全員がわからなくてもいい。
2018.05.21.Mon
みんなに愛されたい。
そう思うのは普通だと思う。
嫌われたい人なんていない。
誰もが愛されて生きていきたい。
でもいつしか、気づいてしまう。
みんなに愛されることはないと。
だれかはあなたの考えに反対したり、
マイナスの感情を持ったりすると。
私は最近までずっとみんなに嫌われないように行動してきた。
ある人と話す時は、その人に好意的な意見を言い、
ある人と話す時は、期待されることを言った。
そうしたら、いつしか自分が消えてしまっていることに気がついた。
自分の意見とか、自分の考えが持てなくなってしまっていた。
だれにも愛されなくてもいい。
おそらく人は、そうは思えない。
でも、
だれかに嫌われることもある。
嫌われたってしょうがない、そういうこともある。
そう考えなければ、
つねに、人を気にした人間になってしまう。
日本人の考え方や、そういう雰囲気でそうできない、難しいというのも分かる。
でも、つねに人を気にしていて、
辛いのはいつも自分だけ。
バカバカしいと思えなければいけない。
だって、ほんとにバカバカしいもん。
個人的に思っていることとして、
人が嫌われても大丈夫と思えるには、
自分のことを「好き」でいてくれる人が必要だ。
恋人でもいい。
友達でもいい。
先輩でもいい。
家族でもいい。
この人が、私にはいる。
そう思えるだけで、
ひとはきっと楽になる。
周りに求められていることは、
ただ一つ。
いいと思った人、
いいと思った考え、
いいと思ったもの。
全てに、「好き」を伝えること。
そうすればきっと、みんなが楽になる。
全員ではなく、
だれかに愛されてるというだけで。
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