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提案もできない野党とマスコミ
◉また朝日新聞が提案ができない言い訳を、国会議員に大便……じゃない、代弁させていますね。野党の目的は、自分たちの政策が広く国民の支持を受けるようにし、政権を奪取して自分たちで内閣を組閣し、政治をすること。こういう「提案型野党なんてクソ喰らえ」なんてのは、万年野党で安全なポジションで与党を批判し、自分の人気だけ維持して、国会議員で有り続けることが目的化した人間の発想では? そんな人に投票はしたくないですね。
【「提案型野党なんてクソ食らえ」 無所属議員がみた「国会の花形」】朝日新聞
「国会の花形」とも呼ばれる衆院予算委員会での新年度予算案の審議が、与党ペースのまま終わった。採決では国民民主党が賛成に回る異例の展開となった。その様に、いらだちを募らせている野党議員がいる。
(中略)
「政策を提案したいならシンクタンクで働けばいい」
(中略)
予算委は「国会の花形」と呼ばれます。政局を決定づける論戦の場だと私は思っています。
ヘッダーはnoteのフォトギャラリーより、メイプル楓さんのイラストです。
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■野党とマスコミの共犯関係■
この記事に朝日新聞の現役記者が自画自賛の拍手喝采していて、でもリプライや引用ツイートで批判がイイネの10倍ぐらい来ています。当たり前です。社会党が万年野党で批判と反対だけしていれば安泰だった昭和の頃とは、もう違うんです。そして、そんな野党を生んでしまったのはまさに、政府や自民党のやることは何でも反対、でも野党の空理空論やお花畑の超絶理論には甘々の態度だったマスコミ、特に朝日新聞や毎日新聞系列の左派マスコミが、共犯関係だったわけで。
「提案型野党」なんて言葉がはやっていますが、「クソ食らえ」ですよ。野党の仕事は提案ではありません。政治闘争をする気がなく、政権に政策を提案したい政治家なら、シンクタンクで働けばいい……ほんこれ。与党の非を指摘しない野党なんて、ただの補完勢力ですよ。https://t.co/zl6oqYPnSr
— 伊丹和弘@朝日新聞社SDGs担当ですが、それ以外の話が多めです (@itami_k) February 22, 2022
けっきょく、政策の提案ができない野党は、与党になったときに政策をビルドできない。自民党や与党の足を引っ張ることばかりに特化してるのですから、当然ですね。先の衆院選でも、立憲民主党が出した公約のお粗末さは、このnoteでもさんざん指摘しましたが。政権採ってやることが、モリカケ桜って、もうそれしかカードがない無能だって、自白してるわけです。その結果が、野党共闘の失敗だと、なぜ認められないのか? 認めたら、アイデンティティが崩壊するのでしょう。
■野党甘やかしが野党共倒へ■
このような、野党甘やかしは昔からで、荻上チキ氏の2018年のこの記事の頃から、何一つ変わっていないんですよね。マスコミの内側で「野党の役割は代案を出すことではないよね~」「そうだそうだ!」「ウイグル話法って無効だよね~」「そうだそうだ!」なんてシュプレヒコールを上げても、大衆には届いていないわけで。こういう野党甘やかしの結果、野党共闘で政権交代だと、現実の数字を見ずに山口二郎法政大学教授などが吹き上がり、結果は惨敗です。
【野党の役割は「代案」を出すことではない】ダイヤモンド・オンライン
TBSラジオ『Session-22』でパーソナリティを務め、日々、日本の課題に向き合い続けてきた荻上チキによる新刊『日本の大問題――残酷な日本の未来を変える22の方法』が7月19日に刊行された。【経済】【政治】【外交】【治安】【メディア】【教育】――どこをみても「問題だらけ」のいまの日本の現状と、その未来を変えるための22の対応策がまとめられた同書のエッセンスを紹介していきます。
若い人ほど自民党支持の理由は、野党があまりにも情けないので、消去法で自民党しかないという、消極的支持なわけです。マスコミがまず変わり、例えば立憲民主党に「CLP問題やブルージャパン疑惑の説明責任は不十分だ」とか、福島瑞穂社民党党首に「なぜ機関紙から、ロシア支持の記事を削除したのか?」とか「小西議員のやってることはスラップ訴訟で、情報開示請求で得た情報を別目的で使っていないのか?」とか、鋭く切り込むことが必要。
■参院選で民意は示されるか■
でも、やりませんよね。やれないと言ったほうが良いのか? CLP疑惑に対して、TBSの元社員が深く深く食い込んでいて、マスコミと野党のズブズブの関係が、明らかになりました。でも、マスコミはほとんど追求しません。会社を辞めてから20年近く、自分にとってラジオが仕事の友でしたが、右も左もバランスよくタレントや文化人が出演していたTBSラジオが急速に左傾化し、その中心に前述の荻上チキ氏の重用と、出演タレントの局におもねった左傾化を、実感しています。
ブルージャパン株式会社になんだかんだで9~10億円近いカネが立憲民主党から流れていたり、広告代理店をクッションにマネーロンダリング云々を津田大介芸術監督が過去に口走っていて、実際に広告業務委託をブルージャパン株式会社のみならず、大手広告代理店の博報堂にも依頼しており、コチラも億単位の金が動いているのを見るに。これ、自分らの手口の自白じゃん? もうマスコミと野党の共犯関係は、そこまできてるんだな、と。今夏の参院選で、そういう野党とマスコミに対する不信の民意が、少しでも届くことを願います。
どっとはらい( ´ ▽ ` )ノ
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![喜多野土竜](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/52514/profile_7276d01dd019ea139c7b3a53ded7dbfc.jpg?width=600&crop=1:1,smart)