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ことのはのとこ【回文】

『軽いノリノリのイルカ』

満島ひかりさんが好きだ。
『First Love 初恋』、『 Woman』など、好きな作品がたくさん。声が好き。たたずまいが好き。

又吉直樹さんも好きだ。
正直小説は読んでないのだけど(読めよ)、
エッセイを読んだり、YouTube『渦』を見たり、
せきしろさんと一緒に出している自由律俳句の句集を集めたりしている。

そんな2人が本を出すと聞いて、私は浮き足立った。
行ってみたかった個人経営の書店で購入。
本を大型書店で買うのと、街の一角の小さな書店で買うのは何か違う雰囲気がある。
なんか思い出にもなるし。

表紙カバーも中身もすてきなデザイン

満島さんが作った回文をもとに、又吉さんが物語を作る。
そうすると、読者はなんともいえない不思議なワールドにいざなわれる。
ぷかぷかと言葉の世界で浮いているみたい。

回文作り

読み終えて、自分でも回文を作ってみようと思った。
車の運転中やお風呂に入っているとき、寝る前、
日常生活のすきまでぼーっと考える。
回文の芽🌱が育ちそうな言葉を見つけたらメモする。

言葉を足してもうちょっと文っぽくしたい芽たち

そこらじゅうにあふれる単語たちをつなげたり、削ったり。
完成した回文は、ロルバーンに作った回文ページに書き足していく。
苦労して作った回文たちがだんだん蓄積されていくのがうれしい。
そんな蓄積の一部はこちら。↓


・無糖を疎む(むとうをうとむ)
・ラッコ、つら(らつこつら)
・いたいけな携帯(いたいけなけいたい)
・傷痛むけど煙たい、ズキ
 (きずいたむけどけむたい、ずき)
・すましたお顔足します
 (すましたおかおたします)
・大会にイカいた(たいかいにいかいた)


なんかシュール。笑
どうせ作るなら、意味の通るものを作りたい。
そして満島さん又吉さんの真似っこで、回文に物語をつけてみたい。
(いつかこのnoteでやってみたい!)

最後に

大学の文学部で受けた講義で聞いた回文を今でも忘れられない。

世の中ね、顔かお金かなのよ。
(よのなかね、かおかおかねかなのよ)

こういうやつ!
作るならこういうやつ作りたいのよ。
そして、回文作りながら、
アナグラムもおもしろいだろな〜と思っている。

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