猫の家畜化の起源
◉イエネコは、リビアヤマネコがルーツと言われますが。それがいつ家畜化されたかは、不明な点が多いのです。最古の家畜は、狼から生まれた犬であるのは衆目の一致するところですが。猫も負けず劣らず長い人類との歴史があるようですね。あんがい、愛玩目的で買い始めたりしたのがルーツだったりして。それぐらい猫っていうのは可愛い生き物ですからね。最も嫌いな人はかなり嫌いなので、そこは尊重しますけれど。
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自分はネコ好きなのですが、都会のアパート暮らしでは、飼うこともできず。近所の野良猫を見たり、ごくたまに猫カフェなどでニンマリする程度です。実家の祖母の家で飼っていた猫は、三毛猫のボブテイルが定番でしたが。これって日本独自に近いタイプらしいですね。日本に渡ってきた時、尻尾が短くなる遺伝子を持ったタイプがいたせいらしいですが。三毛猫自体も外国ではほとんど見かけませんね。
日本にやって来た理由も、仏教の伝来に伴い、大事な経文や仏像をかじるネズミをよく捕るということで、一緒に連れてこられたと言われていますね。もともと森の中に住む生物である猫は、ネズミなどの小動物をとるのが得意な生き物ですからね。さいとう・たかを先生の名作『サバイバル』でも描かれていましたが。人類にとってネズミというのは本当に脅威の存在なんですよね。繁殖力が強く、人間の食べ物を食べてしまい、ペストなどの病原菌も運んできてしまうので。
日本の民話などを調べてみると、岡山県だと桃太郎の家来が犬であるように、稲作が早く普及した地域は意外と人間と犬の絆を描いたような民話が多かったりします。逆に岩手の遠野物語などを読みます、狼や山犬に襲われたという話がかなり多くて、犬が狩猟民のパートナーとして飼われ出したという説よりも、作物を荒らすイノシシやクマなどの番犬として、むしろ重宝されたのではないかと思ったりします。だって古代人は、狩猟以上に採集生活が中心でしたから。
犬も猫も可愛いから飼い出した、それでいいような気はしていますけれどね。どっとはらい( ´ ▽ ` )ノ
売文業者に投げ銭をしてみたい方は、ぜひどうぞ( ´ ▽ ` )ノ