプの自転車で、軽自動車とかバンバン抜いていましたから、時速40キロ以上は楽勝で出ていたでしょうね。ミスター競輪の中野浩一さんとか、時速70キロとか出ていたようですから、スピードの制限って、訳がわからない部分もあるんですよね。生身の人間が50キロとか60キロを出せるのに、20キロに制限する意味。原付が時速30キロ制限ですから、そこまでは許していいと思うんですよね。時速30キロと走行距離30キロが、ひとつの壁ですかね。
いずれにしろ、地方は自動運転バスと自動運転タクシー、そして特定小型原動機付自転車でカバーする感じになるでしょう。都会は、公共交通機関が発達していますしね。レンタルサイクルみたいに、こういう特定小型原動機付自転車がそこら中にあれば、便利は便利ですけどね。田舎では、人口密度が低いので、ああいうサービスは無理ですが。バイクメーカーやー自動車メーカーは曲がり角で、高級機種とこういう特定小型原動機付自転車と、二極分化するんでしょうね。
どっとはらい( ´ ▽ ` )ノ