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鴨下母子と東京新聞と共同通信社の福島風評加害

◉鴨下全生クンの暴走が止まりません。おそらくは、母親の影響が大きいのでしょうけれど、科学的な根拠をいっさい示さず、壊れたテープレコーダー(昭和の表現)のように、とっくに論破された与太話を繰り返しています。また、そんな母子を好意的に記事に取り上げる、東京新聞(中日新聞グループ)。そして、相変わらずセコい福島イジメを繰り返す桜ういろう共同通信社。この国を戦前戦後と歪めてきたのは、マスコミです。

【「原発事故は過去の話ではない」 13年間続く避難生活 鴨下さん親子、大磯で講演】東京新聞

 2011年の東京電力福島第1原発事故で福島県いわき市から東京都内へ自主避難した鴨下美和さん(54)と長男全生(まつき)さん(21)が7月末、神奈川県大磯町で講演した。2人は13年間続く避難生活の中で、避難指示区域外からの自主避難者に対する理解のなさに苦しんできた体験を語り、「政府は事故の被害をもっと周知させた上で原発を論じるべきだ」と主張した。
 鴨下さん親子は事故の翌朝、家族で自宅を離れた。美和さんと夫の祐也さん(55)は大学時代、研究室で放射性物質を扱った経験がある。「危険性や管理の厳しさを知っていた」といい、日ごろから原発を意識して生活していた。
 美和さんによれば、都内で暮らすようになって「ニセ被害者扱いされた」という。自宅は原発から南に約40キロ離れ、避難指示区域外にあるためだ。数値を測れば汚染されているのが分かるのに「被害なんてないだろう」と決めつけられた。

https://www.tokyo-np.co.jp/article/349721

ヘッダーはnoteのフォトギャラリーより、「福島県会津美里町にある向羽黒山城跡からの夕日の写真。」だそうです。

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■東京新聞の記事の奇妙な部分■

詳しくは、上記リンク先の全文を、ぜひお読みいただくとして。この東京新聞の記事、いつ・どこで・誰が主催した講演会なのか、まったく言及がないですね。この記事を書いた吉岡潤記者は、記者失格ですね。そこにどれぐらいの人間が集まったかも、記述がないです。写真を見ても、あまり大きくない会場であろうことが、背後の窓ガラスとの近さからも、見とれます。こうやって、自社に都合が良い記事は支持者が少なくても大々的に取り上げ、都合が悪い記事はそもそも報道しない自由を行使する、報じても事実関係だけを、トリミングして伝えるわけで。暇空茜氏の住民監査請求や国家賠償訴訟など、モロそうでしたが。

東京新聞はある意味で、朝日新聞や毎日新聞以上に、先鋭化しているブロック紙です。これ以上となると、沖縄タイムス社や琉球新報社など、限られた地方紙でしょうね。鴨下全生クン、言うに事欠いて、「放射性廃棄物といっても過言ではないレベルの汚染をしてしまった人が何人もいたんですよ」とデマを発信しています。どこの誰か、プライバシーに問題があるならどの地域の人間か、エビデンスを出しなさいよ。一回も、まともなエビデンスもなしに、こういうデマをばらまくその行為こそが、福島への風評加害です。さっさと福島を逃げ出した人間が、被害者コスプレをするのも不愉快です。父親の故郷に戻っただけじゃないですか。

放射性廃棄物といっても過言ではないレベルの汚染をしてしまった人が何人もいたんですよ
原発内の管理区域であれば外にすら出れません
そんな汚染を纏った人が各地に汚染をばらまいてしまったのは事実でしょう

...あと、本当に私をミュートして欲しいです...
阿久津さんが苦しんでいるのが辛いです...

https://x.com/hibakuyada/status/1828266070903529706

これに対して、菊地誠大阪大学教授が、怒っておられます。

鴨下さん、人を放射性廃棄物扱いしたのはさすがに許されない暴言だよ。
擁護の余地は全くない。

https://x.com/kikumaco/status/1828370092490666260

当たり前ですね。キクマコ先生は科学者としての立場から、4時間も彼に科学の基本的なところから、順々と諭したのに、まったく聞いていないのですから。というか、このアカウント、母親が勝手に書き込んでいたとしても、驚きはないですね。確認が取れないので、判断は保留しますが、鴨下くんは性的コンテンツを同人誌として発売しているという指摘もあります。まるで、高校時代に違法ダウンロードしたポルノの海賊版を複製し、販売していたという噂がある御仁と同じで、事実ならと保留をつけた上で、疑問を表明します。どこかの支える会の元反社の牧師が、覚醒剤を使用して性行為をして逮捕された件と併せ、日本の左派はどうなってるんだ、と。

