サッカーW杯予選:ドイツに勝利
◉ジャイアント・キリング。ドイツといえば、サッカーワールドカップの歴史において、決勝戦に進出すること8回、優勝すること4回、3位3回、ベスト4以上12回。優勝5回のブラジルが、決勝進出7回で、ドイツと同じ4回優勝のイタリアが決勝進出6回ですから、いかにドイツ代表チームが安定した成績を残しているかということです。まさに、サッカー界の皇帝です。
ヘッダーはnoteのフォトギャラリーより、サッカーボールのシンプルな写真で。
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そんな強豪中の強豪に日本が、真剣勝負の場で勝利する。ガンダムで例えるならば、通常兵装のボールがビグ・ザム3機を撃破したと。日本は過去にベスト4入りしたこともない、地元開催でやっとベスト8入りの雑魚です。ザクより弱いザコ。ボールとしか言いようがないです。すごいですね。ドーハの悲劇からドーハの軌跡へ。両方に森保監督が立ち会ってるってのも、ドラマチックですね。死のグループでジャイアント・キリング。
しかし、サッカーワールドカップを地上波ではなくABEMAで放送して、それを1000万人が視聴する。これも時代ですねぇ。視聴率調査って疑わしいんですが、ネットだと全国の地域とかを細かくモニタリングもできますし、スポンサー的には細かいデータが取れて、魅力的ですから。逆に言えば、地上波の凋落とネッチの時代を印象付ける出来事ですね。もちろん、ワールドカップほど訴求力のあるコンテンツは、そうそうないですが。偉業を達成した日本代表チームですが、試合後はロッカールームを清掃し、御礼のメッセージと折り鶴を置いてくる、粋な行為が称賛されていますね。
ちなみにドイツサッカーといえば、かの明石家さんまさんがファンなんですよね。どっからどう見ても個人技で突破するブラジルサッカーのような人なのに。ご本人はドイツの組織的なサッカーが好きなんだそうで。あれです、天衣無縫の芸風と呼ばれた昭和の名人・古今亭志ん生が、生涯の目標としていたのが四代目橘家圓喬。最後の剣豪・榊原鍵吉が村正と評した、完璧すぎると評された話芸。そんなものなのかもしれませんね。
さて、GIANT KILLING を達成した日本代表チームですが。こういう時はだいたい次の試合で反動が来て、結局は決勝リーグに進出できないみたいな話になりがちなんですけどね。こういうことを書くと、言霊信仰の人には、怒られるでしょうけれど。もうひとつの優勝候補スペインは、圧倒的な力を見せていますし。日本が通過できるかどうかはコスタリカ戦次第。自分はそこまでサッカーに詳しくないので、気楽な立場で残りの試合を楽しみたいと思います。
どっとはらい( ´ ▽ ` )ノ