仁藤夢乃Colabo代表の言い分
◉仁藤夢乃一般社団法人Colabo代表が、暇空茜のTwitterハンドルネームで活動する水原清晃氏に対して、名誉毀損の民事訴訟を起こしたとのこと。それよりも朝日新聞さん、「法人や代表の仁藤夢乃さん(32)に対し、それぞれ550万円の損害賠償などを求めている。」って、仁藤夢乃代表が損害賠償で訴えられた側になってますよ。狩野浩平記者、大丈夫ですか? まるで一般社団法人Colaboの会計報告のように、雑な記事ですね……。
ヘッダーはnoteのフォトギャラリーより、古タイヤの写真です。他意はありません。
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■自業自得は誹謗中傷か?■
正確には一般社団法人Colaboは、『よろず~ニュース』を運営する神戸新聞社と株式会社デイリースポーツも、訴えているのですが。安倍晋三元総理大臣の殺害事件報道を受けての、仁藤夢乃一般社団法人Colabo代表のTwitterでの発言を取り上げ、「”自業自得”と主張」との見出しをつけたことを問題視したようです。では実際に仁藤夢乃代表は、どんな発言をしていたのでしょうか? 自分同様、ブロックされてる人も多いでしょうし、スクリーンショットで紹介しますね(評論のため著作権の許容範囲内)。
原因があって、結果がある。これを〝因果〟と呼びます。以前に行った善悪の行為が、対応した結果に現れるとするという仏教由来の考えです。仁藤夢乃一般社団法人Colabo代表は、安倍政治が事件が起こりうる社会を作ってきた=自分で作った原因があって、暗殺=自分が甘受すべき結果があった、と言ってるわけです。因果関係を明確に示しています。自分が作った原因=自業で、報い=結果=自得を受ける。これを自業自得と呼びます。
よろず〜ニュースが仁藤夢乃一般社団法人Colabo代表の発言を〝自業自得〟と要約して、何か問題があるのでしょうか? いちおう編集者と物書きを30年やってる自分には、サッパリ不明です。因果応報を使うか自業自得を使うか、記者の判断。今回の大弁護団のトップであると思われる神原元弁護士は、石川優実さんのいわゆるクソリプ本裁判でも、弁護士を務められたのですが。リプライでないものをクソリプ呼ばわりする本を、裁判で勝利に導いたのに。この程度の要約も認めないんですかね?
■リーガルハラスメント?■
そもそも今回の件は、不正会計疑惑が本丸のはずです。タイヤの件ひとつをとっても、タクシーや長距離トラックの運転手でもそんなに頻繁にタイヤは変えないと指摘されています。実際に、雨が降ったぐらいで中止するバスカフェで、冬用タイヤの履き替えなどをほぼ毎年申請しているわけですから。税金を納めている納税者である東京都民が、住民監査請求を出すのは、ごく当たり前の権利の行使です。それをリーガルハラスメント呼ばわり。弁護士として問題では? そう指摘する弁護士も何人か見かけました。
どうにも日本のリベラルには、このような選民意識がチラチラ見えることが、多いですね。オンブズマンなら行ってもいいが、上級国民たる弁護士様を市井の民が訴えたり、懲戒請求するなどもってのほか、なのでしょうね。でも暇空茜氏は既に、オンブズマンにも相談しているのですが、利益相反になるからと断られているんですよね。これは出版社や新聞社なども行っていることですが。権利関係に強い弁護士を顧問という形で顧問料を払い、先に囲い込んじゃう。
そんな閉塞した状況で、暇空茜氏は一市民がやれることを精一杯やっただけなのに……リーガルハラスメント? 良くこんなこと、言えますね。市井の民には、弁護士様に異議を唱える権利はないのか? 懲戒請求に関しても、それが不当で問題のある請求なら、弁護士会がそういう結論を出すでしょうに。請求自体を問題視する。実際、このリーガルハラスメント云々を批判している法学者や弁護士を、複数見かけました。ちなみに、神原元弁護士と懲戒請求ということでは、余命ナンチャラに煽られたアホどもとの間で、過去にこんなことがあったという指摘があります。
「ゴブリンなんて棒っきれひとつで退治できるぜ!」とイキっていたら、返り討ちに合うぐらい、恥ずかしいですね。
■疑惑はさらに深まった?■
自分は別に、暇空茜氏に瑕疵がないとか、そんなことを言うつもりはサラサラありません。むしろ割と攻撃的な文言で、危ういなと思う部分はあります(逆にかなり計算ずくで攻撃的な自分を装ってる部分も)。そもそも自分は、弁護士でも裁判官でも法学者でもありませんから、法律的な判断は全く分かりません。しかし委託事業自体には、都議が疑問を口にしたり、おかしいと感じたことをおかしいと声を上げる、それを封じるような動きにはとても疑問です。
衆議院第二議員会館の会議室って、誰が押さえたんですかね? 国会議員じゃないと難しいようですが。そういえば、全国フェミニスト議員による一方的な記者会見でも、参議院会館が使用されて権威付けに利用されていましたね。お仲間のマスコミだけ呼ぶという点も、似ていますが(追記:議員会館の利用には、国会議員の同席が必要らしいですが、前回も今回も姿が見えないとの指摘があります)。ただの偶然でしょう(断言)。望月衣塑子東京新聞記者とか、予定稿を書いていたのかというぐらい、迅速な記事アップでしたが。これもたまたまでしょう(断言)。
■試合に勝って勝負に負ける?■
今回の提訴はけっきょく、竜頭蛇尾というか、羊頭狗肉というか。暇空茜氏がターゲットでなければ自分は、昨年からという表現から、室井佑月先生を訴えるか、あるいは立憲民主党の栗下善行元議員か、AV新法関係の人間だろうとは思っていましたし、そうツイーとしておきましたが。よろず〜ニュースというのは、予想の斜め上でした。AV新法関係で角田弁護士が、グダグダと喋っていましたから、何かあるかと思ったんですが、そちらも不発。
ただ、暇空茜氏の発信の尻馬に乗って、仁藤夢乃一般社団法人Colabo代表の容姿を揶揄したり、出自を邪推したりとか、そういう ア ホ ン ダ ラ はバンバン訴訟してどうぞです。まぁ、自分もなんか予想外の理由で訴えてくるかもしれませんが。でも、杉田水脈議員の裁判でのイイネ罪は、かなり限定的で条件も厳しく言及されているので。リツイートしただけで即座に訴えられるようなモノではないと、多くの弁護士が言及しているのですが……。だいたい、草津町の件でRTどころか直接批判してた神原弁護士や北原みのり女史らが、今回は仁藤夢乃シンパというのが、象徴的ですが。
高橋弁護士が指摘されるこの可能性は、十分にありそうな気がしますね。大学院生リンチ事件でも、被告の中の一人の暴行が認定されなかった点だけを取り出して、勝った勝ったと祝杯を上げたんですが。結局そういう部分に嫌気を差した人が続出したのか、広義のしばき隊界隈は急速に支持を失い、影響力が衰えていったように思います。試合に勝って勝負に負ける。クソリプ本も、相変わらず売れていないようですし、石川優実女史の女優の仕事が増えたとも、寡聞にして知りません。
ちなみに暇空茜氏、まだ隠し玉を持っているようです。休戦協定を破って、撤退する日本軍の背後から攻撃した李舜臣を、返り討ちにした精強・島津軍団が得意とした、釣り野伏せ戦法でしょうか? 推移を見守ります。どっとはらい( ´ ▽ ` )ノ
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