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トランプの隠れ多極主義

2025年1月25日 田中宇の国際ニュース解説
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概要
ドナルド・トランプの大統領就任により、米国は多極化対応を重視する政策へと転換しつつある。彼の政策は、国内減税や高関税、国際支援の停止、エネルギー開発再開などの既知の方針に加え、米州主義を軸とした多極化への対応が顕著である。特に、国際支援の停止や首脳外交を通じて、非米側諸国との関係強化を図る姿勢が見られる。バイデン政権下で失速した首脳外交に対し、トランプは露中印などBRICS諸国の指導者と対話を重ね、朝鮮半島問題の進展も視野に入れる。彼の外交方針は、多極型世界の容認と連携を志向し、米単独覇権の放棄を示唆するものと言える。加えて、米欧エリート層への批判や、右派勢力との連携を進める姿勢も顕著であり、既存の英米主導の地政学的枠組みを再考しつつ、米州全体の統合を目指す「隠れ多極主義」の色彩が浮き彫りとなっている。

出典:https://tanakanews.com/240125trump.htm

所感
トランプ大統領は本腰を入れて首脳外交をやるだろう。石破首相はついていけるだろうか(ちょっと無理かも)。安倍晋三がCIAに暗殺されずに生きていたらなぁ、と思う。
暗殺といえば、ケネディ暗殺の機密文書も公表するらしい。どこまで切り込むのか注目したい。

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