CSファイナルステージ:ホークス1勝
◉福岡ソフトバンクホークスが、パ・リーグのクライマックスシリーズ、ファイナルステージでようやく、衣装できました。勢いは完全にオリックスバファローズにありましたから、一気に3連敗で押し切られる可能性を、ヒシヒシと感じていたのですが。千賀滉大投手が気迫のピッチングで、嫌な雰囲気を断ち切ってくれました。打撃陣も頑張って、攻略してくれましたし。まだ首の皮一枚、繋がっている!
ヘッダーはnoteのフォトギャラリーより、藤本監督の可愛いイラストです。
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ということで、本日の先発は和田毅投手。はっきり言って、ホークスの精神的エースと言って良いでしょう。投手としてはもちろん、現役選手としてはチーム最年長。最後の松坂世代ですが、今年もしっかり戦力になってくれていますし。なんとか先発投手として5回まで頑張ってくれれば、後は中継ぎ陣の勝負。投手起用に関しては、野手出身の藤本監督には、あまり期待できないのですが。早め早めの継投を期待です。
ところで、首の皮1枚つながっている、という言葉ですが。これって昭和35年の日本シリーズで、読売ジャイアンツに3連敗した西鉄ライオンズの三原脩監督が、記者に語った言葉です。その後、当時はメジャーリーグですらなかった逆転の4連勝を飾り、西鉄ライオンズの3連覇を達成しました。三原監督は、コピーライター的な才能もおありだったのか、現在も使われる印象的な言葉を多数、残されていますね。
何と言うか、印象的な言葉で新聞記者やライバル球団だけでなく、世間さえも巻き込んでいく。アントニオ猪木さんを彷彿とさせる方ですね。猪木さんも、ジャイアント馬場と NWA という絶対的な権威に対して、立ち向かって行きましたが。優勝監督でありながら、ライバルの水原監督就任で事実上の解任、都落ちと揶揄されながらも福岡の地方球団の監督となり、自分を評価しなかった読売ジャイアンツに見事なリベンジ。
これまた読売ジャイアンツを事実上の解任された王貞治監督が、福岡から逆襲。足利高氏が、第一次京都合戦および打出・豊島河原の戦いで敗北して、一旦九州に退き、そこから逆襲してついに後醍醐天皇や新田義貞を破り、室町幕府を開いたように。歴史というのはある部分で繰り返されるようです。三原監督のように3連敗から4連勝を期待したいのですが。奮戦を期待したいですね。
どっとはらい( ´ ▽ ` )ノ