重商主義とは?
16世紀から18世紀半ばにかけて、ヨーロッパの絶対王政国家で採用された経済政策・思想です。
重商主義とは、国家の富は金銀など貴金属の蓄積で決まるという考え方を持っています。
そして、金銀などを蓄積するために国内産業を保護して輸出を促進します 。
一方、輸入は高い関税をかけて抑制します。
そして、輸出と輸入の差額によって富を蓄積していきます。
なぜ絶対王政国家は重商主義を採用したのか?
絶対王政国家は、国の力を強くするために官僚制度と常備軍を持ちました。
しかし、官僚制度と常備軍の維持には、多くのお金が必要となリます。
その多くのお金を得るために、絶対王政国家は重商主義政策を採用しました。