新イージス艦の小型化検討
◉何でしょうかね、批判を受けたらすぐ計画を撤回するというのは。技術的なものというのは、専門家ならではの知見の上で導き出されるものですから。ある程度の大きさが必要ならば、そこはちゃんと説明して軍事の素人を説得するのが、広報でしょう。イージス・アショアの代替として導入する予定だった、超大型イージス艦なわけですから。今までと似た大きさのイージス艦を揃えた方がいいというのなら、それもひとつの知見ですが。
ヘッダーはnoteのフォトギャラリーより、あたご級イージス艦だそうです。
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■Twitter社より安い国防費■
日本の来年度の防衛予算が400億ドルで、イーロン・マスク氏がTwitter社の買収に使った金が440億ドル。日本の軍隊、予算ないなぁ……と。その乏しい予算も、自衛官の人件費が、けっこうな割合を占めていますからね。四方を海に囲まれた島国日本としては、海の護りは重要。第5世代ステルス戦闘機であるF−35Bを、運用できる強襲揚陸艦が2隻から4隻は必要でしょうし。
イージス艦といえば最終のこんごう型が4隻、あたご型が2隻、まや型が2隻の合計8隻体制。建造単価はこんごう型で約1223億円、あたご型で1475億円とのこと。であるならば最新のまや型を2隻増やす方が、運用的には楽になるのかもしれませんね。建造のノウハウはすでにあるわけですし、大型の新造艦を開発するのもあり。北朝鮮がパンパンとミサイルをぶっ放している現状、イージス艦の役割は大きいでしょうし。
■ミサイル迎撃試験完了■
日本のイージス艦、実は最新のまや型が、まだミサイル防衛のキモである、弾
道ミサイルを迎撃する性能が確認の試験が終わっていなかったそうで。まあこういう試験自体は実際にミサイルを撃って迎撃してと、かなり大規模かつ軍事機密費のレベルが高い試験でしょうから。それこそ中国やロシア、北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)などのスパイは、喉から手が出るほど実験のデータが欲しいでしょうし。
……そういえば、先日北朝鮮が発射したミサイルは日本の上空でロストした、つまり行方がわからなくなったという話でしたが。ひょっとして実戦で試してみた? 北朝鮮が発射したミサイルのうち一発を、ミサイル迎撃の試験で迎撃したとか。んなわけないか。実際にそれをやったとしても、数十年は秘密にしておくべきことでしょうし。しかし、北朝鮮は調子に乗って発射したミサイルを、日本のイージス艦が全弾迎撃して撃ち落としたら。それこそ、抑止力。
■令和の八八艦隊構想■
自分など軍事の素人はは、軽空母レベルの大型の艦艇を造って、途中で計画変更と言って軽空母に改造してしまう、ってのはありだと思いますけれどね。そもそも日本の全通甲板の艦艇は、おおすみ型・ひゅうが型・いずも型がありますが。F-35Bの運用ができるのはいずも型のみ。大日本帝国海軍はかつて、戦艦8隻と巡洋戦艦8隻を中核戦力とする八八艦隊計画を持っていましたが。今だと軽空母8隻とイージス艦8隻の八八艦隊でもいいのかも。
正規空母の運用では、最低3隻で回すのが理想だとか。1隻が運用・1隻がメンテナンス・1隻が訓練用と。なら、いずも型3隻の強襲揚陸艦3隻の体制はありなのかもしれません。これにヘリ空母のひゅうが型の2隻で8隻と。日本のような島嶼部が多い島国では、強襲揚陸艦は使い勝手がいいですからね。ウクライナ侵攻で、ロシアの兵器がポンコツなのはバレましたから。日本はミサイル防衛に、ステルス戦闘機による防衛がキモでしょうし。
どっとはらい( ´ ▽ ` )ノ