見出し画像

【メモ】日経225CFDの4時間足トレード

今まで日足や4時間足の13MAを使ったCFDトレードについて書いてきた。

https://note.com/mofuneco/n/n2cafa83c4282

https://note.com/mofuneco/n/n4dc7df6ee14c

日足トレードはシンプルな上に、1回の利益が大きい。半面、エントリーチャンスが少ない(月1回ぐらい)。
4時間足トレードはチャンスは多い(週1回ぐらい)が、日足より利幅は小さく、ダマシで損切りになりやすい。チャートは日足より頻繁にチェックする必要がある。

上記どちらも使えると思うが、今回は4時間足を使って日足の13MA相当の利幅を狙う方法について検討してみた。

簡単に言えば、日足13MAの代わりに4時間足の75MAを使う。これだけ。
1日は24時間(4時間の6倍)。日足の13を6倍すると78になる。
少し乱暴だが、4時間足で78MAを見ていれば日足の13MAを見ているに近いと言える。設定を78MAではなく75MAにしたのは、トレーダーがよく見ているのが75MAなので。

参考までに日足と4時間足のチャートで見ると、MAはほぼ同じような形になっていることがわかる。4時間足の75MAを使うほうが、初動を早く捉えられそう。

6月以降の日経225日足 赤線は13MA 
6月以降の日経225 4時間足 青線は75MA


トレードルール

今回検証に使ったTradingViewのチャートはこれ:

OANDA証券日経225

ルール
・4時間足の終値が75MAをブレークしたことを確認し、次の4時間足の始値でエントリーする。
・ロングの場合、損切りは75MAをブレークした足の安値か、直近(ローソク足3本以内)の安値から少しずらした位置に設定する。ショートの場合は同様に高値から少しずらした位置に置く。
・ボラティリティ(値動きの変動)が小さい場合は利確幅は500程度とし、ボラティリティが大きい場合は利確設定せずに状況を見ながらトレーリングストップを入れていく。ボラティリティの大きさは、ボリンジャーバンドの±2σの幅などを参考にする

13MAを使ったトレードの際、エントリーはブレークの2つ後のローソク足に設定していたが、今回は思い切ってブレークした次のローソク足から入るようにしてある。過去チャートを検討した感じでは、ダマシも多少あるにせよ、損切り幅は比較的小さく抑えられそうなので。

検証結果

これは今年の4時間足チャート。縦の青線は75MAブレークポイントで、値幅はだいたい2400〜3200ぐらい)。6月は変動が少なく、利幅が小さいか、多少の損切りが発生しているようだが、全体を見れば問題ない。
例外として、8/5の暴落時に13MAルールを適用したもの(白の縦線)を追記した。このときの利幅は6000を超えていて、(実際に取れたかどうかは別として)絶好の機会だったと思う。
4時間足を使って、13MAと75MAをうまく使い分ければ、長期的に見てかなるの利益を得ることができそうだ。

日経225 4時間足 

これは最近の4時間足チャート。13MAルールのブレークポイントも追記してある。白線は利益になるが、赤線では損切りか、僅かな利益しか得られない。いわゆる「ダマシ」である。75MAの場合はこういうのが少ないと思う。


上記は日経225の場合だが、もちろんNYダウやNAS100のCFDでも使えると思う。

トレード記録

ここから先は

64字

¥ 100

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?