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憲法改正と国民投票

◉岸田文雄総理、最後の仕事ですね。実際の国民投票は、次の内閣の仕事ですが、憲法改正のための、筋道を付ける。一気に変えるのではなく、まずは日本国憲法は不磨の大典ではない、必要に応じて変えられる・変えていくべきものという部分で、意識を変えることが大事かと。

【自民党 憲法9条「自衛隊明記」の論点などとりまとめ 岸田総理「国民投票にかけ憲法改正を実現する段階に入った」】TBS NEWS DIG

自民党は憲法改正に向け、自衛隊の明記や緊急事態条項の新設に関する論点をとりまとめました。

岸田総理
「衆参で3分の2の賛成を得て、国民投票にかけ、憲法改正を実現する、この段階に入った」

自民党の憲法改正実現本部は先ほど、憲法改正の発議に向けた、▼9条への自衛隊明記や、▼大規模災害など緊急事態が起きた際に政府の権限を一時的に強める「緊急政令」に関する論点をとりまとめました。

https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/1400527?display=1

ヘッダーはnoteのフォトギャラリーより、メイプル楓さんのイラストです。

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■世界にひとつの■

詳しくは、上記リンク先の全文を、ぜひお読みいただくとして。自分が小中学校の頃は、日教組の組織率は高く、赤い教師たちが日本国憲法は世界で唯一の平和憲法と、嘘を教えていました。実際は、何らかの不戦条項を憲法や前文に持つ国は、150を超えていて、ありふれています。そういうのは、裏返った国粋主義なんですよね。「日本よい国清い国。世界にひとつの神の国。日本よい国強い国。世界に輝く偉い国。」が裏返って、「日本よい国清い国。世界にひとつの平和憲法の国。日本よい国強い国。世界に輝く偉い国。」になっただけです。

なのに敗戦の反動で、羹に懲りて膾を吹く。とにかく戦前全否定の、極端から極端に走ったわけで。しかもその否定を行った人たちってのが、住井すゑや家永三郎を典型例として、戦前は大政翼賛していたのに、戦後はシレッと反戦平和を口にする文化人や大学教授ら。さらに軍国教育をしていた教師らが、合流して戦後左翼の主流に。彼らは戦前から反政府活動をして投獄された共産党員たちへのコンプレックスから、共産趣味とでも呼ぶべき容共の態度にもなりましたが。そんなコウモリな人達より、戦後も一貫していた人たちのほうが、主義主張への賛同は置いておいて、人間的には信用できますね。

■岸田総理の決意■

こちらは、岸田文雄総理のポストです。明確に憲法改正への意思を示し、ここまで持っていったのは、本当に剛腕だと思います。もちろん、ウクライナ侵攻と安倍元総理の暗殺事件、自身への暗殺未遂のテロと、状況もありましたが。やはり、ウクライナ侵攻で、憲法九条教のお花畑平和論(非武装中立論のようなバカ理論)が一気に崩壊したのは、大きかったですね。まぁ、昭和の時代から批判されていたのですが、ようやく大衆も、その愚かしさに気づいたというか。

自民党憲法改正実現本部に出席しました。
これまで、総裁が変わる、議論の体制が変わる等で度々議論が振り出しに戻ることがありました。
しかし議論だけ、理想を戦わせる段階はもう終わりました。
私自身が新総裁に引き継いで貰うよう申し送りし、更なる議論に繋げ、憲法改正を実現したいと思います。

https://x.com/kishida230/status/1830563648122810368

あと、2022年はイーロン・マスクによるTwitter買収があり、少なくとも笹本前社長とキュレーションチームが支配する、異常な言論空間に風穴が空いたのは、間違いないわけで。そこは、行幸でしたね。結果、首相官邸のアカウントや、岸田総理のアカウントで直接国民に発信し、大衆の支持を得ているのが、インプレッション数とイイネ率で可視化されましたし。旧メディアだけしか情報経路がなかったら、もっと酷いことになっていたでしょう。総裁選不出馬を決めて、ようやく内閣支持率も回復してきましたが。あんなもの、メディアの煽りと国民の八つ当たりで、簡単に変わるものですしね。

■そして沖縄でも■

そして、沖縄では宜野湾市長選で、オール沖縄が押す無所属新人で前市議の桃原功候補が惨敗、ゼロ打ちで佐喜真淳候補が圧勝しました。風向きは確実に、変わっています。台湾有事の可能性、それはリアルな現実です。軍事音痴の県知事に、これ以上任せていては露中朝にとって都合が良い状況でしかありませんので。外堀を埋めていき、次の知事選で沖縄県民の決断を待ちたいです。

【【速報】沖縄・宜野湾市長選 元市長の佐喜真淳氏が当選 桃原氏に7978票差】沖縄タイムス社

 沖縄県宜野湾市の松川正則氏の死去に伴う市長選は8日投開票され、市政与党側が擁立した無所属元職の佐喜真淳氏(60)=自民、公明推薦=が2万4173票で当選した。市政野党側やオール沖縄勢力が支持した無所属新人で前市議の桃原功氏(65)=立民、共産、社民、社大推薦=との事実上の一騎打ちで7978票の差を付けた。佐喜真氏は米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古での新基地建設を容認する姿勢を示し、所属機の段階的移駐などで普天間の危険性除去を訴えてきた。投票率は前回2022年9月の市長選を10・22ポイント下回る53・27%で過去3番目の低さだった。

https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/1430880

こちらも、警備員の事故死が、大きな転機になりましたね。自分は、あれはあさま山荘事件や総括リンチ殺人事件(山岳ベース事件)に匹敵する、転換点だと思っていますけれどね。本当は、先の知事選で玉城デニー知事を落選させておくべきでしたが、逆にここまでボロボロになれば、次の知事選は、もう惨敗確定かも、です。


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