ホタテ相場がV字回復
◉素晴らしいニュースです。福島第一原発事故で溜まった、ALPS処理済み水を海洋放出することに対して、中国が日本産水産物の輸入を禁じるという、行動に出ました。韓国の野党も非科学的な批判を繰り返し、社民党と福島瑞穂党首らが、これに同調するという、地獄絵図。しかし、1年も経たずして、むしろホタテの相場が高騰し、禁輸前を越えそうな勢いとのこと。
ヘッダーはnoteのフォトギャラリーより、メイプル楓さんのイラストです。
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■最悪の禁輸に■
詳しくは、上記リンク先の全文を、ぜひお読みいただくとして。この件に関しては、日本政府やアメリカやタイなどの友邦国の反応も迅速で、また国内企業も、くら寿司など積極的に国内消費を高める動きをしていました。まさに、官民一体となった対策。日本のホタテは、実際は中国に輸出されたものが、やすい人件費を利用して加工されて、東南アジアや北米など他国に再度輸出しているという状況もあり。その加工用の出荷地をアメリカが紹介し、フィリピンやメキシコなど、続々と参入し、むしろ日米の経済的な絆が強まった面も。
そもそも、TPPって他意中国経済包囲網の部分があり。結果的に、中国の嫌がらせに日本は、かえって環太平洋の経済的な結び付きを強めるという、中国にとっては悪手になってしまいました。そもそも、中国人は日本の海産物――干しアワビに干しナマコにホタテに鱶鰭など、大好きですからね。中国では、干し鮑が万単位の高額食材として、売られているとか。藪をつついて蛇を出す。韓国相手だと、こういう嫌がらせは有効なんでしょうけれども、日本はレアアースにしろホタテにしろ、嫌がらせに屈せず新しい方法を模索する。一時的な打撃に、オタオタしてはいけないんですね。
■無責任な煽り■
内申はどんなに苦しくても、表面上は泰然自若として受け止め、知恵を出し合い、技術を高め、あるいは友邦との協力で、解決していく。それが政治の知恵ですしね。しかしあの時、脚本家として高名な町山智浩氏は「日本の水産物を禁輸するのは中国だけでなく香港も。中国と香港で日本の水産物輸出額の半分近く(年間1600億円)を占める。しかもこれが何年も続く。普通に考えて放水は日本の政権が自国の漁業に大打撃を与えた失策。」と煽りまくったのです。本当に腹が立ちました。非科学的な言説に乗っかって、科学が風評に負けろというのか、と。
コレに対する、自分の疑義のnoteがコチラです。かなり、データにも基づいて、冷静に論じられているほうかと。しかし日本の関係者の頑張りは、自分の予想以上に迅速かつ広範、的確だったようです。現在の政治は、外国との関係なしにはありえないという、実例にもなりました。1年も経たずしてこの状況になったことについて、町山氏はなにか、申開きをすべきではないでしょうかね? どうせスルーでしょうけれども。昔は、皇室にも朝鮮総連にも喧嘩を売る、尖った編集者で尊敬していましたが。映画秘宝のお家騒動以降、和製サブカルの悪い面ばかりが目立っていますね。残念です。
■そして尖閣も■
今回の件は、日本と中国の関係において、ひとつのターニングポイントになるでしょう。レアアースにしてもホタテなどにしても、ちゃんと対応できて、嫌がらせをかわせた。GDP世界2位の経済大国になった中国ですが、経済音痴の習近平体制下では、その経済の恩恵さえ、間違った使い方しかできず。自分で自分の首を絞めている印象です。さらに尖閣問題では、日本の実効支配を内外に示す、救出事件が起きましたし。長年、中国が漁船団を繰り出しての嫌がらせをするやり方が、一発でチャラになってしまいましたね。まぁ、漂流自体が日本のヤラセとか、言い出しそうですが。
自分は、𝕏(旧Twitter)上で暴れまわっている、嫌中というか憎中と言っていいレベルで、政治のすべてが他意中国で屈服させたいという欲望を剥き出しにする、自称保守の方々とは相容れませんが。それでも、備えておく必要はあると思います。包囲網というのは、そこから強引に出てくるなら、対応しますが。出てこない・酷使アルールを守るなら、ウェルカムの態度をとるものであって、兵糧攻めの包囲陣とは、意味が違いますので。Dappiアカウトとか、その前のアウン・サン・スー・チー女史を攻撃してきた連中同様、そこには与しませんので。
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