マーケティングに必要なのは、 愛。
マーケティングに一番必要なのって、「愛」なんじゃないか。
ふとそう思ったのには、きっかけがある。
いま、育休中で仕事を休んでいるわけだけれど、全く仕事から遠のくと勘が鈍りそうなので、旦那の会社を少しだけ手伝っている。 旦那は兄弟でオフィスや公共空間などの場づくりをするデザインユニットとして活動しているのだが、言葉通りのインテリアデザインだけでなく、空間を使う人たちの体験をぐっと換えてしまうような、巻き込み型の空間デザインを施すのが得意だ。隣で彼の仕事ぶりを見ていると、なかなか他の建築家やインテリアデザイナーなどとは違う視点や得意技を持っていると実感するのだけど、彼を知らない人からすると、その魅力に触れる機会が少ない。
というわけで、彼らの魅力を必要な人に、正しく伝えるための整理整頓を手伝っている。私だけでは、魅力を語りきれないので、尊敬するコピーライターと、広報コミュニケーションディレクターにも強力を仰いだ。
どうやったら、兄弟の魅力が伝わるか? という議論を一日合宿を通じて、その場で言葉のスケッチを進めていく。 兄弟の活動をステートメントとして言葉にしようと決まった二日後、担当していたコピーライターさんからラフ案が届いた。
その文章は、心から兄弟の創造性に魅力を感じているんだなと受け取れるような、愛に溢れていた。兄弟のデザインスタンスや、つくるものの魅力、こだわり方など。 ひとつずつを丁寧に語り紡いでくれていて、「こんな風に旦那のシゴトぶりを見て感じてくれてる人がいるんだ」と本当に嬉しくなった。 今回相談したコピーライターさんは、兄弟との10年来の友人でもある。
兄弟に魅力を感じていたのは、私だけじゃなかったんだ。という再発見にもつながって、とっても幸せな気分。同時に、そういった他に信じてくれて力を貸してくれる人がいるから、もっと私も頑張って、兄弟の魅力を伝えるべき人たちに伝えていきたいと思った。
マーケティングのように、何かを売るための仕組みづくりをするには、自信をもって活動できるようになることが大事。ただ信じられるだけでなくって、そのものにとびっきりの愛を込められるともっと強い。
いいマーケティング活動には、愛が溢れている。
愛せるものを見つけて、届けるお手伝いをもっとたくさんしていきたい。
#マーケティング #ビジネス
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