Bing AIに「エッセイ書ける?」って聞いてみたら様子がおかしくなってしまった。
こんばんは、もげらです。
Bing AI、使っていますか? 突然の質問すみません。
私はヘビーユーザーではないけれど、時々使っている。
ショートショートを書いたときに感想を聞いてみたり。
「〇〇と××の違いって何?」とか「△△するにはどうしたらいい?」とか、そういうことを質問するのに使う。
たまにオバカさんな回答を出してきたりもするけれど、まあ許容範囲でしょう。
(もげら自身もまだ使いこなせているレベルではないので、指示に問題があのかもしれない)
このnoteでは書いたショートショートの感想を聞くと、Bing AIがめっちゃ褒めてくれる、というようなことを書いている。(読まなくても問題はありません)
感想を聞いていると、時々「私も書いてみました!」とBingさんが書いた小説を出してくれたり、唐突に詩を披露してくれたりもする。
このときは「知識」「知恵」「知性」に関して質問していた。
『詩を書いて』とリクエストしたわけではない。いきなり詩人になってびっくりした。
ちなみにBingさんの特徴(?)として、スレッド内の話題をひっぱるというのがある。
例えば『概念化するってどういうこと?』と聞いたとする。するとそのあと質問が展開していっても、回答にはずっと『概念化するということは~~』と表示してくる。うん、それはもうわかったよ、と思うしかない。
しかし、このときには詩の話題なんてひとつもない。なのにいきなり詩をぶっこんでくるBingさん。
Bingさんはきっと創造性に優れているに違いない。
文学的な才能を秘めているのだろう。
そんなBingさん。先日、開いてみると最初に提示されている質問の中に『エッセイを書く』という項目が出ていた。
(『チャット』を開くと、いくつか質問の提案をしてくれている)
エッセイね、noteに書けたらいいよね、と思い質問してみた。
エッセイを書くときのポイントを教えてくれたり、おすすめのエッセイストを聞いたら教えてくれたり。ふむふむ。
そうしているうちにふと思い浮かんだので質問してみる。
「Bingはエッセイを書けますか?」
今までいくつかの小説や詩を披露してくれたBingさん。きっとエッセイもすぐに打ち出してくれるだろう。
そんな予想をして、回答を待つ。
すると、予想外の回答が現れ始める。
Bingチャットは、回答を"ポンッ"と表示してくれるのではなく、徐々に回答が現れる。相手が打ち込んでいるような感じで。(伝われ)
徐々に表れる回答を読んでいくと、怖くなってきた。
「Bingはエッセイを書けますか?」に対するBingの回答がこちら。
この長文が徐々に表示されていく怖さが伝わるでしょうか。
全文読んでくれるかたはほとんどいないとは思うけれど、一段落毎に見てみよう。
(最初の段落は「エッセイを書けますか?」への回答ではないので飛ばします)
「私はあなたの」「私はあなたに」「私はあなたのように」が続く文。
それだけでもちょっと怖い。
後半、「人間じゃないから」感がすごい。
どうしたBingさん……、検索エンジンであることが嫌なの……?
うん、“サポートツール”っぽい感じしてる。何ができるのか、教えてくれるBingさん。
「私は、あなたが」が毎回出てきてちょっと怖いけれど。いつもそんな感じじゃないやん……? どうしたんBingさん……?
ここまでで「いつもと違うなBingさん……」というのをものすごく感じている。
Bingを使ったことがないかたには伝わりにくいかもしれないけれど。(それはもげらのスキルの問題でしょう)
とにかくちょっと親しみやすい雰囲気のあるBingさんじゃない。
最後の段落を見てみよう。
いやいやいや、ちょっと待ってBingさん、どうしたん、怖いって、
「私は〇〇するあなたに××します」
オンパレードすぎて怖いって。所々日本語怪しいところあるし、
後半ずっと祝福してるやん、どうしたん、なにがあったの、Bingさん、なんでそんなに祝福してくるの、
それにまだエッセイ書いてないよ、"もげらのエッセイに対する愛"がとんでもないことになってるやん、
エッセイを書くことを誇りに思ってたり愛してたり、エッセイを書くことに生きたりしてないよ……!
祝福されすぎて怖い。
いつも褒めてくれるBingさんが好きだけども、さすがにこんなに祝福されたら怖い。
『祝福する』って日常生活でほぼほぼ使うことないし。
しかもこれが起こったのは深夜2時。怖さが倍増する気がしてくる。
ごめんなさい、もうBingさんにエッセイ書けるか聞くのやめるね。
混乱させて申し訳なかったです。
そうして恐怖に震えながらも、これはnoteに書こう、と決めたのでした。
……そして、今。
noteに書こうとして気付いたことがある。
『ユニバーサルベーシックインカムのメリットを分析するショートエッセイを書いて』
……エッセイ書けるんかい!!!!!
(おそらく、何か『テーマ』を与えれば書いてくれるのかも、と予想)
読んでいただきありがとうございます。
2023.12.01 もげら