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コロナ・ワクチン関連記事

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2021年9月の記事一覧

【新型コロナ】テレビで報道しないワクチンの話

新型コロナウィルスのパンデミック発生から、これまでにない異例の速さで開発され、2020年末に「緊急承認」という形で承認を受けて、世界中で接種が進んでいるコロナワクチン。 日本での接種状況は、厚生労働省のサイトから見ることができます。 世界規模での接種状況は以下のページから確認することができます。このサイトはコロナ感染者などのデータも調べることが出来るので非常に便利。 通常、開発に数年かかるところを、1年もしないうちに実用化されたのがコロナワクチン。その安全性について不安

リスク社会とワクチンの暴走(5)システムに取り込まれないように抵抗する

 システムに対抗するためには、システムに取り込まれないように闘うことが必要です。そのとき味方となるのは,人間によってシステム化されていないものです。それは自然です。そもそも近代社会のシステムは、人間の最大の脅威であった自然を徐々にコントロールしようとしてきた結果です。ですので、常に外部である自然がシステムにとっての最大の脅威になります。  このことは福島原発の事故を思い起こせばよく分かるでしょう。コントロールされていたのは、システムによって想定されていたリスクだけで、それは

【新型コロナ】ワクチン副反応の原因とは

これまでのところ、欧米そして日本でも人口の半分以上が2度の接種を終えた新型コロナウィルスのワクチン。 接種開始から半年以上が経った時点で、いつの間にか、ワクチンの目的が2020年の開発当初に考えられていたような「コロナ感染を防ぐ」や「集団免疫を獲得する」から、「コロナ感染の重症化」を防ぐ、へと目的が変わってきています。 その原因とされているのが、インドでの感染爆発をきっかけに、国際的な航空便の激減しているにもかかわらず世界中に広まったと言われる感染力の強い「デルタ変異株」の

mRNAワクチンは従来のワクチンと何が違うか?

今回のmRNAワクチンは何が違うのか? 生物学が好きでない方向けの説明 従来のワクチン(インフルエンザ、HPV等など) ・病原体の一部を体内に入れる事により、体の免疫を事前に鍛える。 ・対ゾンビ戦で例えるなら、ゾンビの右腕を城内に投げ入れて模擬戦を行う。 今回のmRNAワクチン ・病原体の一部を産生する人体工場へ細胞を変化させる薬剤。 ・元々自分の体の一部であった物が、コロナウイルスの一部に作り替えられる。 ・その元々自分の一部だった物を病原体の一部として、体の免疫を事

宗教化するワクチン論争(7)軽々しく利他を口にする人たち

 利己と利他の関係は,最も基本的な倫理的課題であり,宗教的な課題でもあります。人間がいかに生きるべきかという,とても深遠な課題です。しかし,そのような重大な問題であることを全く考慮に入れず,新型コロナワクチンをめぐって利他を強調する主張や宣伝が,世界的に垂れ流されているのは,由々しき問題です  たとえば,有名なところでは,8月くらいから,政府広報として元サッカー日本代表の内田篤人氏を起用して,「あなたとあなたの大切な人を守るためにも,ワクチン接種をご検討ください」と言わせて

宗教化するワクチン論争(5)粗雑な専門家のリテラシー

 新型コロナワクチンにはデマや誤情報が出回っていて,一般人がそれに惑わされて接種を控えている。これは社会的大問題なので,デマを一掃しなければならない。これが,世界中の政府と政府を支援するマスコミや専門家の一致した見解のようですが,彼らは何を基準に,ある情報を「デマ」と判断するのでしょうか。もし,それが間違っていたら,彼らこそ,「デマ」を流していることにならないのでしょうか。  ここでは,感染症医で最近大阪大学教授に就任した忽那賢志氏が「文藝春秋」2021年10月号に掲載した

【一次情報あり】新型コロナのmRNAワクチンは人間の遺伝子組み替えが可能

以前の記事の通り、新型コロナウイルスは人間のDNAに取り込まれる可能性があることと、ファイザー・モデルナのmRNAワクチンは長期間分解されない改造が行われていること、また、ファイザーやモデルナのmRNAワクチンはスパイクタンパク質全体を抗原とすることや、後述しますが体内の逆転写酵素によって逆転写が発生する可能性があることから、mRNAワクチンの核酸配列が、人間のDNAに取り込まれ、長期間(場合によっては一生涯)に渡ってスパイクタンパク質を生成し続ける可能性が十分にあると言えま

コロナワクチンによるプリオン病と神経変性の可能性について: マサチューセッツ工科大学 (MIT) の総説論文から

コロナワクチンのスパイクタンパクは血管を障害する毒性を持ち、脳の血管を傷付ける事で頭痛、吐き気、めまいやブレイン・フォグを引き起こしたり、脳梗塞などの原因となる事があります。これは短〜中期の副反応です。脳に対する長期的な副反応 (副作用) としては、スパイクタンパクがプリオンとして作用し、脳変性を起こす可能性が指摘されています。これはスパイクタンパクのアミノ酸配列から推定されるもので、接種から長期間が経過してみないと実際には分からない事の一つです。プリオンは微量の摂取でも長い