トイレ制限訴訟の憂鬱
◉この裁判、裁判官がいくら注釈をつけても、拡大解釈されて暴走するのは、目に見えています。
ヘッダーはnoteのフォトギャラリーより、
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■イイネ罪成立?■
例えば、杉田水脈議員のイイネが、伊藤詩織女史の名誉感情を積極的に害する意図の元に行われたことを、高裁では認められましたが、これはかなり特殊な状況を前提にしています。ハッキリ言えば、杉田水脈議員のイイネは執拗で、粘着的だったから。個人的には、杉田水脈議員は言葉が軽いし軽挙妄動が目につくので、右の辻元清美議員だなぁ……と評価も低かったのですが、やっぱり余計なことをしやがってという印象でした。
ところが左派はこの判決に歓喜し、イイネ罪が成立したかのような物言いでした。んな訳ないのに。イイネにしても、ブックマーク代わりの人もいますし、皮肉や晒し上げの意味の人もいます。自分は、基本的にイイネは滅多にしないのですが、RTだって賛同のときもあれば晒し上げの意味もあり、そんな単純に一律化できるはずもないのですが。そうやって、言論を萎縮させる。どうにも、日本の左派は表現の自由や言論の自由を、萎縮させたいようで。
自作自演かジョークか、本気かは知りませんが。薄ら寒いです。
■札幌野次訴訟■
そして、安倍晋三元総理への執拗な野次を繰り返した男女を北海道警察が排除したところ、表現の自由の侵害だと裁判に。広瀬孝裁判長は「2人の表現の自由などが違法に侵害された」と原告勝訴の判決。このときも、左派は野次は表現の自由だと歓喜雀躍して大騒ぎ。けっきょく、この判決によって、安倍晋三元総理暗殺事件や岸田文雄総理爆発物投擲事件での、警備の甘さに繋がったという指摘も。
これ判決自体は、札幌高裁の大竹優子裁判長が札幌地裁判決を一部取り消し、男性側は逆転敗訴になりました。当たり前です、法廷でさえ不規則発言は退廷を命じられます。彼らは表現の自由に偽装して、他者が演説を聞く権利を侵害しています。でも、後に高裁や最高裁でひっくり返る、おかしな地裁判決が出るたび、左派は拡大解釈に勤しんできた訳で。今回も確実に、そうなるでしょう。
案の定、社民党が限定的なはずの今回の判例を、人権や多様性社会に云々と言い出して、拡大解釈する気満々です。繰り返しますが、あくまでもこの原告と官庁の関係の限定的な判断であって、社民党が勝手に想定する人権や多様性社会なんて広い話ではないです。女性が反対すれば、制限もありという判断になり得るって話です。最高裁の注釈でも、一般化はできないと言ってる裁判官もいるのに、このザマです。放射能デマを副党首が垂れ流す、弁護士が党首の党だけありますね。その内、消滅するでしょう。
■裏の顔?■
さて、この判決後なんですが……とんでもない情報が出てきました。このトイレ制限訴訟の原告男性の、裏アカというか、Twitterアカウントが特定されて。そこには、男性器の執着や、女性への憎悪を隠さない姿勢が指摘されてます。正直、札幌地裁での表現の自由に偽装した妨害行為パターンと同じで、LGBT問題に偽装した、政府や公的機関に対する嫌がらせではないかと、邪推するに足るツイートに思えるのですが。いかがでしょうか?
この問題に関しては、ゲイやレズビアンの当事者からの批判や疑義が、多数寄せられています。最高裁は、限定的かつ厳密な条件を課したつもりでしょうけれど、けっきょくは「なら、最初からトランスはサイレント不採用にするか、部署を異動させて触らぬ神に祟りなしにしよう」と、かえって差別を陰湿化させる可能性が。まぁ、近年の左派界隈は試合に勝って勝負に負ける、裁判に勝って現実に負けるを繰り返していますが。今回も、同じことを繰り返すのか?
どっとはらい( ´ ▽ ` )ノ
■追記です■
やはり、例の裏アカは、裁判の原告だったようです。もし、裁判中にこの存在がバレていたら、最高裁もひっくり返っていたか? これぐらいの軽口、誰でも言うと擁護する人もいますが。自分には、彼の文章から滲む感性は、女性のそれではなく男性、それもヤバいタイプの男性との類似性を感じます。たとえるならそれは、元Hysteric Blueのメンバーで、逮捕起訴有罪収監された某氏の、出所後にフェミニストになったと自称してた時期のそれに類似しています。
はい、ただの感想に過ぎません。でも、彼の書き込みの数々を一般女性に見せて、アンケートを採ったら? 一般論として、そんな同僚が男性器を付けたままトイレに入ってくるのに、不安を感じない女性の方が、多数派になりそうな……。同僚の女性職員は立場上、脅威を感じていても、正直にそう言えば、裁判の結果によって同僚に差別されて傷ついたとか、訴えられる危険性がありますから、本音なんて言えませんから。
もう、一事不再理で覆りませんが、なんだか納得いかない、後味の悪い裁判となりましたね。冤罪のヒーローの小野ナントカが、実は別件の殺人が発覚したときと、同じ感じ。事件の重さも種類も全然違いますが。同じ感じという意味で。