小さな贅沢を守る
風が吹けいたら飛んでしまうような、ちょっとした好きなことをする時間は、わざわざ守らないと消えていってしまうことを知った。
毎日の仕事と通勤。帰ってきてからの家事。
いろんなバタバタとイライラにさらされているうちに、真っ先に削ってしまう。
大好きな友達のインスタをみていて、ちょこっとした贅沢を大事にする人だったんだな、あぁ素敵だな、と思った。
他でもない自分が好きだと思うことを、ちゃんとわかっているんだな、と。
忙しい毎日の中で、そういうモノを守っていて、えらいなぁとも。
私は、「はちみつとクローバー」や「三月のライオン」に出てくるゴハンのシーンとか、日常生活のシーンが大好きなんだけど、それも似たような感じで、作者さんが大事にしているモノに触れることがうれしいんだと思う。
「週末何してた?」ときかれてぱっと答えられることじゃないかもしれない。だけど確かに自分が素でいられる時間。猫がかわいいとかつくった鍋が美味しいとか、欲しい漫画の新刊が買えたとか、そういうこと。
仕事をはじめてから特に、私は自分の心をゆるめるのが苦手になった。
一度エンジンをかけたら、かけっぱなしの方が楽だから。
一度オフに入ってしまうと、また次の日に切り替えるのが辛い。
でもそうしているうちに、何が好きなのかが確実によく分からなくなってきた。これはちょっと心がマヒしてるのでは...?と思う。
もしもそれを「社会人らしくなる」と呼ぶのなら、そういう自分は嫌だし、きっと長くは続けられない。
そういうわけで、忘れがちなちょっとしたやりたいことリストを残しておこう、と思いました。
夏が終わるまでにいくつできるかな。
<この夏やりたいことリスト>
・髪を切る。できたら色も明るくしたい。
・アボカドをいかにおいしく食べるかチャレンジ
・素麺を(同上)
・カルディで食べたことないものを買う
・花を飾る場所を作る。玄関のところとか?
・サラサラの、アジアっぽいワンピースがほしい(部屋用)
・歩きやすいサンダルを買う
・友達を誘って焼肉に行く
・帰省のお土産にこだわってみたい