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パズサバは育成ゲームではない
ソシャゲでキャラ強化課金システム
— ひろゆき (@hirox246) May 19, 2023
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ベテラン課金勢に新規無課金勢が絶対勝てない
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新規ユーザー来ない
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売上伸び悩む
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重課金勢を強くして売上回復
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微課金ユーザー退散
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ますます過疎化
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サービス終了
キャラ強化課金ソシャゲは長期的に続かない運命です。https://t.co/OM2Y9P0Dwj
ひろゆき氏が専門外の分野で頓珍漢な発言をするのはたぶん話題作りのためにわざとしていて、これもそうかなと思うのですが、お話の起点としてちょうどいいので使わせてもらいます。
実際にひろゆき氏と同じような考えでパズサバを見てる方、プレイヤーの中にも結構いるんじゃないかなと思います。でもこの考えには大きな間違いがあって、時間という大事な軸が抜け落ちてるんですよね。
例えばリリース日からプレイを始めて1200万円の課金強化をして1年で辞めた人と、この人が引退した日にゲームを始めて3年間無課金でこつこつ強化した人でどちらが強いか。これは間違いなく後者です。前者はやれても巣窟47ですが後者は50に手が届きます。
前者が引退せず無課金で3年続行していた場合でも差は時間が経つごとに縮まっていきます。
これが起きる原因はとってもシンプルで、バフのインフレによるものです。強化アイテムの値下げや無料配布の増加、新しい強化要素の追加。
わかりやすいところあげるとプロモーター選択エリート箱は初期は30箱で1220円でしたが、4年経った2025年1月現在では150箱で1220円です。
当然ですが昔は無料配布量はごくごく限られていました。巣窟とスピーカーでプロⅡなんて落ちませんし、毎月10万近く使ってるプレイヤーでも兵種によっては廃墟600程度だったので廃墟ショップでプロⅡを交換し続けるのは無理がありました。
このようにインフレはカンスト値の上昇だけでなく、併せて大半のアイテムが値下げされ無料のバラまきも増えていくため、プレイヤーの新旧によるキャラ性能格差はかなり緩和されています。
また限定バーをはじめとしたランダム抽選イベントはまだ物が揃っていないプレイヤーほど費用対効果がよくなります。既存英雄が全て+8の人が新規英雄のためにバー回すのと、まっさらな新規の重課金プレイヤーがバー回すのでどれだけコイン1枚あたりの効果が違うのかはすぐに想像がつくはず。これも新旧の差を緩和する大きな要素。
そういうことで問題はいま課金しているかどうかなんです。ひろゆき氏の言うベテラン課金勢のベテランは誤りで、不要な区分けです。少なくともパズサバのようなお城戦争ゲームではいま課金している人達はいま無課金の人にどんどん追いついて、課金を緩めなければ必ず抜きさっていきます。
だから課金してキャラクターを強化するっていうのは実質的には時限的なゲーム内での強さの順位を買っているんです。より良いゲーム体験を買っていると言い換えてもいい。毎月50万も払えば大体の国で王様気分でやってけますが、払うのをやめればどんどん相対的な強さ順位が落ちて最後には庶民になります。
お城ゲームの運営はこのインフレの速度調整によって世界を維持しています。インフレによってベテランプレイヤーにお金を払わせ続けて、新規が入れる余地を作る。調整を誤るとどちらかが離れて寿命が加速的に縮む。
ということで結論としてパズサバは育成ゲームではありません。そう思って遊んでる人がいるのがたくさんいるのはわかってるしケチつけるのは野暮ではありますが。
良いギルドと良い国をつくる、または見つけて良い体験をする。そのために課金というオプションもある。これが本流かと思います。
そういう捉え方をしていれば一切強さに繋がらない課金、例えば訓練治療のブーストも価値が見えてくるかもしれません。あれこそまさに体験を買う課金。
以上本編。以下はただの悪口で気分を害する可能性があるのでお金でパーテーション作ります。
なぜ人の遊び方にケチをつけるのか
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