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s441 でなちと秋桜

はい。これについて。
誤解がある。


まずHoFの結成前からs441は専制政治に近い州でした。州Discordの評議会の投稿は2023の1年間は2件しかなし。投票も州名変更についてのものが2022秋にあったのが最後。
実態はH2WのR5とsmkのR5で協議したものをSteelerが目を通したら終わり。なにごとでも。
プロセス自体は2024のHoF結成後のほうが良心があったかもしれません。その一つとしてDany (Leila)は州内ギルドR5を集めた意見聴取会を新設しました。

だから元から独裁の州の中で、独裁する人が変わっただけ。荒野箱の配布基準が変わったわけでもなく、協力義務もないまま。

Danyの人柄も一時期噂されていたような魔女のようなイメージとはかけはなれていました。自己肯定感強すぎて話しづらいなと思うことは多かったですが、少なくとも全員と仲良くなろうという意思は誰と話していてもはっきりと見えました。神出鬼没アカ持ち逃げもガセですし。

じゃあ何がまずかったのかっていうと、いきなり強いアカウントに乗り換えて課金額を増やしたこと、そしてR5としての場数を踏まずに超大型ギルドの代表になってしまったことだと思います。
州運営、ギルド運営、戦闘の知識、いずれもふつうに育ったトッププレイヤーが持つべき経験が欠落したまま。

同居した半年間での出来事言い出したらきりがないので具体的に3つだけ取り上げます。

まずは州運営。ご存知の方もいるかもしれませんがs441はHoF結成後のエンパイアはしばらく悲惨な状況になりました。毎回複数件の誤爆が起きて、引退級の被害を受けるプレイヤーが続出しました。
補償を払いきれなくなる事態が目に見えていたので、補償無しの州を設定したり補償ルールを改定したりと反発を受けながらも収束を目指していたのですが、このときのでなちのスタンスとしては一貫して「荒野報酬等で恩恵を受けているのだから忍耐すべきだ」というものでした。
多少でもゲーム内の勢力の動きを見ていたらわかることなんですが、HoF結成前と後でs441の荒野報酬ほぼ変わっていません。2023後半は8割近くの期間マスターグレードに滞在していたからです。
でなち側はHoFが州に恩恵を与えて寛大に振る舞っているのに州民がわがままを言っていると思っていますが、州民側としては特に何か良くなったわけでもなくただ危険な州になってしまったと思っている。深刻な認識の食い違いがありました。
結局は運営がエンパイアの誤爆対策に動いたことでうやむやのままこの件については解決しましたが、即ゴーストタウン化もありうる問題だったと思っています。
ゲーム内での上位9勢力さえ把握していないような状態のまま最強州の意思決定者になってしまい、なおかつ誰もHoF内部で教導する人もいなかった。これが一つ。

次にギルド運営について。

5. There are 100 spots
each big has a squad they are recommending join the super alliance

s441 state discord #generalでの発表より

結成時に発表されたギルドルールの条文の一部です。要はすごい強い人のために付き人枠を用意しますよっていうこと。もちろん頂点を狙う上では大きなネガティブ要素になりかねないルールです。これは通常の参加制限をパスできない人のために書かれています。つまり戦いのプロフェッショナルじゃなくて何かを貰うプロフェッショナルです。
ただs441ではこれはワークする可能性がありました。元からH2Wとsmkに戦力が分散していた州だからです。この頃にはYENの上位もかなり育っていました。荒野や極地・リーグ戦ではこの中から100人を抽出すれば良いので、H2Wとsmkに非戦闘員が半分程度いても全く構わなかったんです。パズサバではスタンダードと言える、ふつうの州の形だと思います。
だからHoFに付き人枠があって何割かおもらいプロがいても平気でしょうってこと。アナウンスの中では「Steelerは平時はH2Wに留まる」と強く宣言していました。
ただ実際にはそうはならなかったんですね。でなちはHoFに州内の高戦力を留め置くことに強くこだわりました。3月からのリーグ戦中は選出メンバーに強い外出制限がかかっていたほどです。SteelerやH2Wの2番手のKorgも結局はすぐHoF定住になりました。
こうなるともう戦力を抜かれた方のギルドでは優秀な増援屋が育つことはありません。隊長なしではふだんの浄水で練習機会を得ることはできない。
だからHoFで全てを賄わなくていけなくなる。極地の開催時間帯は北米にとっての平日午前でただでさえ参加が安定しない。付き人枠はエンパイアは開幕皆勤なのに荒野は忙しいからと3時間遅刻する清々しいプレイヤーだらけです。極地会場でだけ韋駄天できなくなる謎のスマホで遊んでる人もいましたし、極地期間中にナノポン作成で手持ちダイヤほとんど全部溶かした剛の者もいました。
そんなんでちゃんとやれんのか?という事の答えが今回の元首戦です。

ギルドの中で「勝てないかもしれない」って空気になったら途端に人員が欠乏してしまう。当たり前です。相当モチベ高くなきゃ仕事休んでゲームなんてやれない。
こうしたどこの国でも学べるはずのギルド運営の基礎を知らないから、予備兵力育成場を担当するはずだったH2Wの機能をうっかり殺してしまったし、smkもそうなる可能性はありました。(数子さんがHoF所属希望するかもの話したとき、でなちはどちゃくそ喜んでたので)

最後に戦闘知識について。これはあるあるすぎて特に取り上げるのもどうかと思ったのですが一応。でなちは基本的には特別強い人の意見か運営からの回答しか聞き入れません。そしてSteelerは新しい彼女と遊ぶのに夢中でしたしTTもs570で引退していたので(一瞬他人アカウントで蘇生しましたが)ほぼ野放図でした。
具体的には「ギャザーでのリベンジは全てキャプテン準拠だよ」と検証の戦況報告作って渡したのですが、運営がそうではないと言ったからということで極地前にT13リベ強研究を完了させるようHoF内で全員に厳命していました。プレイヤーによっては本来戦闘中の回復に使えたかもしれない汎用ブーストが2年分消えた可能性もあります。

以上。
ここまであしざまに施策にケチつけておいてなんですが、ふつーです、ふつー。もし最強アカウントとGoogleプレカ10億円分いきなりぽんと渡されたら10人に3人くらいは似た失敗しちゃうと思います。暴れちゃうぞって匂わせたこともほんの少しあるけど実際に焼いたことなんてないし我慢して遊んできた方じゃないですかね。少なくともパズサバ世界のパブリックエネミーのような扱い方をする人がいるのは理解できないです。

それにs49からKingさまを引っぺがしてs266と対峙させ続けたっていうことはでなちにしかできなかったことだと思います。この点考えるなら他の誰がHoFの代表やったって今よりましになったとは思えないです。他じゃまず勝負にもならなかった。
なんならHoFの最大の敗因はSteelerの興味がゲームから離れたことでしょう。彼がH2Wのリーダーとしてでなちを教導していたら全く違った未来があったと思います。2023のs441の躍進はSteelerの狂気によるもので、彼が一度冷めたならもう特別な州じゃなくなるのは仕方ない。

そういうわけで、わたしが考えるs441の凋落の要因はでなちがどうこうじゃなくてSteelerの新彼女が美人すぎるのが良くなかったっていうとてもしまらない結論になります。まー、でもソシャゲのコミュニティの崩壊ルートとしては王道なのかも。

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