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尾辻かな子議員の批判は的外れ

◉Twitterのキュレーションチームに愛されていたのか、やたらオススメやタイムラインに上がっていた弁護士ドットコムのニュースですが。イーロン・マスク事変以降はめったに見なくなり。内容的にも、法律の素人の自分が見ても疑問なものがチョイチョイあったので、当noteやTwitterなどで、疑問を呈してきましたが。軌道修正したのか、尾辻かな子元議員(立憲民主党)の大阪駅のポスターに対する批判に対して、憲法解釈論的には「問題なし」と結論付けています。温泉むすめを燃やした某ツイフェミの劣勢を見て、慌てて掌返しした……とは思いませんけどね。

【大阪駅の萌え絵ポスター、憲法解釈論では「問題なし」 平弁護士と考える「表現の自由」】弁護士ドットコム

立憲民主党の前衆院議員・尾辻かな子氏のツイート投稿で話題となったJR大阪駅のポスター。対戦型麻雀ゲーム『雀魂』(じゃんたま)とテレビアニメ『咲-Saki-全国編』のコラボ広告だったが、一部ネット上では「性的だ」という声があがり、ジェンダー論や憲法論にとどまらず、燃え広がった。

今回の「萌え絵」をめぐる議論について、行政事件や憲法訴訟に取り組む平裕介弁護士に聞いた。

https://www.bengo4.com/c_18/n_15394/

ヘッダーはTwitterのスクリーンショットより、尾辻かな子元議員(立憲民主党)のツイートです。

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平裕介弁護士は、丁寧な論考と読みやすい文章で、このような問題に言及される弁護士で、自分もけっこう前からフォローしています。今回の件も、先ずは憲法という日本国民並びに日本に住む外国人、旅行者なども守らねばならない、法律の源泉に立ち返っての論考で、とても読み応えがあります。多分今後、表現を焼く人間がまた出現したら、「それは憲法解釈論的には問題ないものを、あなたのお気持ちで自主規制せよと、そうおっしゃるんですか?」と返せば良さげです。

将来的にこっそり削除されたりしたときのために、スクリーンショットも転載しておきます。こういった議論の前提として、公共性がある素材ですので。元とはいえ、つい1年ちょっと前は国会議員だった人物の発言ですから、これ自体にも大きな意味がありますしね。著作権法的にも許容範囲でしょう。

スクリーンショット

このツイート、イイネの数こそ1.2万ともらっていますが、リプライも引用ツイートも、批判まみれです。近年の左派の言説にありがちな、イイネだけは1000単位10000単位以上もらうのに、擁護の理由や反論はほとんどない現象に、そろそろ名前をつけたいところですね。イデオローグに追従しても自分の意見がない症候群とか? そういえば、某弁護士も暇空茜氏支持者を家畜呼ばわりで罵倒されていましたっけ。ミラーリングってやつでしょうか?

結果的に、このツイートに対する反論や疑義を読んだ人間は、批判の方に説得力を感じてしまうでしょうね。どっちが正しいかとは、心情や主観であって、数ではないですけれど。本人やシンパはネット右翼という定義も曖昧な存在の、意見を黙殺しているつもりでしょうけれど、反論できずに黙っていると取られかねない。丁寧な言葉で・ソースに基づいて・組み立てられた議論には反論しないとまずいですね。

暴言吐いてる限界系の人間にだけ反応して、勝った勝ったと李舜臣戦法を駆使しても。そこさえ、見透かされますから。双方向性のあるインターネット、SNS時代の議論ですから。国会議員だとか弁護士だとか大学教授だとか作家だとか文化人だとか、そんな肩書きは通用しません。フラットの言論の場が、そこにはあるのですから。万機公論に決すべし。どっとはらい( ´ ▽ ` )ノ

売文業者に投げ銭をしてみたい方は、ぜひどうぞ( ´ ▽ ` )ノ