老熊に機能性マット
◉現在32歳で、人間なら80~90歳に相当するヒグマに、東洋紡エムシーが特殊なマットレスを提供したところ、床ずれに改善が見られたとの記事。技術的な部分に感心すると共に、クマでも寝たきりになると床ずれが出来るという、驚きと。ポイントが二つありました。人間だと、床ずれを改善するマッサージなど、あるのですが、老いたりとはいえヒグマ、迂闊に檻に入ったりマッサージしたりも出来ず。でも、こういう素材開発や技術は、人間にも応用できるでしょうから、その意味でもいいニュースですね。
ヘッダーはnoteのフォトギャラリーより、メイプル楓さんのイラストです。
◉…▲▼▲▽△▽▲▼▲▽△▽▲▼▲…◉
詳しくは、上記リンク先の全文を、ぜひお読みいただくとして。動物の中には、サラブレッドのように骨折したら安楽死という動物もいます。馬の皮膚は弱く、骨折して立てなくなって横たわると、すぐに床ずれが起き、そこから壊死して確実に死んでしまうので。立った状態でも、三本脚であの巨体を支えると、他も脚に負担が掛かりすぎて、蹄葉炎という蹄の血行障害でやはり死んでしまいます。だから、長く苦しめるぐらいなら、安楽死させるのが優しさ……という面も。でも、名馬テンポイントはアホな同情論が沸き起こり、安楽死が遅れてしまいました。
動物と床ずれというのは、種類によって様々な問題があるのでしょうね。ゾウとかキリン、カバ、サイなどは巨体ですし。上野動物園のオカピとか、やはりキリンの仲間だけあって、大きさに驚きました。ライオンやトラの猛獣はもちろん。ゴリラの握力は400キロとも500キロとも言われますし、チンパンジーさえ200キロを超え、人類の握力王も足元にも及ばず。興奮した類人猿のパワーに、飼育員でも大ケガなんて話も多いですし。そういう動物は、老いても人類は相手にならないレベルですからね。動物園の介護も、やはり様々な問題があると、気付かされますね。
そして、今回の新幹線に使われているクッション。まぁ、普通車両とグリーン車で、だいぶ違うンですが。自分とか時間に余裕があると、こだまのグリーン車で移動、なんてこともあります。東京-新大阪とかだと、あんがいこだまの方が一眠りするには良いんですよね。座席も広くゆったりしていて、ふかふか度合いも違いますし。夜行列車をJRはドンドン減らしてしまいましたが、深夜にこだまのグリーン車を、夜行列車代わりに運行したら、需要あると思うんですけどねぇ。昔日の寝台車より数がこなせて、メンテナンスも楽でしょうし。夜行バスよりはるかに良いです。
おっと、脱線。こういう素材開発は、日本の得意とするところ。
◉…▲▼▲インフォメーション▲▼▲…◉
noteの内容が気に入った方は、サポートで投げ銭をお願いします。あるいは、下記リンクの拙著などをお買い上げくださいませ。そのお気持ちが、note執筆の励みになります。
MANZEMI文章表現講座① ニュアンスを伝える・感じる・創る
どっとはらい( ´ ▽ ` )ノ