Twitterの死?
◉朝日新聞が『「ツイッターの死」から見えたAIの課題 元倫理部門トップが語った』という有料記事を出しているのですが。無料部分にはツイッターの死なるものの具体的な記述はなく、いつもの有料記事見出し誘導かな、と思っています。旧メディアにとって、X(旧Twitter)のイーロン・マスク改革は、とても危機感を持っているのは事実で、少しでもそこを貶めたいという、意志を感じる記事に出会うことがあります。確かに、イーロン・マスクCEOは瑕疵もあるし、毀誉褒貶ありますが。個人的には、期待しています。
ヘッダーはnoteのフォトギャラリーより、Twitterネタ用の画像です。
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■旧メディアの凋落■
イーロン・マスク買収で、キュレーションチームは解散に追い込まれ、ゴリ押しのトレンドやオススメTweetが表示されることが激減し、朝日新聞グループ系やハフィントンポスト、講談社フラウや集英社スポルティーバなどのTweetも激減。そして、日本支社長の退任に伴って、理不尽に凍結されていたアカウントが次々と解凍され、逆に「こんな暴言を書いて、なぜ凍結どころかロックもされないんだろう?」と首を傾げさせていた左派暴言アカウントが次々と凍結やロックされ。そして、広告収益分配、コミュニティノートの一般化。
確かに、新聞・テレビ・ラジオ・雑誌などの旧メディアにとっては、自分たちのコントロールが効かないところで、世論が形成されてしまう。保守だ革新だと言っても、しょせん朝日・毎日・読売・産経・日経の5大紙は同じ穴の狢。横並びの互助団体部分があり、相互批判もそこまで厳しくなく。そこに、オープンな言論の場が出現してしまう、拡散力という点において、旧メディアを遥かにしのぎますから。脅威でしょうね、間違いなく。YouTubeやnoteなどのSNSは、まさに目の上のたんこぶ。こうやって折に触れて腐したい。
こんな検証もあるように、その凋落は明らかです。実際、ハフィントン・ポストのX(旧Twitter)アカウントを覗くと、36.1万フォロワーもいながら、インプレッションは3000台や4000大が多く、イイネは3個とか10個とか、愕然とする数字です。ようやく1万フォロワーの自分が、先月も700万インプレッションで2.7万イイネとかもらったのに。報道のプロでござれとイキっても、下駄を履かせてもらえないフラットな場では、これがスタッフの素の実力です。インプレッションが多ければいいとは言いませんが、イイネ率の低さは実力です。
■広告収入激減だが■
BBCもこんな感じで、相変わらずのイーロン・マスク批判です。約40億ドルだっただった広告収入は19 億ドルまで減少すると予測され、半減どころではないです。普通の企業なら、倒産の危機。プラットフォーム上で株取引などの金融サービスを構築する計画だとか、噂は飛び交っていますが。実際、今年の4月にはX(旧Twitter)は、ソーシャル投資プラットフォームeToroとバートナーシップを締結し、eToroのプラットフォームに移行して取引も可能になっていますから。そういう部分での、生き残りは模索しています。
こういうネガティブな記事が、多いです。でも、実際は「Although we don't have the latest figures, last year around 90% of X's revenue was from advertising. It is the heart of the business.(最新の数字はありませんが、昨年の X の収益の約 90% は広告によるものでした。それはビジネスの中心です。)」と、不確かの情報でX(旧Twitter)の危機を煽っているだけです。ブルーバッジによる収益とか、良く解っていないというのが現状です。広告収益有料化に踏み切るほどに、イーロン・マスクCEOは自身の利益には執着していません。
■反ユダヤ主義か?■
自分はX(旧Twitter)を潰させないことが、最優先だと思います。だから、ブルーバッジにも申し込みました。プーチン大統領のウクライナ侵攻以降、風穴が空き始めた言論空間。この風通しの良さを維持する、中心地であり最後の砦だと、思っていますので。しかし最近も、イーロン・マスクは反ユダヤ主義だと批判され、さらに広告主を減らしているという、マイナス要因もあります。買収して1年以上が経過し、このままでは株主も黙っていないでしょうし。でも、X(旧Twitter)でこんなポストが流れてきました。
まりーさんアカウントがおすすめする動画は、こちらからどうぞ。
まりーさんの元ポストの内容、非常に長文ですが、読み応えがあります。確かに、元祖カリスマ経営者として伝説になったスティーブ・ジョブズも、毀誉褒貶ありました。独裁者と批判されることも、経営判断で失敗することも。ただ、そういう減点法では、こういう天才は評価できないんですよね。三国志の魏の武帝・曹操孟徳という人物が、乱世の奸雄と評されたように。無謬ではない、だが功績も膨大、失敗も甚大ですから。イーロン・マスクCEOも、同じタイプでしょうね。
■言論を取り戻す時■
まりーさんの元ポスト、ぜひリンク先から全文を読んでいただきたいのですが。特に重要なのは、ここでしょう。情報の流通経路を握っていたマスコミは、国民に知らせない権利や、報道しない自由など、情報の流通に恣意的に介入し、言論の不自由を謳歌していたわけです。でも、インターネットが出現し、掲示板文化が生まれ、ブログ文化が生まれ、その延長線上にSNSが発達し、スマートフォンが90%を超える普及率を見せ。マスコミの統制が聞かない情報が流通するようになりました。
NHKや朝日新聞という権威に、議員会館とか数多くの弁護士とか、昭和の権威で相手を威嚇し、黙らせてきた手法が、通用しなくなりつつある令和。もちろん、玉石混交で、自作自演の人間も多く、カオス状態です。でも、言論の自由が維持されれば、稚拙な意見や嵐まがいの人間、汚い言葉で罵倒してくる人間は、淘汰されるのが令和の世です。そうやって淘汰された結果、36.1万人ものフォロワーがいるはずのハフィントン・ポストが、1桁イイネの状況に。元朝日新聞記者なんて肩書が、意味をなさない世界。万機公論に決すべし。
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