最上もがからの、一夫多妻にコロナと鈴木涼美を少々。

最上もがさんのツイートですごく心の琴線に触れてるものがある。



「世の中こんなに独身男性がいるのに、なぜ既婚がモテるかを考えたら、現代男性の”傷つきたくないから受け身化“が凄まじくて、既婚はすでに一人ゲットできているという心の余裕からガツガツいくから女性が魅力を感じてしまうのでは?とか思ったりしました。」

「念のため、”不倫は男が悪いよ!!“って言ってるわけじゃなくて、最近恋愛バラエティ系みてても男性の草食化すごいな〜と感じてたのと、魅力的な男性って外見云々とかスペックじゃなくて、引っ張ってくれる感じとか、心の余裕とか話しやすさとかだなあなんて思ったからでした。!ぼく個人の感想。」



これを読んで、もちろん、絶賛傷つきたくない路線のど真ん中を行く僕としては、独身畑に生還した者としても、モヤモヤしたり、傷口をえぐられる感はすごくずっとある。


けど、ほぼ全文に関してめちゃくちゃ同意していて。


男性に限らず、どのコミュニティでも、モテたり、人が群がる現象はあって、日陰があるから日向があるが如く、それは基本固定メンバーである。


ヒエラルキーの法則なのかなんなのかは詳しくないが、2:4:4みたいに、限られている気がする。


それが既婚であれ、未婚であれ。


当然、人気物件は、魅力的な買い手と接する事も(そうでない事も多い苦労はごめんなさい、僕の畑では割愛させていただきます。多少は存じあげてますが…)多く、既婚になる場合が多い。


いくら、多様性の社会、令和の世とは言え、コロナに侵され、コロナ離婚だなんて風潮が持ち上げられても、恋愛市場で強く、結婚して、出来れば子供も居て〜の王道コースは、未だに多くの若者の心の安定に繋がる。



けれども、SNSの発達によるのか?、他人と自分を比べて、「自分なんて…」と、恋愛、結婚市場から自ら去ってしまう人達も多いのだとか。僕の周りでは、男性に多くそれが見受けられる。


その事自体は、僕自身もそうであることから、同情しかない。「そりゃあそうだよね」って感じだ。



自信を無くすのは甘えだし、どの分野でも何かを得ようとすれば沢山傷付くし、努力は必須だ。恥ずかしい想いもたくさんするだろう。



それは正義なんだろう。



そういった意見には(もがさんがそうだと言っているのではない、あのツイートから想いを派生させているだけ)、気圧されて反論も出来ず、意見の砲弾が落ちる音がしない奥地まで逃げるしかない。



これが、たぶん僕と同じ畑の、草食化した住民だ。互いに交流はなくとも、なんとなく生態は想像出来る。




だから何が言いたいかって言うと、ここからが一気に話が飛躍するんだけど、




肉食系、強者の人達、いろいろと頑張れよってことだ。



いきなりなんだと言われるかもしれないが、もうその群がった形が一番良い形なんじゃないかって事だ。


最近は、多様性の波と離婚率から、一夫一妻制に無理がある、という論調もよく目にする。


だから頑張ってほしい。



モテる男性は、上手く不倫や浮気をしてほしい。


昨今見直されてきている、フェミニズム的なものにも僕は概ね賛成だ。エマ・ワトソンが言うように、平等を望むのならそれがフェミニストなら、僕もそうなるのかもしれない。


けど、そういうのも、渦中の人が一番頑張らないと。

渦中の人に一番届かないと。


僕達が関係ないとは言わないが、日常生活で濃厚接触に全然縁が無い僕達のところに、そんな正義の回覧板が回ってきても、活かせる機会の差は激しすぎる。女性と話すと誰でも必ず異性の話題になるが、こちらの畑の男性と話しても、異性の話題になる事は希少だ。



