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マスクは入場整理券と割り切る私は横着?軟弱?

2年半に及んだコロナ騒動もそろそろ収束に向かいつつありますが、マスクの着用はもはや日本人の習慣となったようで、大部分の人は屋外でもまだマスクを着用しています。

私はマスクの感染予防効果はほとんどないと考えていますが、マスクをしたい人はすればいいし、したくない人はしなければいいという中立的な立場です。私は理屈に合わないことは嫌いですが、世の中と適当に折り合いをつける道を選んでいます。以下は私が考えていることの、単なるつぶやきなので、適当に流してください。議論はしません。

(12/17追記)
我が尊敬する、京大の宮沢先生もマスクテキトー派のようです


政府の見解

最近では、熱中症への懸念もあるからか、厚労省や文科省も「マスク着用を一律に求めてはいません」と言っている。「マスクのせいで熱中症になって亡くなった」と言われたくないので予防線を張っているのだろう。その気持ち、わかるわかる。
屋内でも、「他人との距離が2m以上確保でき、ほとんど会話しない場合はマスク不要」とはっきり言っている。

環境省まで出動して「屋外ではマスクをはずしましょう」と言ってる。

ある統計によると、「日本人は政府への信頼が低い」らしい。だから政府の言うことなんか聞かないのだろうか? いや、その割にワクチンは政府の言うがままに大勢の人が打っているのだが・・・。

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA2003M0Q1A620C2000000/?unlock=1

日経新聞電子版より 21.8.17


いろいろな場所でのマスク着用について

私は、マスクは「通行手形」か、「入場整理券」のようなものだと考えている。感染予防効果の有無など、この際関係ない。「ルールだから」の一言で片付けられるのが現実である。
あるサービスを受けるのに対価を支払う。これが現在では「マスク着用」も該当するということなんだと割り切って考えることにした。

勤務先

私の勤務先は田舎に立地する製造業である。
マスクに関して、「政府の見解も出ているんだから、もっとルールを緩和してはどうか?」と提案したのだが、「本社の指示が出ていないから」とあっさり却下。やはり、いざという時に責任取りたくない「なにかあったらどうするんだ症候群」だろう。まぁ、上の立場もわからんでもない。
だから、会社の建物の中では一応、マスクをしている。月給もらっているサラリーマンだし、言い争って得なことは何もない。その代わり、建物を出たら即刻マスクを外す。ある意味、ONとOFFの気持ちの切り替えにはなっている。

映画館

私がよく行くイオンシネマ。館内、上映中はマスクをしてください、とアナウンスしている。ただ、ポップコーンやドリンク類は販売しており、上映中に飲食をする場合はマスクをはずしてもいいらしい。では、ポップコーン買った人と買っていない人で、なにか感染リスクに違いがあるか? 当たり前だが、「違いはない」。だからポップコーン買わない私も、上映中はマスクを外す。マスクは暑苦しくて映画鑑賞に集中できないし、そもそも誰とも会話しないから飛沫も発生しないので。ちなみに先日観た「トップガン マーヴェリック」では、隣の若者が最初から最後までポップコーンをかじっていた(もちろん、マスクは外して)。
そもそもポップコーンを販売している時点で、運営側もコロナの感染リスクなんて大したことないと思っているに違いない。「やってる感」出さないと体裁が悪いからとしか思えないのだが、どうだろうか?

店舗・レストラン

大抵の店は感染症対策と称して、「入店にあたってはマスクの着用をお願いします」と言っている。私は、マスクを「お願い」している店にマスクせずに入ったことはない。店員が「マスクしないやつはとんでもない」と思っているか、「マスクなんて意味ないけど」と思っているかわからないが、ここで余計な言い争いをするのはお互いの精神衛生上よろしくないだろう。

電車の中

たまにしか電車に乗らないのだが、最近はマスクを外している。理由は映画館と同じ。 別に咎める人もいない。

屋外

当然だが、マスクはしない。
お上が言うのだから、間違いはないだろうww


残念に思うこと

私がこのように「てきとーな対応」をするのには理由があって、マスクの効果を信じていないだけでなく、マスクの実害についても、ワクチンに比べてそんなに高いものではないだろう、と楽観視しているからだ。SNSやブログではさかんにマスクの害について書かれているが、どうなんだろう? さすがに炎天下で我慢しながら着用するなんてのは論外だが、そんなことしなければ、命にかかわるようなこともないと考えている(ここは個人の見解の分かれるところだが)。
ただ、若い人や子供がマスクをして通学している姿を見るたびに残念な気持ちになる。精神の発達やコミュニケーション能力獲得の観点からは、マスクの着用は全くもって同意できない。大人でもそれは当てはまる。会社のある部署の人の話。他部署からの応援者が1年在籍したのだが、結局その人の素顔を一度も観ることはなかった、というエピソードもある。テレワークの普及とともに、コミュニケーション面での問題点は否めない。