■被害者ポジションが欲しい?■

鴨下全生クンのアカウントは、短期間でコミュニティノート砲を喰らいまくり、そろそろコミュニティノートをつけられた世界ランキングで、200位以内に入ってきそうです。もう、各内容がほとんどコミュニティノートをつけられているのですから、当然ですね。彼は、「外部の人間が被曝の許容について判断すべきではない」と言っていますが、「桃農家や福島に住んでる人の被曝を、無責任に安全だと断言したり」と、それこそエビデンスもなしに何を言ってるんだと。まぁ、0.001ミリシーベルトでも、被爆だとか詭弁を弄しそうですが。

桃農家や福島に住んでる人の被曝を、無責任に安全だと断言したり奇形児になると断言するのは本当によくないと思います
それは科学ではありません
外部の人間が被曝の許容について判断すべきではない
事故前に比べどの程度汚染したのか、そしてその被曝のリスクについて国はしっかり説明する責任がある

https://x.com/hibakuyada/status/1827903322596229306

なぜ彼と彼の家族が被害者ポジションを、外部ではなく内部の人間としての立ち位置を、欲しがるのか? こちらのKATOU Fumihiro氏の推測が、自分には正鵠に思えます(あくまでも個人の感想です)。

なぜ鴨下家が盛んにX/Twitterで発言しはじめたのか。官舎立ち退き訴訟の判決が間近。今年5月、父祐也氏に大腸癌が発覚。といった背景がある。
判決後の世論づくりか、個人的な心理上の問題かはわからないが、全面的に劣勢なのは事実だろう。

https://x.com/mostsouthguitar/status/1828036694685388879

鴨下祐也氏は大腸癌について原発事故と結びつける発言をしている。いずれ鴨下全世アカウントがポストするかもしれない。
裁判では「避難者の避難の相当性が否定されてはならない」と主張している。
(2024/7/17 東京都による避難者追出し裁判の結審 NO2 報告集会)

https://x.com/mostsouthguitar/status/1828038427000131684

立ち退き訴訟とか、小金井の素封家の一族で、安価な官舎に拘る意味はなく。そこに必要なのは、福島第一原発事故の当事者という、被害者ポジション。でも、被害者であることと加害者であることは、併存し得ます。無限連鎖講(いわゆるネズミ講)の被害者は、他の人間をねずみ講に誘っている加害者でもあるように。また、被害者ポジションは加害の免罪符ではありません。鴨下クン一家は被害者であるのかもしれませんが、福島への風評加害者でもあり、その比率は3対97ぐらいには、加害者としての比率が大きいと思います。これも、個人の感想です。

鴨下アカウントへの集団訴訟の話が浮上してきた。道の駅よつくら港だけでなくいわき市に行けば、鴨下家の人々がどれだけ失礼なデマを振り撒いているかわかる。
一言で言えば、いわき市民や福島県民の存在が眼中にないからできる所業なんだよね。

https://x.com/mostsouthguitar/status/1828281829234978860

事実なら、訴訟費用への寄付、少額だが協力したいです。それで暇空茜氏のように、億単位の浄財が集まれば、大衆の怒りが可視化されるだろうし。ついでに、風説の流布で、彼らの言説を拡散したマスコミも、責任を問えばいいと思います。言論が萎縮する? 貴方がたがやってるのは言論ではなく、プロパガンダやデマと呼ばれる類のものであって、正義コスプレはやめていただきたいです。

■共同通信社の悪意ある報道■

そして、桜ういろう通信社こと、共同通信社がまたやらかしています。日本向け記事では飛散されないように〝処理水〟と書いておきながら、英語版では〝ALPS treated water〟ではなく〝Fukushima water〟と、悪意のある表記です。まぁた、コミュニティノート砲を喰らうでしょう。ベタ記事専門の通信社とは言え、時事通信社と並ぶ大手の通信社です。毎日新聞が、国際向けの記事でやりたい放題やって、大問題になりましたが。英語ならバレないとでも思ったんですかね? 浅はかです。本当に浅はかです。就業時間中に大量のポストを繰り返し、誹謗中傷していた桜ういろうアカウントが在籍する通信社だけあります。

Japan PM urges China to lift ban 1 year after Fukushima water release

https://english.kyodonews.net/news/2024/08/b330ff31736e-japan-pm-urges-china-to-lift-ban-1-year-after-fukushima-water-release.html

#KyodoNewsPlus

https://x.com/kyodo_english/status/1827440995429994851

72.1万閲覧・51イイネ・イイネ率0.0070%
0.1%で確実に炎上なのに、0.007%とは。この勢いなら、0.005%を割るかもしれません。当たり前ですね、あまりにも福島県をバカにしているし、これは一種の言霊による呪術。福島県は穢れた土地だと、〝Fukushima water〟という言葉で呪いをかけているわけです。自分たちは理知的なつもりでも、やってることは「鬼畜米英!」と言葉による呪術=言霊を弄んでいた、戦前の主戦論者と何も変わりません。こういう人たちが、戦前は敵性語追放とか、バカなことをやったんです。そして戦後、なんの責任も取らず、するりと被害者ポジションに収まり。そういう思想を交配記者に植え付け、今も続いているのです。

本当に、いいかげんにしろと思います。


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