同様に、あなた達に群がる異性や、あるいは同性の、恋愛結婚市場に生きていたい人達も、出来るだけ数多く愛して、幸せにしてあげてほしい。


あらゆる事に気を配りながら、記念日や両家やセックスの頻度や質や家事の分担、子供の教育に、日々の言動や行動に、そのバイアスに、収入に、映えするスタイルやオシャレや友人やスペックに、全てに期待に応えて相手の立場に寄り添って、それを希望者の数だけ必ず応えてあげて、不満の出ないよう、バレないように、細心の注意を払いながら、身を粉にして生きてほしい。


ここで、詳細が男性的なものに偏っているのは、多重パートナー生活(ポリアモリーでしたっけ?)には、男性が圧倒的に向いていると思うからだ。


どれだけモテる女性でも、妊娠出産を男性に置き換えるスタンド能力を持った人はいない。(映像作品時代からファンの鈴木涼美さんも、以前にヒモ男を取り上げた記事で、妊娠出産が代替出来ない事から低収入低スペックのヒモ男はどんなに優しくて家事が出来てもやはり結婚には不向きという友人がいたとか、確か何かの連載で書かれてたっけ)

その命懸けの一大イベント、動物的にも、生殖繁殖的にも、多重パートナー制は残念ながら、男性が多く獲得出来る事になるだろう。

もちろん、子供は欲しくないというモテ女性もいるだろうし、セックスを介さず執事や社員的に周りを固めさせるなど、女性サイドもやり方は様々だろうが、上記の通り、まだまだ昭和的心の安定から抜け出せない日本では、僕の周りを見渡しても、女性はなんだかんだ結婚がしたいし子供が欲しい。

もちろん絶対じゃないけど、まだまだそういう女性はめちゃめちゃ多い印象だし、そこはもがさんの言う通り、男性の方が傷つきたくなくて草食化し、市場から去る人が多い。逆に、僕の周りを見渡してみても、女性は逞しく、男性と比べてまだまだ外見や年齢で理不尽に判断されがちなのにも関わらず、アプリや婚活などに登録してトライアンドエラーを重ねて、確実に日々レベルUPしている。誰でも、何度でも、何歳でも、粘り強く恋愛結婚市場で生き残ろうとしているように思える。


なので、是非、幸せにしてあげてほしい。本当に、幸せになってほしい。どうせなら、そっちに税金を投入してほしいくらいだ。今の僕からは、微々たる額しか払えないが、もっと稼げるようになれば、きっと…


さらに言えば、もう浮気や不倫に対して、もう悪い感情は持たないようにしてほしい…


せっかく良い物件なんだし、数は多くはないのだから、みんなでシェアしてほしい。


これを浮気や不倫からは最も遠い畑に居る者が提言しているのが滑稽だ(笑)


けどしょうがない。モテもしない上に、傷つきたくなくて歳だけ重ねた我々のところには、コロナは寄ってきても、魅力的な異性は絶対向こうからは寄り付かない。

だからと言って、絶対に傷つきたくないし、自分から異性に寄り添う努力なんてしたくない。羨ましく思う気持ちはある癖に、向こう発信じゃないと、何も出来ないし、何もしない。


我々の信念は、年月を重ねるごとに、健常者であるにも関わらず、歪に凝り固まっていく。いずれ来る孤独死の情景がだんだん形を帯びてくる。(まぁ、コロナのせいで、誰からも隔離され続ける死も、ある意味孤独死並みに残酷だし、そこに家庭やパートナーの有無は関係なくなってきているのかもしれない。)



だからこそ、心の中で強く願う。もう、浮気だ不倫だ不毛な争いは止めよう。恋愛も結婚も、男女格差や差別や蔑視も、“求められる男性”に、とにかく頑張ってもらおう。それがきっと、令和の幸せのカタチだよ。




求められる男性が大変だとか、身が持たないなどはしった事ではない。文字通り、身を粉にして働けばいい。短命で死のうが、ばら撒いた精子は、次の求められる者を作ってくれるさ。我々は、ひっそりと、孤食が許されるスペースで、インターネットとTENGAとVRとAIで、以外と長生きしながら、活かせる機会は皆無だけど、知識だけは取り入れながら、無縁仏に予約だけしつつゆっくりと、ダラダラと、いつも寂しいけどそこまで悪くもないよね的な余生を送るとしまーす。




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