見出し画像

インターナショナルスクールにて(2)

 4月始め仙台を訪れ、コロナ対策を万全にしながら模擬裁判のリハーサルを行いました。校内に入った途端、感激しました!なぜなら学校の至るところに僕が模擬裁判指導に来るという告知や授業案内が「これでもか!」というくらいに貼ってあったからです。学校挙げて「歓迎して下さっている」気持ちが伝わってきました。当然こちらの熱も上がります。カラフルな「大教室」(?)で生徒さんたちと顔合わせ。「一期一会」のつもりで、皆さんとはこれが最後の出会いだと思って一生懸命にやります、とご挨拶。仙台弁護士会の弁護士の皆さんも見学に来られました。褒めるところは褒め、厳しくするところは厳しくして、アッという間に2時間が過ぎました。生徒の皆さんには「成り切って下さい。本番が最高の出来になりますよ」というメッセージを残して学校を後にしました。えり子先生が、後姿が見えなくなるまでお見送り下さり(京都でいう「二度辞儀」)、少し寒さの残る仙台でしたが、心が温かくなりました。


 模擬裁判本番は大学での授業のため直接伺うことはできませんでしたが、後日送って下さったDVDには、リハーサル以上に役に成り切った生徒さんたちの自信に満ちた顔がありました。素晴らしい模擬裁判を創り上げた生徒さん及び生徒さんの力を信じ支えた、えり子先生に心より拍手を贈ります。

いいなと思ったら応援しよう!