耳鼻科医が自分の扁桃を取ってもらう話③
術後のお話です
術後1日目〜3日目のことを記載します。
○術後1日目(入院3日目)
のどがいたくて、飲み込む時に扁桃炎がひどい時に近い痛みがある。それより痛いかも。
毎食前にアセリオという鎮痛薬の点滴をいきます。これがよく効いてるのか効いてないのかイマイチ分からない。(患者さんによく出すけどね)
ご飯は三分粥がスタート。
おかずはペースト状で食べやすい。
お粥はほぼ水だ。食べやすいからほぼ10割食べられた。
朝から眠くて何か作業しようにも眠くて半日寝ているような感じ。
そしてすごく喋りにくい。
口蓋垂(のどちんこ)がパンパンに腫れているような。のどを鏡で見てみたいけど、口も開きにくいし、ベロも痛いし、見れなさそう。
今日はのんびりして過ごそうという感じ。
傷のこともあるし、まだシャワーは入れない。体力的にも少し厳しいかな。
○術後2日目(入院4日目)
飲み込む時以外は痛くないけど飲み込むとかなり痛いという状況。
そして、昨日よりも喋りにくい気がする、、
鏡で頑張ってのどをみると、口蓋垂(のどちんこ)が小指くらいに腫れている!!
これは手術の作業中にどれだけ口蓋垂に触れてしまったかっていうのが反映する。
止血に時間がかかったということなので、大変だった様子が分かる。
のどちんこが邪魔して喋ると息を塞がれるような感じになってきつい。猫撫で声のような声しか出ない。。
名付ければ、"のどちんこパンパン事件"。
今まで患者さんで腫らしてしまったことが何回かあるけどこんなにきつかったなんて、、という勉強になる。
悲しいかな、これを解決するには腫れが引くのを待つしかない。時間が治療。
扁桃がきれいに治るのは大体二週間。
分かっちゃいるけど待ち遠しいネ。
ご飯は5分粥になった。
おかずがペースト状じゃないから少し食べにくい。
野菜のシャキシャキ感が残るやつとか食べにくい。
差し入れのプリンやケーキを食べることにする、、
体力は日を追うごとに回復してきている。
夜まで作業が出来た。しかし唾を飲み込むのが痛いのである程度溜まると洗面所でペッと出しちゃう。
そして夕方のアセリオと抗生剤が終わるとやっと抜針!(点滴抜くこと)
スッキリしてやっとシャワーを浴びる。
お風呂はいいもんだ。
つづく