マスクを外そう!というパンフレット(瀬戸子ども笑顔の会)
いいこと言ってると思う。


どこでも鼻出しマスク

きれいな空気を吸いたい。夏場の暑苦しいのはたまらん。」と思う。
妥協策として私が選んだのは「鼻出しマスク」。鼻にはマスクをかけず口は覆うやり方。基本、私は鼻呼吸の人なので、鼻さえ出していれば問題ない。「それって意味ないじゃん。」ってツッコミ入れる人、あなたのマスクはウィルスを遮断できるのか? ネットで検索すればすぐに分かることだが、マスクによるウィルス抑止効果はない。
どうせ効果ないのなら、苦痛は少ないほうがいい。 鼻出しマスクのいいところは会話していても「飛沫は防いでるよ」と言い訳できること。よほどおせっかいな人でない限り、鼻出しマスクにクレームをつける人はいないと思うのだが、いかがだろうか?
類似のパターンで、「顎マスク」もあるが、これをやるぐらいだったらマスク完全に外せば?と思う。

日本的な気質について

日本人は同調圧力が強い、という人もいる。たしかに他人がやっているから、なんとなく同じことをするというのは多いのだろう。ただ、私がマスクしていないことに対してクレームをつける人もいなかった。これが一時期の欧米(今なら中国?)だったら結構ヤバいこと(暴力沙汰)になっているのでは・・・? その点、日本人って、わりと寛容だと思う。自己主張せず、波風を立てずに上手に流す。どうでもいいことには目くじら立てずに適当にやりましょう、という感じだ。それはある意味、「生活の知恵」なのかもしれない。

海外ではもうマスクを着用する人は少数派で、日本との差は特にスポーツ観戦では顕著に表れている。サッカーワールドカップ予選(キリンチャレンジカップ2022)で日本人の観客がブラジルのサポーターからバカにされたのは最近の話。
日本では今後もしばらくは「国民皆マスク」状態は続くのだろう。

ここまでの話、マスク推進派の皆さんからは「なんていい加減なやつだ」と思われそうだし、アンチマスクの方々からは「根性ないやつ」と言われそうだ。 だが、実は多くの日本人が、私のように「状況によって適当に妥協しながら適応」しているのだと思う。
マスクのバカバカしさには多くの人が気づいていると思うから、少しずつではあるが、状況は好転していくと信じている。

関連記事など(随時追加)

そもそもマスクに感染予防効果はあるのか?

例えば、医師による以下のコラム。
「結論だけ書きますと、所謂マスク(サージカルマスク)に感染予防効果はありませんでした。なんと、感染者自身がマスクしても同居の家族の感染率は変わらないという研究も出ています。インフルエンザにおいては、感染しないさせないどちらにも無効でした。」

永遠にマスクしとけば(笑)

中村篤史さんのnoteがおもしろい。その感覚、わかるわかる。
皮肉たっぷりだが、マスクの効能というものもあるのだな。面白い視点。
「…たとえば、歩きタバコ。最近見ないですね。マスクつけながらタバコ吸えませんものね。あと、道端に痰を吐いたり、ガムを吐き捨てる人。これも減りました。痰を捨てるのに、いっぺんマスクを顎にずらさないといけないというそのひと手間のせいで、痰吐きを思いとどまるみたいです。タバコのポイ捨て、痰、ガム。そういうのがなくなって、街の美化につながった。マスクの思わぬ効用ではないでしょうか。」

マスクしたい心理はどこからくるのか?

いしいじんぺい氏の日本人のマスクに関する論考もおもしろかった。
「…..不安な時、恥ずかしい時、日本人は顔を隠します。「合わせる顔がない」「顔向けができない」「どの面下げて」「面目ない」と感じます。
顔と名前は、個人を特定するために必要な情報です。特に顔は、会った人に一瞬でその人を特定される情報です。顔を隠すということは、個人であることをやめることを意味します
個人をやめるということは、群衆化することです。顔を隠すことは「自分は主体的な意志を持った一人の人間ではなく、群れの一部ですよ」という意味があります。
英語でsheepは複数形がなく、羊もしくは主体性のない人を意味します。何匹いても一つの群れなのです。
群衆化すると、個人として攻撃されにくくなります。どんなに悪いことをしても自分の責任ではないように思えます。また大きな群れにいるほど攻撃を受けにくくなり、戦いになれば有利です。
ですから、不安になればなるほど群衆化して大きな群れに溶け込みたくなるのは、セロトニンレセプターSS型の習性としてとても理に適ったことと言えます。
マスクは群衆化するためのツール、そして今の社会に感じている不安を表しているのかもしれません。」


マスク関連ツィート(随時追加)

これは笑った

「すれ違っただけで感染する」は有名なデマ


たしかに、炎天下のマスク着用は我慢比べ大会

村井知事のように、トップが率先して実行してほしい。

ディズニー、やり過ぎ

正論だね

「マスクを卒業しました」いい表現だね

なるほど、そういうからくりね

マスクしてなくても感染しない。マスクしてても感染する。


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