旧統一教会が弁護士3人を提訴
◉安倍晋三元総理の国葬が終わるまで、待っていたのでしょうかね? もちろんそれは左派が言うような、旧統一教会とズブズブの関係だったからとかではないでしょう。自分のところの信者の、息子による暗殺ですから、そこは礼儀として控えるのは当然でしょう。そして、前々から行き過ぎた誹謗中傷には、反撃は予告していましたから。あとは、司法の判断に任せて、粛々と進めるだけでしょう。
ヘッダーはnoteのフォトギャラリーより、メイプル楓さんのイラストです。
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■紀藤弁護士の言い分■
まぁ、提訴するでしょうね。旧統一教会に霊感商法や信者の寄付金などに問題行動があっても、信教の自由は憲法が保障した権利ですから。犯罪に抵触することは粛々と、司法が法で裁けばいいだけ。法の不備は、立法府たる国会で審議し、立法すればいいだけ。あいつらは反社と同じだ、少しでも関係あったらエンガチョしてやれ、なんてのはオーバーキル。あれ程の事件と殺人を起こし、教祖や幹部が何人も死刑になったオウム真理教でも、破防法の適応は見送られ、後継団体は信教の自由が認められているわけで。それが、近代法治国家です。紀藤弁護士は、分派に対する発言とTwitterで語っていますが。
ちょっとでも関係があれば、世界日報だろうがワシントン・タイムズだろうが批判しまくっていたのに。自分の発言は分派だからセーフって、ちょっとダブル・スタンダードに見えますが。たぶん、裁判になれば問題無しと判断されるんでしょうね。この国の司法は、90%グレーでも100%ブラックでないと、推定無罪の原則が貫かれがちですから。個人的には、日本をエヴァの国とする旧統一教会の教義や、天皇に対する敵意とかには疑問ですし、教祖が親北朝鮮に転じましたし。自分は何年も前から、安倍元総理と統一教会の関係は批判してきましたので。自民党が距離を置くのは、良いことだと思います。
■本村弁護士の発言は?■
しかし同時に訴えられた、本村健太郎弁護士や八代英輝弁護士はどうでしょうかね? 『事実を整える』から、こんな指摘もありました。で、今回の木村弁護士が提訴された理由は、まさにこの指摘と合致するようです。「統一教会は布教自体が違法だと最高裁で確定」とか、そんな事実は断定できないでしょうね。繰り返しますが、オウム真理教やその分派も、布教自体が違法だなんてことはないですから。勧誘の仕方に問題があって、団体名を隠したことが問題であって、布教そのものが違法なら、信教の自由に対する大変な問題です。
法律の専門家でもないので、どう決着がつくかは判りませんが。少なくともテレビ局は今後、この3弁護士を使いづらいですね。もちろん、旧統一教会としては、そこを狙っての訴訟でしょうし。決着がつくまで、最高裁まで争えば2年はかかるでしょうし。また、弁護士の次にはジャーナリストとの裁判でしょうね。そうやって、加熱報道を牽制しつつ、次はインターネットで弁護士以上に誹謗中傷に加担した一般人への、訴訟でしょう。下手したら余命ナンチャラに煽られたアホによる、弁護士に対する懲戒請求騒ぎ同様に、これで統一教会は大いに焼け太る可能性が。
■辻元清美議員もズブズブ■
さて、アベガー界隈では、この旧統一教会批判から、国葬阻止に完全にシフトしてしまったため、何か旧統一教会批判は旬ではなくなったというか、勢いを失っていますね。加えて、国葬反対デモも国会前も公園も、300人ぐらいしか集まらず、完全に失敗。献花の列は7.3キロかそれ以上になっていたという検証もあり、献花2万5889人のデジタル献花25万人。民意はどっちに在るか? それだけでなく、立憲民主党の辻元清美議員が、旧統一教会の関連団体の勉強会に秘書と一緒に出席し、2人分の会費を支払っていたことを、立憲民主党が発表しました。
しかも、発表を国葬とぶつけることで、注目を浴びることを避けようとしたと疑われている状況です。せいですねぇ。さんざん、ちょっとでも統一教会どころか、世界日報や関連団体に関係があるなら、ズブズブズブズブと言い募ってたブーメランが、ついに元祖疑惑の総合商社にも直撃しちゃいました。野党共闘でスクラムを組んだ共産党の志位和夫委員長も、苦言を呈さざるをえない状況。たぶん、この話題は一気に下火になるでしょうね。当たり前ですが。自分は逆に、自民党にはこれを機に、政治的には旧統一教会と距離を置く方向に、行ってほしいですが。政治家個人の信教の自由は、別ですが。
どっとはらい( ´ ▽ ` )ノ