Twitter有料フォロー機能とnote
◉例えばMicrosoft社のOfficeって、2001年ごろの機能と大差なくて、ハッキリ言えば「小さな親切大きなお世話機能」ばかりが充実していく印象です。Wordの文章選択も、コッチはココからココまでと選択してるのに、選択する必要もない脇の単語まで選択しやがるとか。Twitterも、余計な機能ばかりがゴテゴテ増えて、ユーザーファーストじゃないですね。イイネのタイムライン表示とか、要らん機能です。
【Twitter、有料フォローで限定コンテンツを見られる「Super Follow」機能を検討】CENT
Twitterが新機能を検討している。クリエイターを有料でフォローする「Super Follow」や、興味のある話題についてより簡単にチャットできるようにする「Communities」などだ。
(中略)
Twitterが検討しているSuper Follow機能では、ユーザーは月額料金を支払ってTwitter上のクリエイターやパブリッシャーをフォローすることにより、限定コンテンツやニュースレターを閲覧できる。Twitterのデザインとリサーチ業務を統括するDantley Davis氏は、クリエイターを資金的に支える製品は、「オーディエンスが喜ぶ素晴らしいコンテンツを作り続ける」意欲をクリエイターに与えると述べた。
たぶん、YouTubeの課金機能のマネでしょうけれど、YouTubeって小一時間タップリ聞かせてくれる番組とか、投げ銭を投げようとか、あるいは岡田斗司夫氏のようにYouTubeで動画が有料販売されてれば、購入したりしますが。140文字で一期一会、流れていくのがTwitterの良さでもあります。FacebookやYouTubeのマネしてどうすると思うのですが。貧すれば鈍す、ですねぇ……。
◉…▲▼▲▽△▽▲▼▲▽△▽▲▼▲…◉
■ユーザー無視のビジネス優先■
そもそもユーザー的には、Twitterに有料になっても実装して欲しい機能って、以下のようなモノだと思うんですけどねぇ……。
①広告の非表示
②イイネの非表示
③オススメ非表示
④検索機能の強化
⑤文字制限の解除
⑥アップ画像の枚数制限解除
⑦押し付けトレンドの非表示
⑧過去ツイートのダウンロード
⑨予約投稿機能のデフォルト実装
⑩ロック時の該当ツイートのみ非表示
だと思うんですけどね。①は言うまでもなし。②は選択制度で良いですけど。③は例えば芸能記事とか、コッチが指定したジャンルはいっさい非表示にして欲しいです。興味ないジャンルを押し付けられると迷惑。④は、関係ない言葉とか、名前まで拾ってきやがるので迷惑。自己の過去ツイート限定の、検索機能も欲しいです。⑤は1000文字から2000文字程度の上限はあっても良いですけどね。
⑥は漫画を宣伝したい人には必須。16枚とか60枚とか、ほしいマンガ家は多そう。⑦のトレンドで勧めてくるのが広告スポンサー絡みですからね。本当にウザいです。⑧はTwitterから引っ越しを考えてる人には必須。凍結されちゃうと、ツイログにも入れませんからね。⑨は前々から言われていますね。Chromeブラウザならできますが。⑩は実体験から。ロックして何ヶ月も放置するなら、そういう機能は必須。
■noteの可能性■
個人的には、Twitterにロックを喰らう一ヶ月ほど前から、noteに力を入れていますが。自分のように長文をダラダラ書く人間には、noteの方が便利な部分はありますね。まとまった論考を書いておくと、「コッチを読んでください」で済みますし、意外と古い書き込みが、長きに渡って読まれるなど、ブログとも違った良い面が多いです。オススメで古い記事も表示されるからでしょう。
個人的には、まったく期待していなかった課金機能においても、意外に多くの課金があることですかね。noteに本腰を入れたら、12月には合計1万円弱の、有料販売やサポートがありましたから。200人もフォロワーがおらず、Twitterもロックされてて宣伝もできませんでしたし、有料ユーザーが多いな、という印象です。ここら辺については、こういう記事もアスキーにありました。
【Clubhouseが話題の中、今さらnoteにハマる理由】ASCII
(略)
というわけで、今回はnoteについて書こうと思います。ご存知のように、noteは「文章を書くことに特化した」メディアプラットフォーム。
なんと、月間アクティブユーザー(MAU)が6300万人、登録者数260万人(2020年5月時)だそう。ちなみに、TwitterのMAUが4500万、FacebookのMAUは2600万(共に国内、2021年2月時)。noteはSNSとは違いますが、なかなかのプラットフォームに成長しています。
個人的には、寄り添ってるとか優しいとか、そういう印象はないです。むしろ、運営のcakesには批判的ですしね。アクティブユーザー数が云々というのも、数を見て質を見ていない、提灯記事にありがちな視点に思えます。それじゃあ、Twitterのフォロワー数にこだわって、質を見ていない人々と同じです。サイドビジネスとして月に3万円にもなれば、充分にありがたいと思いますが。商売優先じゃTwitterと同じ。
■最後は自前のサーバで■
思うに、Twitterはトランプ大統領のアカウントを凍結した時点で、アウトだと思うんですよね。第四の権力と呼ばれた新聞やテレビ、ラジオなどの旧メディアと同じく、SNS第5の権力になりつつあるわけで。いや、もうなっていますね。そこが、法律で禁じられた検閲をやれる、恐ろしいことです。自分がちょうどロックされてた時期に、軒並み保守系アカウントもロックされていたようですが。
けっきょく企業に依存してる限りは、その危険性はあるわけで。なので、最終的には物書きとかは自分のサーバで自分のドメインで、自分の意見を発信する、何のことはないWebサイトに回帰するでしょう。そして、各種SNSは新規の読者を掘り起こす、宣伝用の存在となって、当たり障りのない話題や、物議を醸さない内容を共有する、緩い存在になるでしょうね。noteにTwitterやInstagramの同時送信機能が付けば、ますますそうなるでしょう。
どっとはらい( ´ ▽ ` )ノ