国民民主党を攻撃した層の正体
◉X(旧Twitter)で先日、国民民主党に騙されたくない云々というハッシュタグが出回り、なぜかトレンド入りする事態が起きたのですが。ネット上のデータ分析の第一人者である鳥海不二夫東京大学教授が、一体どんな人たちが、この奇妙なハッシュタグ祭りを始めたのか、情報分析されています。
ヘッダーはnoteのフォトギャラリーより、メイプル楓さんのイラストです。
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■特定の人間が動く?■
詳しくは、上記リンク先の全文を、ぜひお読みいただくとして。内容的には「あ、やっぱり……」という分析結果でした。自分のTwitterアカウントに対しても、無知な上にエビデンスもなく、やたら汚い言葉で攻撃的に突っかかってくる人たち、れいわ新選組・共産党・立憲民主党シンパが多い印象です(ちなみに社民党シンパはこちらにばれないようスクリーンショットで陰口を叩き、日本保守党のシンパはフォローしてきます)。もちろん今回の件が、それらの政党のシンパによる工作なんて、そんな証拠はなく。
ただ、ある種の偏りがあるのも事実です。今回の衆議院選挙で、国民民主党の躍進を苦々しく思うのは、与党の自由民主党や公明党だって同じことです。また社民党や参政党や旧N国党などの小政党も、他の党の躍進は歓迎すべきことではありませんから。なのに、特定政党の支持者に偏る不思議。党の規模から言えば、れいわ新選組は衆議院3議席 参議院5議席の、小政党であるのは同じです。
上位5アカウントからの合計拡散数は83.5%──ほとんどがたった5人で巻き起こした騒動、といえそうです。イーロン・マスクがTwitterを買収する前までは、よく見られた光景ではあります。少数の、熱狂的信者のような人物の異常な行動力によって、トレンドが操作されてしまう。そしてマスコミがそれを マッチポンプ 的に報道する。昔はよくあったのですが、最近はすっかり聞かなくなっていたので、その点でもちょっと驚きです。
■玉木代表も反応する■
この分析に対して、今日の国民民主党代表である 玉木雄一郎議員が、反応されていました。批判された当事者ですから、当然といえば当然ですが。
現在は7議席の国民民主党ですが、今回の選挙では議席が3倍増になるのではないか……と予想されるほど、絶好調ですです。国会で議員が法律案を提出するためには、参議院では10人以上・衆議院では20人以上の賛成者が必要なのですが、現在の勢いならその20人以上が、単独で揃えられる 勢いです。政策本位の国民民主党は、与党の批判と揚げ足取りしかできない野党にとって、目障りな存在なのは確かでしょう。玉木代表の「あまりお互いの悪口ではなく、建設的な政策論争ができればと思います。」は、なぜこんなネガティブキャンペーンが起きたかの、本質をついていますね。
■ネガキャンを依頼?■
それだけでなく、れいわ新選組について、こんな驚くべき暴露が、なされました。対立候補のネガティブキャンペーンを、選挙対策スタッフが依頼したとのこと。なんと言うか、とても稚拙ですね。とっくに古くなってしまった手法を、今さらながら・恥ずかしげもなく・やってしまう、そんな政党なのでしょうか。個人的にはこの菅野完氏も、日本会議の悪魔化や、モリカケ騒動の立ち回りや、パフォーマンスにしか見えないハンストなど、胡散臭い人物で、その言説には日頃から批判的なのですが。この場合は、依頼した当人の発言ですから。
動画では、れいわ新選組の選挙対策スタッフが、愛知15区に出馬した辻恵候補(れいわ新選組)の対立候補である小山千帆候補(立憲民主党)の悪評を広めて欲しいと、菅野完氏にネガティブキャンペーンを持ちかけかのを、暴露されていますね。シンパがやったことならば、暴走して勝手にやったことと言い逃れもできますが。この場合は 選挙対策のスタッフ。これは非常にまずいのではないでしょうか?
そうでなくてもれいわ新選組は、先頃起きた自民党本部と首相官邸に対するテロリストを、山本太郎代表がフォローしていたことが、指摘されています。またテロ事件に対して、他のやつが一斉に批判する中、れいわ新選組だけ批判声明を出さないという、不可思議な対応もしています。
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