【きょうのえぐいはなし 2021/02/03 鬼と物の怪と仕組みと定義と】


健常者がこの世の中心であり中央なのだからいまさら多くを語ることなくこうなるのは当然の帰結でしょう。「2000万円ガー」だけでなく、本動画があることで末端の当事者の困難とコストたる内・外生変数どう減らせるか、までは伝えられていない。実はみんな無意識にしていることが常に多元方程式を解いて正解、または近似値を示し続けることだなんて、やり方、ほぼ「アルゴリズム」や計算式、「組合せ最適化」のことまでは分からないだろうからな。ここでラジオからサンプラザ中野くん歌唱の「無理だ!決定盤(令和 Ver.)第三章」の「二千万」がかかりました。恐ろしい。

「障がいは本人の努力で乗り越える。それが個人モデル」
「障がいがあっても参加できる社会をつくる。それが社会モデル」
両論併記としたら、出来ないことを当事者の怠慢として内在化した「実はできるのだ」というメタメッセージなのだから、より困難を積み増しする取り返しがつかない誤謬となることをあらかじめ狙っていたか、予定調和をプランナーが見逃したのでしょうか。説明をしたら言い訳にしかならないのは心理的な帰結だというのに。作り手はこの手のPR手法に長けているのではないのですか。

まあ、首相閣下すら「自助」をことさらに強調してやまないお国柄ですから、お里が知れるのは当然でしょうが「この程度」のことしかできないのでしょう。問題は適切な意思表示ができない人たちの気持ちをどう汲み取るか。これは作り手の想像力が試されますが、県内にも支援者として活動するものですら否定しかできない残念な人も一定数いますから、果たしてこれでよいのでしょうかね。

他者のバカ…というか愚かな振舞いのためにコントロールできない身の危険が増えていく。反対に定量的に減らされたということは聞いたことがない。政策と製作の場に当事者がいないからこんなことになる、というのは前から言っていることなんだがな。わたしゃもう知らないよ。

以下記事URLです。期待してないけど。

https://news.yahoo.co.jp/articles/f12eeea9f873ce21594da76eadca8b5aa842397b/comments?topic_id=20210202-00000003-nbstv

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