見出し画像

ジェラート以外のこと:農家プラスのユーキン農園紹介


ジェラートショップは土日のみの営業で、それ以外に色々と仕事があるので紹介していきます。今回は、ジェラートでもお世話になっている方です。
和歌山で新しくイチゴ農園を始めた。ユーキン農園さんを紹介します。代表は江川さんです。


なれそめ

 ドローンスクールに来てくれたのが始まりです。初めて会った頃は、サラリーマンでした。あるとき、会社を辞めたと聞き、その後、いちごの修行に出たと聞いていました。
ジェラートショップ立ち上げの創業メンバーの一人です。

私とは、
・ジェラート店の前身の、イベントを野菜農家さんと一緒に立ち上げ
・ドローンスクールの教官をお願い・ドローン空撮作業のお願い
・ホームクリーニングの応援
など、多岐に渡り仕事をお願いしています。

紹介

現在は、有田市でいちごを作ってます。まりひめという、和歌山県の育成品種を作ってます。
あまり、有名な品種ではないですし、生産量も多くないことから、県外での認知度は高くありません。
将来的には、今までにない形の観光農園を提供したいと考えているそうです。
一緒に仕事していて楽しい人材です。

ユーキン農園
江川代表
ジェラートショップの前身の立ち上げ:イベント出店

すごいところ・良いところ

この人のすごいところは、色々ありますが。

  • 知り合いが多く、周りのみんなが彼に協力的

  • 家族がみんな、彼の仕事に協力的。

  • 自分の中のビジョンがあり、徐々に展開していっている

知り合いが多い

ジェラートショップのゲストからホームクリーニングで伺った先でも知り合いがいて、
びっくりさせられることが多いです。
ある時は、中学生への”未来の就職説明会”で、
中学生からも知ってると言われたり、中学生にも知っている人がいるのかと驚かされます。

 生まれ育った地元だから、野球をやっていたから、だけでは説明がつかない、天性の素質や人間的な魅力があるんだと思います。
しかも、みんな彼のプロセスを知っているから協力的です。

・インスタをあげたら、拡散。
・彼のまりひめを使った商品を、地元の飲食店さんが使って、PR
・彼のまりひめを使ってジェラートを作り、飲食店が販売に協力してくれる
ただでさえ多い知り合いのネットワークが、有効に発信してくれています。

家族がみんな協力的

本当のところどう思っているのかは、わかりませんが、奥さんや子どもが即売を手伝っていたり、両親がパック詰を手伝っていたりと。
事業に対する家族のバックアップは、すごいと思います。

ジェラートショップの脇で、奥さんと子どもたちが販売応援をして、彼の奥さんもPRしていました。数時間で完売していましたが。

ビジョンについては

先日登場した南口さんとは、全く異なるビジョン観です。
南口さんの場合は、
自分の中の明確な、方向性。
自分のつくりたいワインを作るために。
他人にも説明できるレベルまで、ビジョンを明確にしまでしています。

私は、南口さんのようにビジョンを明確にして、
それに進めていくものだと思い込んでいたのですが。

一方で江川さんの場合は、
自分の中にぼんやりとしたあらすじをビジョンとして持っていて。
ステップアップするごとにそれを、
紙芝居のように枚づつ書き進めているような感じです。

この紙芝居型ビジョン方式は
ビジネスの世界では、ビジョンじゃないと言われそうですが、

小さなビジネスでは有効な方法です。
この方法では、
・方向性の微修正ができる。
・関係者もビジョンが理解されやすい
・支援者が増えてくる
メリットがあるようです。

左:江川代表

気づき

  • 人間的な魅力が、人脈を発掘させていく

  • プロセスが見えるから、周りを協力的にさせていく

  • ビジョン策定の新しいアプローチ

自分でやってみること・実践すること

ビジョンの策定の手法は、
ジェラートショップなどの小さなビジネスでは有効だなと思いました。
経営者がなんでも自分で決めずに、クルーやゲストにも意見を聞きながら明確化していくのがあっているのかもしれません。
そのほうが経営者の暴走がない。クルーやゲストのビジョンに賛同しやすくなり、協力が得られやすい。
クルー・ゲストに今後のビジョンについて話してみようかと思います。

まとめ

  • 和歌山に住んでる方:ユーキン農園のまりひめを食べてみてください

  • 県外の方:まりひめを取り寄せしてみてください。近県の方は、食べに来てみてください。

  • ジェラートショップのゲストさん:ユーキン農園のまりひめを使ったジェラートがあるので食べに来てください

  • 起業を考えている方・事業に悩んでいる方:あまり従来の、ビジョンにとらわれなくてもいいと思います。

いいなと思ったら応援しよう!